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保育士の仕事内容をわかりやすく解説!1日の流れ・子どもの年齢別の仕事も
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「保育士の仕事内容をわかりやすく知りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。保育士の仕事には、子どもの生活習慣や社会性の育成、環境の整備、保護者対応、事務作業などが挙げられます。 この記事では、保育士の仕事内容について総合的に解説。働くうえでのイメージを固められるよう、自分の希望する働き方と見合っているかどうかの参考にしてみてください。
この記事のまとめ
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保育士の仕事は生活全般の支援や心身の成長をサポートすること
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仕事内容は子どもの年齢や施設形態、雇用形態などにより違う場合がある
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人間関係に悩むケースもあるが、子どもの成長を見られるやりがいがある
目次
保育士の主な仕事内容をわかりやすく紹介
保育士の仕事は、0歳から小学校入学までの子どもを預かり、発達段階に応じた生活全般の支援や心身の成長をサポートすることです。ここでは、保育士の主な仕事内容をわかりやすく紹介します。
生活習慣の支援
保育士は、子どもたちの生活習慣を支援する役割を担います。具体的には、子どもたちの食事や排泄、衣服の着脱などを介助し、日々の生活を送るうえでの基礎を養うことが必要です。
社会性の育成
遊びを通して、子どもたちの感情表現や協調性の発達を育むのも保育士の仕事です。保育士は、子どもたちが人間関係を形成してルールやマナーを理解し、他者と協力・調和することを学べるようにサポートします。
保育環境の設定
子どもたちが安心して過ごせるよう、保育環境を設定するのも保育士の仕事です。子どもの発達に応じて好奇心を引き出し、興味を広げて主体的に活動できるような環境をセッティングします。
保育環境の整備
保育士の仕事には、子どもたちが豊かに活動できるよう保育環境を整備することも含まれます。下記は保育における4つの環境構成です。
1.人的環境
人的環境とは、子どもたちの保育に携わる職員全体から構築される環境を指します。保育士が人的環境を整えるには、子どもたちが安心して過ごせる雰囲気づくりが必要です。具体的には、子どもに受容する態度を示したり温かみのある声掛けを行ったりし、安心感や自己肯定感を育めるよう促します。
2.物的環境
物的環境とは、絵本やおもちゃ、遊具などの子どもたちが関わるすべての物を指します。保育士の仕事としては、絵本の整理整頓やおもちゃの消毒、遊具の破損をチェックし、子どもがケガをしないように対策することです。午睡中にぬいぐるみや布団によって「子どもの口や鼻が塞がれ、呼吸ができないようになっていないか」も確認します。
3.自然環境
自然環境とは、動植物(動物・花・草・木)や自然現象(雨・風・雪)などのことです。保育士は子どもたちに動物と触れ合わせたり、植物を栽培させたりして、命の大切さを学ぶサポートを行います。
4.社会的環境
社会的環境とは、園や地域でのつながりを指します。園で開催する季節のイベントや地域との交流を通して、保育士は子どもたちが文化的な感性を養うのを促します。幅広い人と交流することで、子どもたちは社会の一員として生活するスキルを得られるでしょう。
保護者の対応
保護者対応も、保育士に任される重要な仕事の1つです。園で過ごす子どもの様子を保護者に共有したり、子育ての悩みや相談に乗ったりします。ときには、保護者からのクレーム対応を行うこともあります。面談や保護者会を開催し、相互の理解を深めるのも保育士の仕事です。
保育に関する事務作業(書類/それ以外)
保育士の仕事には、事務作業も発生します。書類に関する業務では、保育指導案(保育指導計画)や保育日誌、連絡帳などの作成が挙げられるでしょう。それ以外の業務では、備品の管理や発注、電話応対、新学期用品の準備などを行います。
詳しく知りたい方は、「保育士の事務作業はきつい?実際の仕事内容&効率化する方法を詳しく紹介」の記事をご覧ください。
行事の企画・準備・運営
保育士の仕事内容には、行事の企画・準備・運営が含まれます。以下は、保育園で開かれる行事の一例です。
入園式
遠足
運動会
発表会
誕生日会
卒園式
