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保育士は未経験からでも働ける!年代別の転職のコツや求められる能力を解説
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「未経験から保育士になれる?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。保育現場では人手不足が続いているため、実務経験がない場合も保育士への転職を目指すことが可能です。 この記事では、未経験から保育士になる方法や就職・転職活動を成功させるポイントなどを解説します。資格がない場合の働き方や年代別のアピール方法もお伝えするので、これから保育士を目指す方はぜひ内容をご覧ください。
目次
保育士は未経験からでも働ける!
保育士の仕事は、未経験であっても働くことが可能です。保育業界は慢性的な人手不足に直面しており、働き手の需要が高い状況が続いています。このような背景から、保育士資格を持つ未経験者を歓迎している傾向にあるでしょう。
「子どもと真摯に向き合って成長を支えていきたい」という思いがあれば、未経験からのスタートであっても保育士として活躍できる可能性は十分にあります。
保育士の有効求人倍率は3.88倍と高い
こども家庭庁が公表している「保育⼠の有効求⼈倍率の推移(全国)」によると、保育士の有効求人倍率は、2026年1月時点で3.88倍でした。この数値は、1人の保育士に対し、約4件の求人があることを示しています。全職種の平均値である1.27倍と比較すると約3倍も高く、高い水準であることが読み取れるでしょう。
有効求人倍率の高さは、未経験から就職・転職を目指す方にとって、幅広い選択肢のなかから自分に合った職場を選べるというメリットにつながります。
出典
こども家庭庁「保育⼠の有効求⼈倍率の推移(全国)」(2026年7月28日)
年齢を問わず活躍できるチャンスがある
保育士は、年齢に関係なく長く働ける職種です。保育現場において、子どもたちが多様な世代の大人と関わることは、健やかな成長を支えるうえで有意義な経験となります。
これまでに子育て経験のある方は、子どもと向き合ってきた実体験をもとに、温かいサポートを実現することが可能です。保護者とのコミュニケーションにおいても、親として共感がしやすく、信頼関係を築きやすいかもしれません。
また、2018年度のデータではありますが、一般社団法人 全国保育士養成協議会の「保育士試験合格者の就職状況に関する調査研究(p.28)」によると、保育士試験の合格者は30代・40代がボリュームゾーンになっています。実際に、これくらいの年代の方が未経験から保育士を目指しているという事実が裏付けられているでしょう。
出典
一般社団法人 全国保育士養成協議会「平成30年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業 / 保育士試験合格者の就職状況に関する調査研究」(2026年7月28日)
未経験から保育士になるには?
未経験から保育士になるには、保育士資格を取得する必要があります。保育士資格の取得方法は2つあるので、自分の状況や希望に合わせて適した方法を選択しましょう。
保育士試験に合格して資格を取得する
年2回実施される保育士試験に合格すれば、保育士資格を取得できます。試験には年齢制限がないため、受験資格を満たしていれば誰でも挑戦することが可能です。保育士試験は筆記試験(9科目)と実技試験(2分野)で構成されており、合格率は約20~30%といわれています。
一度合格した科目は3年間有効なため、働きながらの資格取得を叶えやすいでしょう。試験対策には時間がかかりますが、保育業界未経験の社会人がこれから保育士を目指す場合は、試験を受けるルートを選ぶのが一般的です。
出典
一般社団法人 全国保育士養成協議会「保育士試験とは」(2026年7月28日)
指定保育士養成施設を卒業する
都道府県知事が指定する保育士養成施設で必要課程を修了すれば、卒業と同時に保育士資格を取得することも可能です。指定保育士養成施設には専門学校や短期大学、4年制大学などが含まれ、全国に660校以上存在します。
養成施設に通うメリットは、保育に関する理論と実践的な技術をバランス良く学べることです。実習先の保育園で就職できる場合もあり、卒業後スムーズに保育士としてスタートを切れる可能性もあります。通学には時間と費用がかかるため、社会人の場合は夜間部や通信制のある養成施設を選ぶのも手です。
出典
一般社団法人 全国保育士養成協議会「指定保育士養成施設一覧(令和6年4月1日時点)」(2026年7月28日)
保育士未経験で資格なしなら保育補助も選択肢の一つ
未経験者で保育士資格を持っていない方も、保育補助という形であれば保育現場で働くことが可能です。保育補助は、保育士の指導のもとで子どもたちの身の回りのお世話や遊びの見守り、園内の清掃、準備作業などを行います。
