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放課後等デイサービスとは?仕事内容や保育士の役割・向いている人を解説!
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「放課後デイサービスとはどのような場所?」と興味のある方もいるかもしれません。放課後等デイサービスは、障がいのある子どもが生活スキルや社会性を身につける通所型のサービスです。この記事では、放課後等デイサービスの目的や保育士の仕事内容、保育園との違いなどを解説します。保育士が放課後等デイサービスで働くメリット・デメリット、キャリアパスもまとめました。転職を考えている方は、参考にしてみてください。
この記事のまとめ
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放課後等デイサービスとは支援が必要な就学期の子どもが通う福祉サービス
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放課後等デイサービスでは自立支援を目的に創作活動や地域交流などを行う
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保育士の仕事内容は支援計画に沿った支援やイベントの実施、保護者対応など
目次
放課後等デイサービスとは?
放課後等デイサービスとは、障がいのある就学期の子どもたちが、放課後や長期休暇中に通える福祉サービスのことです。以前は障がいの種別で利用できる施設が分かれていましたが、2012年の児童福祉法改正により、サービスが1本化されました。放課後等デイサービスでは個別支援計画に基づき、日常生活のスキル向上や集団生活への適応を支援します。
出典
厚生労働省「児童福祉法の一部改正の概要について」(2026年4月20日)
放課後等デイサービスの目的
放課後等デイサービスは、家庭や学校とは異なる環境で子どもたちの心身の成長を促し、将来の自立へとつなげることを目的としています。厚生労働省の「放課後デイサービスガイドライン」によると、放課後等デイサービスの主な役割は以下の3つです。
1.子どもの最善の利益の保障
2.共生社会の実現に向けた後方支援
3.保護者支援
支援を必要とする子どもに安心して過ごせる場所を提供し、人との関わりや地域交流、創作活動などを通して自立支援を行います。また、保護者の休息や相談対応も目的の1つです。
出典
厚生労働省「放課後デイサービスガイドライン」(2026年4月20日)
放課後等デイサービスの対象児童
厚生労働省の「放課後等デイサービスの現状と課題について(p.4)」によると、放課後等デイサービスの対象者は、障がいのある子どもや発達支援が必要と認められた子どもです。原則として小学生から高校生(6歳〜18歳)までの就学児童で、知的障害や発達障害などの診断がある場合、もしくは医師や専門機関によって支援の必要性が認められた場合に利用できます。例外的に18歳を超えて引き続き支援が必要と判断されると、最長で20歳まで利用を継続することが可能です。
出典
厚生労働省「放課後デイサービスガイドライン」(2026年4月20日)
厚生労働省「放課後等デイサービスの現状と課題について」(2026年4月20日)
放課後等デイサービスと児童発達支援の違い
児童発達支援は基本的な生活習慣の獲得、放課後等デイサービスは学校生活や社会での自立支援を目的とし、子どもの成長段階に合わせた支援を行っています。
| 項目 | 児童発達支援 | 放課後等デイサービス |
| 対象年齢 | 未就学児(小学校入学前) | 小学校入学から高校卒業まで(6歳~18歳) |
| 支援の目的 | 生活習慣や基本的な動作の習得 | 学校生活や社会での自立支援 |
| 主な支援内容 | ・着替え、食事、片付けなどの自立訓練
・歩く、走るなどの運動機能向上 | ・対人関係や自己管理のスキル習得
・学習サポートや年齢によって職業支援 |
対象年齢や提供する支援内容も異なるため、保育士をはじめとする職員も子どもたちへの関わり方も違いがあります。放課後等デイサービスでは、将来の社会生活を見据えた支援を重視するようです。
放課後等デイサービスに勤務する職種と必要な資格とは?