入園式や卒園式では、保育士ごとに役割を決め、進行表を作成します。遠足では、目的地の選定・バス予約・当日のスケジュール作成などを行うのが主な業務です。
運動会では、練習する場所がなければ公的機関の予約をしたり、飾り付けやプログラムを決定したりします。発表会や誕生会の場合は、出し物の選定・配役・舞台装置の準備・小物の作成などを担当します。
行事における保育士の仕事内容を詳しく知りたい方は、「保育園の年間行事!保育士の役割や活動のねらい、転職時の見極め方も解説」の記事をご確認ください。
1日の流れに沿った保育士の仕事内容

この項では、1日の流れに沿った保育士の仕事内容を紹介します。園や担当する子どもの年齢により異なる場合もあるため、一例として参考にしてください。
朝の仕事内容
以下は、保育士が行う朝の仕事内容です。
園内の掃除
室内の換気
安全確認・環境整備
子どもの受け入れ
子どもの体調チェック
自由遊び
朝の会・朝の体操
室内遊びやお散歩
朝は園内の掃除や換気、安全確認を行い、子どもを受け入れる準備を行います。子どもが健康かどうか、体調をチェックすることも重要な仕事です。自由遊びを見守ったあとは、朝の会で体操を実施します。
また、朝の時間は、歌・お絵描き・製作などの室内遊びをしたり、近くの公園を散歩したりする場合もあるようです。排泄の介助や手洗い、衣類の着脱援助などは、必要な際に随時行います。
昼の仕事内容
保育士が行う昼の仕事内容は、以下のとおりです。
昼食準備・手洗い誘導
食事指導・食事前後の異変チェック
昼食片付け
午睡準備
保育日誌や連絡帳の記入、事務作業
午睡終了事の作業
おやつ(準備、配膳、片付け)
自由遊び
昼は食事の準備や手洗いの誘導を行います。食事中の指導はもちろん、昼食前後に異変がないかどうかも確認が大切です。昼食を片付けたら、布団を敷いたりトイレを促したりして、午睡準備を行います。
子どもたちが寝ている間は、窒息や誤嚥がないかを確認しつつ、保育日誌や連絡帳の記入を進めるのが基本です。午睡が終了したら、保育士は着替えの援助や布団の片づけなどをして、おやつを準備します。おやつを片付けたあとは、自由遊びを見守ります。
夕方の仕事内容
以下は、保育士が行う夕方の仕事内容です。
絵本の読み聞かせ、帰りの会
保護者に子どもを引き渡す
延長保育利用者の対応(捕食の準備、自由遊びなど)
指導計画書の立案、保育日誌の記入、事務作業
職員会議(子どもや業務に関する連絡共有)
園内の掃除・片付け、翌日の準備、戸締り
夕方には、絵本の読み聞かせをしたり、帰りの会を実施したりします。保護者に子どもを引き渡したら、延長保育の対応を行いましょう。そのほかの時間は事務作業を進め、職員会議を開いて連絡事項を共有します。園内の掃除や片付け、翌日の準備、戸締まりが完了したら、1日の業務終了です。
なお、フリー保育士が勤務している保育園では、担任を受け持つ正社員の仕事内容が変わる可能性があります。フリー看護師は担任のヘルプや掃除、片付けなどを受け持つ傾向にあるため、正社員の負担が軽減されるかもしれません。
【子どもの年齢別】保育士の仕事内容
子どもは年齢によって発達段階が異なるため、保育士の対応も変えていく必要があります。子どもの年齢別に、保育士の仕事内容を確認してみましょう。
0歳児・1歳児の場合
0歳児クラスを担当する保育士の仕事内容は、食事・排泄・衣類の着脱などを介助する身の回り全般のお世話です。子どもの状況に合わせてミルクを与えたり、おむつ替えを行ったりします。必要に応じて、衣類の着せ替えにも対応するでしょう。0歳児は体調を崩しやすいため、健康状態のチェックも保育士の重要な仕事といえます。
1歳児クラスの仕事内容は、子どもが自分でできることを尊重しながらお世話します。1歳になると日々目まぐるしく成長するため、0歳児以上に一人ひとりに合わせた保育が求められるようになります。昨日までできなかったことが、急にできるようになる場合もあるので、子どもをよく観察する姿勢が必要です。また、1歳ごろは言葉を習得し始める年齢になるため、言葉遊びや絵本の読み聞かせも行います。
2歳児・3歳児の場合
2歳児・3歳児クラスを担当する保育士の仕事内容は、子どもの見守りと日常生活のルールを教えることです。子どもは2歳・3歳になると動きが活発になるため、よりいっそう安全に配慮することが求められます。
また、子ども同士で遊ぶ場面も増えてくるので、保育士が友達との遊び方を教えてあげることも大切です。日常生活のルールとして、子どもにおもちゃを片づけるように促したり、スプーンやフォークの使い方を教えたりもします。
4歳児・5歳児の場合