有資格者の保育士と異なり、クラス担任として子どもたちをまとめたり、行事の企画・立案をしたりすることはありません。保育補助として業務に携われば、実際の現場での空気感を肌で感じながら、実務経験を積み重ねられます。
未経験保育士に求められる能力
未経験者が保育士を目指す際に求められるスキルには、以下のような内容が挙げられます。
コミュニケーション能力
子どもたちと一緒に行動する体力
安全管理能力
臨機応変な対応力
チームワークを発揮する力
基本的なパソコンスキル
保育に関する知識や現場で求められるスキルは、日々の業務を通じて身につけることも可能です。「未経験から保育士に挑戦したい」「子どもたちをサポートしていきたい」という強い気持ちがあれば、実務経験のない方も現場で力を発揮していけるでしょう。
保育園ではチームで保育に注力するため、お互いの得意分野を活かして協力すれば、効率的に仕事を進められるようになります。
未経験で保育士になる前に知っておきたいこと
未経験から保育士を目指す際は、事前に保育士の仕事内容や働き方について理解しておくことが大切です。理想と現実のギャップを小さくすれば、保育業界で長く働ける可能性が高まります。
保育士の仕事内容
保育士の仕事は、子どもたちの保育だけではありません。活動中の安全管理や保護者対応、行事の企画・実行、書類作成など多岐にわたります。
日々の保育記録をまとめたり、保護者向けに連絡ノートを記載したりと、子どもたちの様子を具体的に表現することも必要です。子どもたちの成長を間近で見守れるやりがいのある仕事ですが、責任感が伴うことも踏まえて行動しましょう。
保育士の勤務時間や休日
保育園の開園時間は7時~19時が一般的で、保育士はその時間にあわせて実働8時間ほど勤務します。ほとんどの保育園では、子どもたちがいる時間をカバーするため、早番・中番・遅番の交替制を導入しているのが一般的です。
延長保育やお泊り保育に対応しているところでは、夜勤が発生することもあります。休日は勤務先によって異なりますが、日曜日や祝日を休園日に設定している傾向があるようです。
保育園の種類
保育園には、大きく分けて認可保育園と認可外保育園の2種類があります。認可保育園は、都道府県知事の認可を受けて設置されている施設で、公立と私立の両方があるのが特徴です。認可外保育園は、企業主導型保育園や院内保育所などがあり、私立のみが該当します。
運営方針・保育内容・勤務条件などは保育園によって異なるため、未経験から保育士になるときは希望条件や保育観にあった施設を選ぶことが重要です。
【年代別】未経験保育士が転職する際のコツ・強み
ここでは、未経験から保育士を目指す際のポイントを年代別に紹介します。年代ごとの強みを把握し、転職活動時のアピールにつなげましょう。
20代~30代で未経験から保育士に転職する場合
20代~30代の人は長期的なキャリア形成を見込めるため、未経験者も保育業界に受け入れられやすい傾向にあります。
20代で未経験から保育士に転職する場合は、柔軟性を活かしたアプローチが有効です。20代なら未経験であっても新しい知識やスキルを吸収しやすく、保育現場での成長を期待されやすいといえます。
30代から保育士に転職する際は、前職での社会人経験を強みにできるかもしれません。たとえば、営業職で培ったコミュニケーション能力は、保護者対応や同僚とのチームワークに活かせます。
40代~50代で未経験から保育士に転職する場合
40代〜50代で未経験から保育士に転職する際は、豊富な社会生活や人生経験、成熟した対応力を活かせるのがポイントです。育児を通じて子どもの成長を見守ってきた方であれば、園児の心理や保護者の悩みにも親身に寄り添えます。あらゆる状況に対して落ち着いて冷静に行動できることは、園全体に安心感を与えられるでしょう。
未経験からの挑戦や体力面に不安を感じる場合は、短時間勤務からスタートし、徐々に仕事へ慣れていくのも1つの選択肢です。40代〜50代で保育士に転職する際は、「新しいことへ前向きに挑戦する姿勢」や「長く働く意欲」をアピールすると、採用担当者から信頼を得られる可能性があります。
未経験で保育士として就職・転職する際のポイント
未経験から保育士として就職・転職を成功させるためには、求人選びや選考対策といった段階でのポイントを押さえることが必要です。この項では、求職活動時の具体的なアプローチについて解説します。
未経験者歓迎の求人を探す
実務経験がない状態から保育士に就職・転職を目指す際は、「未経験者歓迎」の記載がある求人を探すのがおすすめです。未経験者を受け入れている保育園であれば、先輩職員によるフォロー体制が整えられており、丁寧な指導をしてもらえる傾向があります。
また、新設された保育園や人員拡充中の施設なら、未経験者を積極的に採用している可能性も考えられるでしょう。自分に合う職場を見つけるためにも、未経験者向けのサポートや研修制度が用意されているか、事前にしっかりと調べておくことが大切です。
熱意の伝わる志望動機を作成する
