保育の仕事

最終更新日:

保育士が派遣で働くメリットは?働きやすさ・給料・仕事内容について解説

  • #保育士
  • #働き方
シャボン玉をする男女の保育士の画像

「保育士が派遣で働くメリットを知りたい」という方もいるのではないでしょうか。保育士が派遣で働く主なメリットは、勤務時間・日数の自由度が高いことや、正社員と比べて残業が少ないことなどです。また、多様な勤務先を経験できるため、視野を広げることにもつながります。この記事では、保育士が派遣で働くメリット・デメリットを解説します。派遣の求人を探す方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士のお仕事探しならレバウェル保育士 登録する バナー

保育士の派遣とはどんな働き方?

保育士の派遣とは、人材派遣会社に登録し、紹介された保育施設で働く雇用形態です。雇用契約を結ぶ相手は派遣会社となるため、園に直接雇用されている正社員やパート・アルバイトとは働き方が異なります。給料の支払いや勤怠管理、福利厚生の提供も派遣会社が行うのが特徴です。

e-Gov法令検索「労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律新規タブリンク」によると、通常の派遣(登録型派遣)の場合、1つの派遣先で継続して働ける期間は原則3年までと定められています。そのため、「同じ職場で長く働き続けたい」という方には不向きな面もあります。一方で、「短時間勤務」や「残業なし」など、自分のライフスタイルに合わせた働き方をしたい方にとっては、有効な選択肢となるでしょう。

保育士が派遣で働くメリット

保育士が派遣で働く場合、正社員やパートとは異なる様々なメリットがあります。ここでは、保育士が派遣で働くメリットをカテゴリ別に見ていきましょう。

【働き方】希望に応じて調整しやすい

保育士が派遣で働くメリットの1つは、勤務時間や日数を調整しやすいことです。短時間勤務や週3~4日のみといった働き方も選べるため、家庭と仕事のバランスをとりながら働きたい保育士にとっては、理想的な勤務スタイルといえるでしょう。

契約更新のタイミングであれば、状況に合わせて契約内容を変更できる場合があることもメリットです。「子どもが成長したので少し働く時間を増やしたい」「体調に合わせて日数を減らしたい」といった希望も、派遣会社の担当者と相談しながら勤務条件を見直せるため、無理のないペースで働き続けられます。

【人間関係】悩みを抱えることが少ない

派遣で働く保育士は、直接雇用の保育士に比べて、職場の人間関係に深く関わる機会が少ない傾向にあります。そのため、園内の複雑な人間関係や人事評価の競争などに巻き込まれにくい点がメリットです。勤務先で人間関係のトラブルが生じた場合も、派遣会社の担当者が間に入って対応してくれるため、一人で抱え込む心配はありません。

契約期間の満了のタイミングで環境を変えられることも、心理的な不安を軽減させる要因の1つといえるでしょう。ただし、勤務先が変わるたびに新たに人間関係を築く必要があるため、環境の変化にストレスを感じやすい方は注意が必要です。「新しい職場に馴染むのに時間がかかる」という場合は、事前に派遣会社の担当者に相談し、サポート体制や園の雰囲気を確認しておくと安心でしょう。

【残業】正社員に比べて少ない

保育士の派遣は、契約内容で労働時間が明確に決められているため、正社員に比べて残業が少ない傾向にあります。業務内容が契約で定められているため、契約外の作業を依頼された場合でも、派遣会社を通じて調整・対応してもらいやすいのが特徴です。

派遣保育士は保育業務を中心に担当するため、勤務時間内で業務を終えやすい環境が整っています。正社員とは異なり、行事の準備や保育指導案の作成といった、残業や持ち帰り仕事になりやすい業務を任されるケースは多くありません。そのため、プライベートの時間を確保したい保育士にとって、安心できる働き方といえるでしょう。

【給料】パートやアルバイトより高い傾向にある

保育士の派遣の給料は、地域や経験によって異なりますが、パートやアルバイトより高めに設定されているケースが多いのが特徴です。一般的には時給制となるため、サービス残業になる心配がなく、残業が発生した分もきちんと給料として支払われます。働いた分だけしっかりと収入を得られるため、短時間勤務であっても、ある程度の収入を確保しながら保育の仕事を続けられる点が、派遣の働き方の魅力です。

【仕事内容】保育に集中しやすい

保育士が派遣で働くメリットとして、保育業務に集中しやすい点も挙げられます。派遣保育士は、子どもと関わる現場の保育業務を中心に任されるのが一般的です。保育士ならではの「子どもと触れ合う時間」が確保しやすく、やりがいを感じられるでしょう。