4歳児・5歳児クラスを担当する保育士の仕事内容は、子ども一人ひとりに合わせたサポートです。4〜5歳の子どもは個々の成長の差が大きくなるため、できることを伸ばしたり、適切な距離感でできないことを見守ったりします。社会性を身につける時期なので、ルールや時間を守る大切さを教えることも必要です。
4歳・5歳になるとイベントごとに対する理解も深まっているため、行事の練習や準備作業も発生する場合があるでしょう。
【施設形態別】保育士の仕事内容
ここでは、施設形態ごとに保育士の仕事内容をまとめました。保育園の種類について理解を深めたい方は、「保育園の種類とは?施設ごとの特徴の違いと保育士の職場選びのコツを解説」の記事をご覧ください。
保育園の場合
保育園で勤務する保育士の仕事内容は、先述した「保育士の主な仕事内容をわかりやすく紹介」で挙げたとおりです。なお、認可外保育施設のなかには夜間まで子どもを預かるところもあるため、その場合は入浴介助など通常の園では発生しない業務を行うケースもあるでしょう。
認定こども園の場合
認定こども園で働く保育士は、対応する子どもの年齢によって、保育と教育どちらがメインになるかが異なります。詳細は以下の関連記事をご覧ください。
乳児院の場合
乳児院では、保護者との生活が困難な乳幼児を預かり、養育するのが保育士の仕事です。詳しくは以下の関連記事をご確認ください。
企業内保育所の場合
企業内保育所では主に従業員の子どもを預かり、保育するのが保育士の仕事です。企業で保育をすることに興味のある方や、通常の保育園との違いを知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
院内保育所の場合
院内保育所では、主に医療関係者の子どもを預かるのが保育士の仕事です。詳しい仕事内容は、以下の関連記事をご覧ください。
助産施設の場合
助産施設では、新生児のケアや母親のサポートを行うのが保育士の主な仕事です。詳細は以下の関連記事をご確認ください。
児童発達支援施設の場合
児童発達支援施設では、発達や家族、地域の支援を行うのが保育士の主な仕事です。仕事内容を詳しく知りたい方は、以下の関連記事をご覧ください。
放課後等デイサービスの場合
放課後等デイサービスでは、障がいのある子どもが生活スキルや社会性を身につけられるようにサポートを行うのが保育士の仕事です。仕事内容の詳細は、以下の関連記事をご参照ください。
児童養護施設の場合
児童養護施設では家庭において養育するのが難しい子どもをケアし、自立をサポートするのが保育士の仕事です。仕事内容の詳細を知りたい方は、以下の関連記事をご確認ください。
【雇用形態別】保育士の仕事内容
保育士の仕事内容は、雇用形態によって異なる場合があります。下記で、正社員・パート・派遣の違いを確認してみましょう。
保育士の仕事内容:正社員の場合
正社員の保育士の場合、子どもの安全管理や環境の整備、保護者対応、行事の企画など、仕事内容の幅広さが特徴です。正社員はクラスの担任を任されやすく、保育業務全体の責任を担う役割を果たします。正社員が中心となって現場を回すため、ほかの雇用形態よりも業務負担は大きめですが、子どもと過ごす時間が増えるのがポイントです。
保育士の仕事内容:パートの場合
パート保育士とは、非正規で雇用されており、時給で働く人のことを指します。園の方針にもよりますが、パートの保育士は子どもの食事・排泄・着替えの介助などを行い、正社員をサポートする傾向にあります。ただし、フルタイムパートの場合は、クラス担任として仕事を行う保育士もいるようです。
パートの働き方について詳しく知りたい方は、「パート保育士の仕事内容とは?働き方による違いや転職時のポイントを解説」の記事をご一読ください。
保育士の仕事内容:派遣の場合
派遣保育士とは、人材会社に雇用されて保育現場に派遣して働いている人のことを指します。パート保育士と同じように、派遣保育士の仕事内容は正社員のサポート面が多いようです。保育園と直接契約をしていないので、正社員よりも業務責任が限られている傾向にあります。
派遣の働き方については、「派遣保育士のメリットを働き方や仕事内容別に紹介!デメリットも解説」を参考にしてみてください。
【役職別】保育士の仕事内容
保育園では、役職によっても担当する業務が異なります。ここでは、役職別の仕事内容を紹介します。
園長
保育園や幼稚園の園長は、園全体の運営と経営を行うのが仕事です。詳細を知りたい方は、以下の関連記事をご覧ください。
主任保育士
主任保育士の仕事は保育現場をまとめ、運営を支えることです。詳しく知りたい場合は、以下の関連記事を参考にしてください。
副主任保育士
副主任保育士は、主任保育士と現場保育士の橋渡し役をするのが仕事です。仕事内容の詳細は以下の関連記事をご確認ください。
保育士と幼稚園教諭、仕事内容の違いは?