放課後等デイサービスには管理者や児童指導員、保育士などが勤務しています。特定の資格を持っていると、転職の際に有利になりやすいでしょう。ここでは、放課後等デイサービスで働くのに役立つ資格と、それぞれの役割について説明します。
1.児童指導員
児童指導員とは、児童福祉施設などで子どもの発達を支援し、生活指導や学習サポートをする任用資格です。放課後等デイサービスでは、子ども一人ひとりの特性に合わせた支援を行うのに役立つでしょう。放課後等デイサービスにおける児童指導員の配置基準は、子どもの人数10人までの場合、児童指導員は2人以上で、定員が5人増えるごとに1人追加となります。
児童指導員の任用資格を得る方法には、「児童福祉施設の職員養成学校を卒業する」「社会福祉士・精神保健福祉士の資格を取得する」などいくつかあります。これらの要件のうち、1つを満たすことで取得することが可能です。
出典
職業情報提供サイトjob tag「児童指導員」(2026年4月20日)
2.保育士
保育士は、保育に関する専門的な知識や技術を有していることを証明する国家資格です。保育士資格を有していれば、放課後等デイサービスで子どもの年齢や発達段階に応じた支援を行えるでしょう。
放課後等デイサービスの配置基準は児童指導員と同じく、子ども10人に対し2人以上です。保育士資格を取得するには、「指定の養成施設を卒業する」方法や「保育士試験に合格する」などがあり、社会人からも目指せます。
出典
厚生労働省「保育士になるには?」(2026年4月20日)
3.児童発達支援管理責任者(児発管)
児童発達支援管理責任者は、一人ひとりに合わせた個別支援計画を作成する重要な役職です。放課後等デイサービスでは、保護者との面談や請求業務、関係機関との連携なども担います。児童発達支援管理責任者の資格があると、放課後等デイサービスの管理者やリーダーとしてキャリアアップの道が開けるほか、施設運営に関わるポジションで活躍できるでしょう。
各施設に1人以上の配置が必須で、常勤かつ児童発達支援管理責任者として専任で働くことが原則です。資格を取得するには、3年〜8年の実務要件に加え、基礎研修やOJT、実践研修の修了要件を満たす必要があります。
出典
e-GOV法令検索「児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準」(2026年4月20日)
4.機能訓練指導員
機能訓練を行う放課後等デイサービスの場合は、機能訓練担当職員の配置が必要となります。機能訓練指導員として働くには、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などの国家資格が必要です。
放課後等デイサービスには身体の使い方が不安定な子どもや、感覚に過敏・鈍感さのある子どももいます。資格を活かして機能訓練指導員として働けば、リハビリや感覚統合の視点での訓練が可能になるでしょう。
出典
e-GOV法令検索「児童福祉法に基づく指定通所支援の事業等の人員、設備及び運営に関する基準」(2026年4月20日)
放課後等デイサービスで働く保育士の役割・保育園との違い
放課後等デイサービスにおいて、保育士は「子どもの発達に関する専門職」と「遊びのプロ」として重要な役割を担っています。放課後等デイサービスでは「個々の特性に合わせた自立支援」が中心となるのに対し、保育園の主な役割は「養護と教育」です。
放課後等デイサービスで働く保育士は保育園の加配に近い部分もありますが、仕組みや立場に違いがあります。放課後等デイサービスでは、「保育士」という職種が配置基準内の人員としてカウントされます。以下に、放課後等デイサービスと保育園における、保育士の役割の違いをまとめました。
| 放課後等デイサービス | 保育園 | |
| 主な役割 | 個別支援計画に自立支援、遊びや生活のサポート | 食事・睡眠・排泄など生活習慣のサポート、遊びや行事の提供 |
| 対象のとなる子どもの年齢 | 小学校入学から高校卒業まで(6歳~18歳) | 0歳から5歳まで(小学校入学前) |
| 勤務日・勤務時間 | 勤務日:土曜など含むシフト制 \ 勤務時間:平日(9:30~18:30)土曜日・長期休暇中(8:30~17:30) | 勤務日:平日と土曜出勤が月に2~3回のシフト制 \ 勤務時間:早番(7:00~16:00)中番(9:00~18:00)遅番(10:00~19:00)土曜日(7:00~18:00内の数時間~8時間) |
| 送迎の有無 | あり | なし |
施設によって具体的な内容や勤務時間などは異なるため、あくまで目安として参考にしてみてください。一般的な保育園の場合、保育士の働き方は「平日の日中」がメインとなりますが、認可外の保育室や院内保育所は夜勤がある職場もあります。
放課後等デイサービスで働く保育士の仕事内容