ただし、園によっては、書類作成や日誌の記入などの事務作業を任されるケースもあるようです。入職後のトラブルを避けるためにも、どこまでの業務範囲を任されるのかは、事前に派遣会社に確認しておきましょう。

【キャリア】派遣会社のサポートのもと考えられる

派遣会社では就職後のサポート体制が整えられているため、働き方や職場環境に関する相談に乗ってもらうことが可能です。勤務条件についても、派遣会社が園との間に入り調整してくれるため、安心して働けます。

「さまざまな職場で保育士の経験を積みたい」「将来的に一つの職場で長く働き続けたい」といった希望に合わせた仕事の提案を受けられるのも、派遣の魅力です。派遣会社の担当者と相談しながら勤務先を決めることで、自分に合った保育方針や職場環境を見つけやすくなるでしょう。職場によっては、正社員やパートなどの直接雇用へ切り替えられるケースもあるため、派遣で経験を積みながらその後のベストなキャリアを探すのも選択肢の1つです。

▶保育士の転職・派遣サービスなら「レバウェル保育士」

保育士が派遣として働くデメリット

保育士が派遣として働く場合、雇用の安定性や給与面について、デメリットと感じる可能性があります。そのため、以下のような点を理解したうえで、「派遣」が自分に合っているかどうかを判断することが大切です。

直接雇用の保育士と壁を感じることがある

派遣として働く保育士は立場の違いから、重要な会議や行事の決定に関われないケースが少なくありません。これは責任のある業務を任されないというメリットでもある反面、情報量や園での動き方に違いが生じやすく、直接雇用の保育士との間に壁を感じる原因になることがあります。

特に、派遣スタッフの受け入れに不慣れな園の場合、連携の取りづらさや居心地の悪さを覚えることがあるかもしれません。働きやすさを重視するなら、派遣の受け入れ実績が豊富な職場を希望するのも1つの手です。

雇用の安定性が低い傾向にある

派遣は契約期間が限られているため、正規雇用の保育士と比べると、雇用が安定しづらい傾向にあります。契約期間は3~6ヶ月程度が一般的で、契約が更新されない場合は次の職場へ移らなければなりません。短期間で職場を転々とすることもあるため、安定性を求める方には合わない可能性があるでしょう。

次の派遣先は派遣会社から紹介してもらえるケースがほとんどですが、すぐに希望の条件に合う職場が見つかるとは限らない点も頭に入れておくことが大切です。将来的に長く同じ職場で働くことも視野に入れているのであれば、直接雇用になることを前提として働く「紹介予定派遣」の求人を探してみるのも良いでしょう。

▶保育士の転職・派遣サービスなら「レバウェル保育士」

契約期間の途中で辞めにくい

保育士が派遣で働く場合、契約期間中の自己都合による退職は、原則として認められないのが一般的です。職場が合わないと感じたり、より良い条件の職場が見つかったりした場合でも、契約期間の途中で退職するのは難しいと考えておきましょう。

職場の雰囲気を確認しながら働きたい方は、まずは1~3ヶ月などの「短期契約」から始めるのがおすすめです。体調不良や家庭の事情など、やむを得ない事情で退職を希望する場合は、早めに派遣会社の担当者へ相談してみてください。

給与や年収が上がりにくい傾向にある

派遣の保育士の給料は、正社員を対象とした定期昇給やボーナスの適用外となるのがほとんどです。そのため、勤続年数が増えても、給与や年収は上がりにくい傾向にあります。経験やスキルを積むことで、時給が少しずつ上がるケースはありますが、大幅な収入アップにつながりにくい点は派遣のデメリットといえるでしょう。

将来的に収入を増やしたいと考えている人は、正社員への登用実績がある職場を中心に探してみるのがおすすめです。

主任や園長などの役職に就けない

保育士が派遣として働く場合は「非正規雇用」となるため、主任や園長といった役職には就けないのが一般的です。複数担任の1人としてクラスを担当することはあっても、管理職のような責任あるポジションへの昇進は見込めません。そのため、キャリアアップ重視の方にはデメリットと感じられるでしょう。