保育士の役割は「保護者に代わって身の回りの世話や遊びの提供、成長の援助を行うこと」であり、幼稚園教諭の役割は「遊びや生活を通して心身の発達を促したり、教育したりして小学校の就学に備えること」です。
保育士の仕事内容は「保育士の主な仕事内容をわかりやすく紹介」で紹介したとおり、子どもたちの生活リズムを作り、安心して過ごせる環境をつくることが中心です。一方で、幼稚園教諭の仕事内容には、園の方針や教育理念を反映した知育や運動、音楽などの教育活動が含まれます。
保育士と幼稚園教諭の違いについて詳しく知りたい方は、「保育士と幼稚園教諭の違いは?必要資格・仕事内容・給料を比較」の記事を参考にしてみてください。
保育士の仕事をするうえで大切なことは?
保育士の仕事で一番大切なのは、子どもの命を守ることです。子どもの安全を守るためには、保育環境を整備してケガを防ぐことが求められます。万が一子どもがケガをした場合には、すぐに適切に手当をし、臨機応変な対応が必要です。そのうえで、子どもの発達や一人ひとりの個性に合わせた保育を行わなければなりません。
保育士として活躍するには、同僚や保護者と信頼関係を築くのも大切です。子どもに適切な保育を行うには、日頃から円滑に連携できる体制を整えておく必要があります。
保護者には子どもの成長を伝え、情報共有をしやすくするための交流を深めることが重要です。信頼関係が構築できると、保護者が保育士に悩みを相談しやすくなるというメリットもあります。
保育士が仕事でやりがいを感じる瞬間4選
保育士が仕事でやりがいを感じる瞬間には、子どもの成長を感じられたときや感謝の言葉を聞けたときなどが挙げられます。下記では、保育士のモチベーションにつながりやすい場面を4つまとめました。
1.子どもの成長を感じたとき
保育士は1日の大半を子どもと過ごすため、成長を実感しやすいメリットがあります。上手に物が持てるようになったり思いやりをもって接するようになったりと、これまで上手にできなかったことができるようになる場面を見られることもあるでしょう。行事やイベントにおいて、クラスで協力し合う姿に子どもの成長を感じられる場合もあるようです。
2.子どもと信頼関係を築けたとき
保護者と別れたあと泣いていた子どもが、笑顔で登園するようになったときに、やりがいを感じるという保育士もいるようです。子どもが安心できる存在になれたり、過ごしやすい環境を整えられたりすることは、働くうえでの自信にもつながるでしょう。
3.保護者に感謝されたとき
保護者のお悩みに対して保育の専門家として適切なアドバイスを行い、悩みが改善した場合には感謝の言葉をもらえる可能性があります。保護者から信頼を得られたとき、やりがいを実感できる保育士もいるでしょう。
4.行事やイベントが無事に成功したとき
保育士が仕事でやりがいを感じる瞬間には、行事やイベントが無事に成功したときも挙げられます。運動会では飾り付けを準備したり、お遊戯会では子どもたちと何度も練習したりと、時間や手間のかかる企画もあるでしょう。天候や進行を気にしつつ、当日を無事に終えられた際には、保育園全体で喜びを分かち合えます。
保育士の仕事で大変なことは?