放課後等デイサービスで働く保育士の業務には、支援計画に沿った子どもたちへの支援や、保護者対応などがあります。以下で詳しく解説しているので、チェックしてみましょう。
支援計画に基づいた子どもへの支援
放課後等デイサービスでは、対象となる子どもたちの発達段階や障害の特性に応じた支援を行います。基本となる4つの活動は以下のとおりです。
自立支援と日常生活の充実
放課後等デイサービスでは、子どもが基本的な動作や自立した生活を送れるよう、下記のような発達に応じた支援を行います。
着替えや歯磨きなどの身の回りのこと
持ち物管理や片付けなどの日常生活の習慣
買い物やお金の使い方などの金銭感覚の身につけ方
コミュニケーション力を養うための気持ちの伝え方
日常生活上で成功体験を積み重ねることで、子どもたち自身の「自分にもできる」という気持ちを育てます。生活力や社会性を身につけられれば、将来の自立にもつながるでしょう。
創作活動
子どもたちが表現する喜びや楽しさを体験できるよう、豊かな感性を養うことも、放課後等デイサービスで働く保育士の仕事です。具体的な活動として、季節の変化を感じながら自然と触れ合う体験や、絵の具や紙粘土を使った工作活動、友だちと協力して1つの作品を作り上げる集団制作などがあります。
放課後等デイサービスでは、学校の学習とは異なるアプローチを大切に「技術ではなく自分らしく表現できること」を支援します。
地域交流の機会の提供
放課後等デイサービスで働く保育士は、子どもたちの社会経験を広げるための支援も行います。地域で開催されているイベントへ積極的に参加したり、ほかの福祉施設と交流をしたりすることで、他世代の人と触れ合う機会をつくれるでしょう。こうした体験を通じて、子どもたちが人と関わる楽しさを知り、自然にコミュニケーション力を育めるようサポートします。
イベントや行事の企画・実施
放課後等デイサービスでは、イベントを通じて好奇心や心身の成長を図ります。具体的には、「休日や長期休暇に外出の機会を提供する」「季節ごとの行事を施設内で実施する」といった内容で、家庭や学校では経験できない体験の機会を提供します。
子どもが仲間と同じことに取り組む楽しさを見つけたり、集団の中で自身の役割に沿って行動する力を身につけたりできるようにフォローすることも、保育士の仕事です。
保護者対応
放課後等デイサービスで勤務する保育士は、保護者への支援を行います。連絡帳や保護者が送迎する際はその時間を活用し、子どもの支援内容や生活状況を報告して相談に応じます。具体的には、子どもたちの発達に関するアドバイスを行ったり、家庭内で保護者が適切な対応を取れるよう支援力を高めたりすることが挙げられるでしょう。
事務作業や送迎など
放課後等デイサービスでは、子どもへの直接的な支援だけでなく、支援の実績を記録するために「実績記録票」や「サービス提供記録」の作成も行います。また、保育士は支援後の送迎業務を担当したり、事業所によっては、給食の調理や準備を担当したりする場合も。多様な業務を担い、放課後等デイサービスの円滑な運営が行われるように努めます。
放課後等デイサービスで働く保育士の1日の流れ
放課後等デイサービスで働く保育士は、朝は子どもたちを迎える準備をし、日中は個別プログラムや集団活動、夕方は送迎や掃除などを行います。以下は平日を想定した、保育士の1日の流れです。
| 時間 | 仕事内容 |
| 9:30~ | 出勤、掃除 |
| 10:00~ | ミーティング、事務作業、支援プログラムの準備など |
| 12:00~ | 休憩 |
| 13:00~ | 送迎の準備など |
| 13:30~ | 送迎、子どもたちの来所対応 |
| 15:00~ | はじめの会(挨拶、出席確認、スケジュール確認など) |
| 15:30~ | おやつの提供、遊びの見守り |
| 16:00~ | 個別プログラム |
| 16:30~ | 集団活動 |
| 17:00~ | 帰りの会、片付け、帰りの準備 |
| 17:30~ | 送迎、事務作業、掃除 |
| 18:30 | 退勤 |
土曜日や学校の冬休み、夏休みなど長期休暇は平日より開所時間が早く、保育士の勤務時間は午前8時30分〜午後5時30分前後が一般的です。午前中はイベントや自由時間、個別プログラムを実施し、昼食時は必要に応じて見守りも行います。午後の流れは基本的に同じですが、屋外活動やイベントを実施することもあるようです。
保育士が放課後等デイサービスで働くメリット・デメリット
放課後等デイサービスで働く保育士は、一人ひとりに向き合った支援がしやすいメリットを感じられる一方、想定外の状況であっても柔軟に対応していく大変さもあります。放課後等デイサービスへの転職を考えている方は、メリットとデメリットを踏まえて検討しましょう。
メリット
放課後等デイサービスは少人数制の施設が多く、保育士は子ども一人ひとりとじっくり向き合えます。個別性の高い支援がしやすく、子どもの成長を直接感じられるため、やりがいを感じやすいでしょう。