未経験者の場合は、知識や技術よりも「保育士になりたい」という熱意が重要視されます。志望動機を作成する際は、「子どもが好きだから」という理由にとどまらず、目指すきっかけとなった具体的なエピソードを盛り込んでアピールしましょう。
異業種から保育士にキャリアチェンジを目指すなら、前職での経験をどのように現場で活かせるかも明記すると効果的です。たとえば、チームワークで成果を残した経験や困難な状況での問題を解決したことを盛り込めると、保育士として勤務する際の強みとして伝えられます。
面接対策をする
未経験で保育士を目指す際は、採用面接で「なぜ保育士を選んだのか」「子どもと関わる仕事をした経験はあるか」といった質問をされる可能性があります。選考で聞かれやすい質問をあらかじめ想定し、これまでの経験を交えながら具体的な回答を用意しましょう。面接対策に取り組むときは、志望先の保育園が求める人物像を調べ、方針やニーズにあわせた内容を準備しておくと、説得力のある受け答えができます。
自治体による就職・転職支援を利用する
自治体によっては、保育士資格を保有している未経験者向けに、就職・転職支援を設けている場合があるようです。
たとえば、埼玉県さいたま市では、潜在保育士向けに就職に伴う引っ越し費用や仕事で使用する被服の購入費を無利子で貸付しています。一定の条件を満たせば、返還の免除を受けることも可能です。
大阪府大阪市では、保育士に向けて子どもの預かり支援事業や宿舎借り上げ支援事業を行っています。
これらの制度を有効活用すれば、経済的な負担を軽減しながら保育士としてキャリアをスタートできるでしょう。居住地域に支援があるか知りたい方は、各Webサイトから詳細を確認するのがおすすめです。
出典
さいたま市「保育士就職準備金貸付事業(返還免除有り)を実施しています」
大阪市「大阪市内で保育士として働く方を支援します」(2026年7月28日)
保育士に特化した転職エージェントを活用する
保育士専門の転職エージェントを利用すれば、未経験者向けの求人をより効率的に探すことが可能です。専任のキャリアアドバイザーが求職者の希望や状況を丁寧にヒアリングし、一人ひとりに寄り添ったサポートを提供します。
また、一般には公開されていない非公開求人を紹介してもらえる場合も。履歴書の添削や面接練習、条件交渉などのサービスも受けられるため、初めて保育業界を目指す方も安心して転職活動を進められます。
未経験から保育士に挑戦したい方によくある質問
ここでは、未経験から保育士に転職を叶えたい方によくある質問に、Q&A形式で回答します。
資格を持っているだけのペーパー保育士向けの研修はある?
保育士資格を有しており実務経験のない方向けに、各自治体や関連企業、保育団体などがサポートを実施している場合があります。たとえば、東京都では保育に関する知識やスキルを学び直すためのセミナーや保育現場での実習に取り組んでいます。新人向けの研修制度が充実している職場もあるため、資格取得から期間が空いている方も安心して働けるでしょう。
出典
東京都福祉局「潜在保育士の方」(2026年7月28日)
未経験で保育士になるのはきついですか?
初めて保育士として就職を目指す際は、適切な準備と心構えをしていれば、現場でもスムーズに業務へと適応していけるでしょう。はじめのうちは覚えることが多く、子どもと向き合う難しさを実感して「きつい」と思うかもしれません。しかし、子どもたちの笑顔や成長を間近で見られることは、仕事を続けるうえでのやりがいにつながります。実務経験なしで保育士を目指すときの不安を解消したい方は、「未経験から保育士になるのはきつい?大変な理由や無理なく働く方法を解説」の記事をご一読ください。
まとめ
保育士は未経験からであっても目指せる職業です。保育業界は人手不足のため、有効求人倍率が高く、年齢を問わず活躍の場が広がっています。
保育士資格の取得方法は、保育士試験に合格するか、指定保育士養成施設を卒業するかの2通りです。資格なしで保育業界に挑戦したい場合は、保育補助として働くのも方法として挙げられます。未経験でこれから保育士を目指す方は、年代ごとの強みを活かしながら転職活動に取り組みましょう。
保育士として新しいキャリアをスタートさせたい方は、レバウェル保育士にご相談ください。レバウェル保育士なら、保育業界に詳しいアドバイザーが未経験者を歓迎している保育園の求人を紹介できます。待遇面の条件交渉や業務内容の不安点に関するアドバイスも行っているので、手厚いサポートを受けながら転職活動に取り組むことが可能です。
執筆者
「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェントサービス「レバウェル保育士」が運営するメディアです。編集部には、元幼稚園教諭・保育士資格者のメンバーも在籍。現役保育士さんや保育学生さん、保育士資格の取得を目指す方に向けて、仕事や働き方、キャリア、転職に関するお役立ち情報を発信します。保育士・幼稚園教諭の転職サポート実績をもとに、記事を通して不安や悩みが少しでも解消される状態を目指し、皆さまのキャリア選択を支援します。