保育士は、同僚や保護者との人間関係で悩む場合があるようです。それぞれの大変な点を確認してみましょう。
ほかの職員と相性が合わない場合がある
東京都福祉局の「令和4年度東京都保育士実態調査結果(報告書)(p.23)」によると、保育士を退職した理由で最も多いのが「職場の人間関係(31.5%)」でした。保育園では、年齢や保育に対する価値観が異なる職員が働いています。保育方針や連携の仕方がマッチしないと、働くうえでのストレスを感じるケースもあるようです。
出典
東京都福祉局「令和4年度東京都保育士実態調査結果(報告書)」(2025年11月5日)
保護者からのクレームが発生する場面もある
保育士の仕事においては、保護者との人間関係にも課題を感じやすいでしょう。たとえば、子どもがハサミを振り回して遊んでいたので注意したところ、後日保護者から「子どもが先生に怒られた」「先生が怖いと言っている」とクレームが入るケースもあります。「保護者と関わるのが辛い」「またクレームが発生するのでは」と、自分を追い詰めてしまう保育士も少なくありません。
保育士資格の取得方法
保育士資格を取得するには、「指定保育士養成施設を修了する」「保育士試験を受験して合格する」の2つの方法が挙げられます。
保育士養成施設ルートは卒業までに時間がかかりますが、専門性の高い分野を学習できるのが特徴です。保育士試験ルートでは受験資格の条件を満たさなくてはなりませんが、働きながらの資格取得が叶いやすいかもしれません。
資格についての詳細は、「保育士資格とは?取得方法や保育士試験の難易度を解説」の記事をご確認ください。
保育士の仕事内容に関してよくある質問
ここでは、保育士の仕事内容に関する疑問についてQ&A形式で回答します。
保育士向けの「職務経歴書の仕事内容」の書き方は?
保育士が職務経歴書の仕事内容を書くときは、下記の例のように箇条書きでまとめるのがポイントです。
クラスの運営
行事の企画・運営
保護者面談
おたよりの作成
新人保育士の指導
一度でも担当した業務があれば、職務経歴書に記載しましょう。アピールしたい仕事内容は、上のほうに書くと目に留まりやすいのでおすすめです。仕事内容は10字前後で簡潔にわかりやすくまとめましょう。
保育補助の仕事内容・保育士との違いは?
保育士のサポートを行う保育補助の仕事内容は、不足している労働力を補うことや子どもの安全を守ることです。具体的な業務内容は勤務先によりますが、遊びの見守りや散歩への同行、環境整備など、子どもと直接かかわる業務や保護者対応を任されることもあります。
保育士と保育補助の明確な違いは保育士資格の有無であり、一般的にクラス担任や主任保育士などの責任あるポジションを保育補助が任される可能性は低いです。保育計画の作成や保護者への連絡記載なども、基本的には保育士が担当します。
保育補助について詳しく知りたい方は、「保育補助とは?仕事内容や無資格で働ける理由・保育士との違いを解説」を参考にしてみてください。
まとめ
保育士の仕事は、0歳から未就学の子どもを預かり、発達段階に応じた生活や心身の成長をサポートすることです。保育士は子どもに対して生活習慣の支援や社会性の育成、保育環境の設定・整備するほか、保護者の対応も行います。また、保育に関する事務作業や行事の企画・準備・運営も保育士の仕事です。
保育士は子どもの成長を間近で感じられるというやりがいのある仕事といえます。しかし、子ども以外にも同僚や保護者との関わりが密接であるため、人間関係に悩む保育士も少なくありません。
保育士で「人間関係に悩んでいるので転職を検討したい」「仕事内容に不満があるので転職したい」という方は、保育専門の転職エージェントレバウェル保育士にご相談ください。レバウェル保育士では、専任のアドバイザーがあなたの希望条件に合った求人をご紹介します。サービスはすべて無料で利用できるため、まずはお気軽にご相談ください。
執筆者

「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。
