また、放課後等デイサービスは勤務時間が平日の日中がメインのため、ワーク・ライフ・バランスがとりやすいのも特徴です。残業や持ち帰り仕事も少ない傾向にあり、ゆとりを持って働ける環境といえるでしょう。
デメリット
放課後等デイサービスでは、個々の特性や状況に適した対応が求められる大変さがあります。想定外の行動にも柔軟に対処していくため、責任感やプレッシャーを感じやすいでしょう。適切な支援をするために、障害に関する知識や療育スキルを学び続ける必要もあります。また、職員側と保護者側では認識の違いが見られる場合もあり、保護者対応によるストレスを受けやすいことは、デメリットと捉えられるかもしれません。
放課後等デイサービスに向いている人の特徴
放課後等デイサービスの仕事は、「幅広い年齢の子どもの発達支援に携わりたい」「チームワークを重視して働きたい」といった方に向いています。以下で詳しくまとめているので、チェックしてみてください。
子ども一人ひとりとじっくり関わりたい人
放課後等デイサービスは、子ども1人ひとりに寄り添い、どのような状況でもしっかり向き合える人に向いています。放課後等デイサービスに通う子どもには、こだわりが強かったり、感情の起伏が激しかったりする子もいます。そのため、「子どもと触れ合うのが好き」というだけでなく、「成長や変化を楽しみながら支援したい」という熱意を持って日々の業務に取り組める人は、活き活きと働けるはずです。
幅広い年齢の個別支援や発達支援に携わりたい人
心理的にも社会的にも変化が大きい学童期・思春期の成長を支援したいという思いが強い方は、放課後等デイサービス仕事に向いています。放課後等デイサービスは、個々の自立に向けて生活能力や社会性を身につける場所です。発達支援への関心が高く、「どのような支援が必要か」を長期的に見て対応できる人は、モチベーションを持って業務に取り組めるでしょう。
チームで連携して働くのが得意な人
放課後等デイサービスでは、スタッフ同士の協調性を大切に、チームの一員としてしっかり働ける人は活躍できるでしょう。放課後等デイサービスには、保育士以外にも児童発達支援管理責任者や児童指導員などが在籍しており、各職種が専門性を発揮しつつ円滑に連携することで、適切な支援につながります。職員同士で情報を共有し、協力して子どもたちをサポートするため、チームで働く力が求められるでしょう。
コミュニケーションを大切にできる人
放課後等デイサービスでは適切な支援を行うため、子どもたちだけでなく、保護者や関係機関、学校の先生と密接に連携することが重要になります。たとえば保育士の場合、保護者への報告や相談、ほかのスタッフとの意見交換を頻繁に行います。普段から周囲と積極的にコミュニケーションをとり信頼関係を築くことで、特性に合わせた質の高い支援を実施できるでしょう。
福祉業界への貢献を実感しながら働きたい人
障がいのある子どもの発達や日常生活の支援を行うため、社会貢献を実感しながら働きたいという方はやりがいを感じられるでしょう。放課後等デイサービスは、「自分の仕事が子どもたちの未来に直接影響を与えている」と感じられる職場です。現代社会のなかで、福祉的な役割を持ちたいと考えている人に適しています。
保育士の経験は放課後等デイサービスでも活かせる?
保育士としての経験は、放課後等デイサービスの仕事に活かせることも多くあります。ここで詳しくまとめているので、転職前にチェックしておきましょう。
仕事内容は保育園と共通点が多い
放課後デイサービスの仕事内容は、身の回りのサポートや遊びや体操などの集団活動、保護者対応など保育園の業務と共通点が複数あります。子どもの年齢は異なるものの、保育士経験で身につけたスキルを活かせる場面は多いでしょう。ただし、放課後デイサービスは施設によって特色があり、運動に特化したり学習支援を重視したりする場合もあるため、新たな業務に適応する必要があります。
児童指導員や保育士の資格を活かせる
放課後等デイサービスには「2人以上の有資格者または障がい福祉サービス経験者を配置」という基準があり、このうち1人以上は児童指導員か保育士であることが必須です。資格がなくても応募可能な求人はありますが、児童指導員や保育士の資格を持っている方は放課後等デイサービスの転職に有利になるでしょう。
職場によっては保育園より高給与を得られる
厚生労働省の「資料(p.76)」によると、放課後等デイサービスを含む障害福祉サービスの保育士の平均給与は34万3,600円です。私立保育園で働く保育士の平均給与は、こども家庭庁の「資料(p.11)
」を参考にすると、34万1,468円でほぼ差はありません。
とはいえ、転職先の放課後等デイサービスによっては、これまでの保育士経験やスキル面が考慮され、収入アップにつながる可能性もあります。運転免許があり送迎業務も担う場合は、基本給に反映されることもあるでしょう。また、保育園より持ち帰り業務が少ないことから、業務負担と給与のバランスが良いと感じるかもしれません。