将来的に責任のあるポジションに就きたい方は、紹介予定派遣を選択肢に入れ、直接雇用への道を検討することをおすすめします。

派遣で働くのに向いている保育士の特徴

派遣の保育士の働き方に向いている人の特徴として、以下のようなものが挙げられます。

  • プライベートを重視したい

  • 保育業務に集中したい

  • 時間や期間を限定して働きたい

  • 効率的に収入を得たい

保育士の派遣の働き方は、勤務時間や日数、契約期間の調整がしやすく、働いた分だけ収入を得られるのが特徴です。そのため、仕事とプライベートのバランスをとりながら働きたい方や、働ける時間・期間に制限がある方などは、派遣の働き方が合うと感じられる可能性が高いでしょう。

▶保育士の転職・派遣サービスなら「レバウェル保育士」

保育士の派遣求人を探す方法

保育士の派遣求人を探す際は、保育士専門の人材派遣会社に登録することから始めましょう。勤務地や勤務日数、勤務時間などの条件を伝えることで、希望に合った職場を提案してもらえます。保育業界に特化した派遣会社には専門のアドバイザーが在籍しており、資格や経験を活かせる求人も豊富です。そのため、一人で探すよりも自分に合った職場を見つけやすくなるでしょう。

なお、自分に合う園を探すためには、保育方針や仕事内容など、自身の希望を整理しておくことも重要です。園の雰囲気や派遣スタッフの受け入れ実績などを事前に教えてくれる派遣会社も多いため、希望の条件を詳しく伝えることで、より理想に近い園と出会いやすくなります。

▶保育士の転職・派遣サービスなら「レバウェル保育士」

保育士が派遣で働くメリットに関連してよくある質問

ここでは、派遣で働く保育士に関して、よくある質問を紹介します。

派遣保育士として働くには?

保育士が派遣で働くには、まず人材派遣会社に登録することが必要です。希望条件に合った案件をスムーズに見つけるため、2〜3社ほど並行して登録しておくとスムーズかもしれません。登録後は面談や仕事の紹介、職場見学、顔合わせなどを経て派遣先を決めていく流れとなります。

「レバウェル保育士」では、専任のコーディネーターによる派遣求人の紹介が可能です。派遣を検討している保育士のキャリア相談もできるので、ぜひチェックしてみてください。

派遣保育士によくある悩みは?

派遣で働く保育士のよくある悩みとして、直接雇用の保育士との距離感や契約更新に対する不安などが挙げられます。派遣先によっては、保育業務よりも清掃や環境整備などの雑務が中心になり、不満を感じてしまうケースもあるようです。派遣保育士の悩みや対処法については、「派遣保育士の悩み&対処法!正社員から嫌われる?仕事内容の悩みも解説」の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。

派遣保育士と正社員保育士の違いは?

派遣保育士と正社員保育士の主な違いは、雇用主のほか、給与体系や勤務時間、業務範囲などです。派遣として働く場合は派遣会社と雇用契約を結ぶため、正社員と比べて、勤務時間や日数を調整しやすく、残業が少ない傾向にあります。業務範囲に関しては、派遣先によって異なるものの、基本的には保育業務を中心とし、行事の企画や重い書類作成といった責任のある仕事は正社員が担うケースが一般的です。

まとめ

保育士が派遣で働くメリットには、柔軟な働き方がしやすいことや残業が少ないこと、さまざまな職場で経験を積めることなどがあります。一方で、雇用の安定性や給与面、キャリアアップの機会に制限があるといったデメリットも、事前に理解しておくことが大切です。

「派遣の働き方が自分に合っているか知りたい」「雇用形態に迷っている」という方は、レバウェル保育士にご相談ください。保育業界に精通した専門のアドバイザーが、業界特有の事情も踏まえて丁寧にアドバイスいたします。希望を詳しくヒアリングし、派遣以外の選択肢も含めてぴったりの働き方をご提案するので、自分に合った仕事を見つけたい方はぜひご活用ください。

執筆者

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェントサービス「レバウェル保育士」が運営するメディアです。編集部には、元幼稚園教諭・保育士資格者のメンバーも在籍。現役保育士さんや保育学生さん、保育士資格の取得を目指す方に向けて、仕事や働き方、キャリア、転職に関するお役立ち情報を発信します。保育士・幼稚園教諭の転職サポート実績をもとに、記事を通して不安や悩みが少しでも解消される状態を目指し、皆さまのキャリア選択を支援します。

この記事をシェアする

  • Facebookでシェアする
  • Xでポストする
  • LINEで送る
  • はてなブックマークでブックマークする

保育士・幼稚園教諭の転職なら

レバウェル保育士
  • 非公開
    求人あり

  • LINEで
    気軽に相談

  • 面接対策
    ・条件交渉

転職サポートを受けてみる