出典
厚生労働省「令和6年度障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査結果(2026年4月20日)
こども家庭庁「幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査」(2026年4月20日)
放課後等デイサービスでのキャリアパス
放課後等デイサービスで実務経験を重ねれば、専門職としての道や福祉・教育分野へのキャリアチェンジなど、幅広いキャリアパスがあります。ここでは、それぞれのキャリアパスについて詳しく見ていきましょう。
専門職としてのスキルアップ
放課後等デイサービスの現場で経験を積んだのち、さらに専門的な知識とスキルを深めるなら、児童発達支援管理責任者の資格を取得するのも方法の1つです。児童発達支援管理責任者の資格があれば、支援計画の立案や施設管理に携われるため、より実践的な支援ができるでしょう。
そのほか、児童心理や特別支援教育の分野での資格取得を目指すことも、障害や特性への理解を深め、より質の高い支援を実践するためのステップとなります。
福祉・教育分野へのキャリアチェンジ
放課後等デイサービスで培った知識や経験をもとに、福祉や教育の分野へキャリアチェンジする道もあります。特別支援学校の教員を目指す場合、教員免許を取得することで、学校という環境で障害のある子どもたちの支援に携わることが可能です。
また、福祉施設の運営やマネジメント職へ進むことで、運営側として事業計画の作成や職員指導など組織体制の構築に関われます。
行政や地域支援への転職
放課後等デイサービスでの業務経験を活かし、行政や地域支援の分野で活躍するキャリアもあります。自治体の福祉担当職員として勤務すれば、児童福祉に関する政策の企画や支援制度の運営に携わることが可能です。より多くの子どもたちや家庭を支援する立場となれるかもしれません。
地域コミュニティでの子育て支援に関わる仕事に就くと、NPOや地域団体と連携しながら、障害のある子どもとその家族をサポートする活動を広げられます。
放課後等デイサービスに関心のある保育士からよくある質問
ここでは、放課後等デイサービスへの転職を考えている保育士からよくある質問にQ&A形式で回答します。
放課後等デイサービスのニーズは高まっている?
厚生労働省の「障害福祉サービス等事業所・障害児通所支援等事業所の状況(p.5)」によると、放課後等デイサービスの数は近年増加傾向にあり、需要の高まりがうかがえます。発達支援や自立支援が必要な子どもや共働き世帯が増えていることが背景にあるかもしません。そのため、保育士や児童相談員など、専門知識やスキルを活かせる職種のさらなる活躍が見込まれるでしょう。
出典
厚生労働省「令和5年社会福祉施設等調査の概況」(2026年4月20日)
放課後等デイサービスの仕事はきつい?
放課後等デイサービスの仕事は、支援計画の作成や記録業務など保育以外の業務も多く、体力や精神的な負担を感じやすいため、きついと感じることもあるでしょう。特に保育士は、障害のある子どもたち一人ひとりに合わせたサポートをするので、子どもの特性を理解しながら柔軟に対応する必要があります。その分、子どもの成長を間近で感じられるやりがいの大きい仕事です。
療育の経験がなくても放課後等デイサービスで働ける?
保育園やそのほかの施設で療育の経験がなくても、放課後等デイサービスで働くことは可能です。ただし、転職の際に経験者のほうが有利になる可能性が高く、転職後も即戦力として活躍しやすいでしょう。未経験の方が放課後等デイサービスへの転職を考えているなら、「療育に関する専門書で知識を学ぶ」「教育体制が手厚い職場を探す」といった方法がおすすめです。
まとめ
放課後等デイサービスとは、障がいのある就学児が利用できる通所型の福祉サービスのことです。生活支援や創作活動、行事などを通して生活能力や社会性を身につける目的があります。対象年齢が幅広く、保育士が働く場合は子ども一人ひとりに対して長期的に寄り添った支援が行えるでしょう。
放課後等デイサービスでの仕事に興味がある方や転職を考えている方は、転職支援サービスを活用するのも方法の1つです。転職支援サービスの「レバウェル保育士」では、キャリアアドバイザーが履歴書や職務経歴書の書き方、面接対策などのサポートを行っています。
保育園のキャリアを活かせる求人や、未経験で応募できる求人を紹介することも可能です。実際の転職事例もお伝えできるため、働くイメージを掴んだうえで転職を決められますよ。サービスはすべて無料ですので、お気軽にご相談ください。
執筆者

「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。















