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保育士は30代未経験から目指せる?資格の取得方法やメリット・デメリット

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保育士を目指す際、「30代からなれる?」「未経験でも転職できる?」と不安になる方もいるかもしれません。保育士は人手不足の状況にあるため、年齢や経験にかかわらず採用の間口を広げている求人もあります。 この記事では、30代未経験から保育士を目指す方法についてまとめました。30代未経験者が保育士を目指すかどうか迷ったときの検討方法も解説するので、チェックしてみてください。

この記事のまとめ

  • 30代未経験から保育士を目指す際は、社会人や子育て経験が強みになる

  • 30代未経験者が保育士資格を取得すると、意欲や熱意のアピールになる

  • 保育士を目指すか迷ったら、向いている人の特徴から検討する

この記事を書いた人

A

「レバウェル保育士」編集部

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保育士は30代未経験から目指せる?

保育士は慢性的な人手不足が続いており、年齢や経験を問わず積極的に採用を行っている保育園も多いため、30代未経験からでも目指せます。過去のデータにはなりますが、「保育士試験合格者の就職状況等に関する調査研究新規タブリンク」によると、平成30年度の保育士試験の合格者は、30〜40代が多い傾向です。

「別の業界で働いていたものの、育児やキャリアの見直しをきっかけに保育士に興味を持った」「子どもと関わる仕事をしており、保育士資格取得により専門性を高めたいと思った」というように、30代から保育士を目指すことは珍しくありません。30代の方は、社会人経験や子育て経験を通じて責任感やコミュニケーション能力を身に付けており、未経験であっても保育現場で重宝される可能性があるでしょう。

出典

一般社団法人 全国保育士養成協議会「調査研究事業新規タブリンク」(2026年5月7日)

保育士を30代未経験から目指す方法

保育の仕事に携わる主な方法には、「保育士資格を取得したあと、保育園への就職・転職を目指す」「無資格で保育補助として働く」といった2つのルートがあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解して、自分に合った方法を選びましょう。

保育士資格を取得する

保育士資格があれば、正社員として安定した雇用条件で働けるほか、キャリアアップの道筋も明確になります。資格手当が支給される園も多く、収入面においてもメリットがあるでしょう。

保育士資格取得には、一定の時間と費用が必要です。働きながら資格取得を目指す場合は、学習時間の確保が課題となるかもしれません。しかし、一度取得すれば全国どこでも通用する国家資格なので、将来的な安心感を得られるでしょう。

資格は取得せずに保育補助として働く

保育園では、保育士資格がなくても「保育補助」として働ける可能性があります。すぐに保育の現場を体験したい方や適性を確かめたい方は、資格取得前に「保育補助」として働いてみるのも手です。実際の業務を通じて、保育現場で求められる役割や職場の雰囲気を肌で感じられるでしょう。

ただし、保育補助は正社員での採用が少なく、給与も保育士より低い傾向がある点には注意が必要です。一般的にクラス担任や役職に就くことがないため、キャリアアップに限界があることも理解しておきましょう。

保育士資格を30代未経験から取得する方法

保育士資格を取得する主な方法は、「保育士試験に合格する」「指定保育士養成施設(専門学校・短大・大学)を卒業する」の2つです。また、「ハローワークの職業訓練で保育士養成コースを受ける」といった方法もあります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを参考に、どのルートが自分に合っているか検討してみましょう。

保育士試験に合格する

厚生労働省の「保育士になるには?新規タブリンク」によると、年に2回(前期・後期)実施される保育士試験を受験し、合格すれば保育士資格を取得することが可能です。受験資格はおおむね「短期大学卒業程度」とされていますが、最終学歴が中学校や高等学校卒業であっても、児童福祉施設での実務経験の条件を満たせば受験資格を得られます。30代未経験の方が、保育士試験のルートで資格取得を目指す主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
・テキスト代や受験料のみで済むため、学費のコストを抑えやすい
・仕事と両立しながら、自分のペースで勉強できる
・一度に全科目に受かる必要はなく、3年かけて1科目ずつ合格を積み上げることも可能

デメリット
・合格率は例年20%前後と難易度が高い
・筆記試験と実技試験両方合格する必要がある
・養成施設のような実習がない

独学で資格取得を目指せる保育士試験は、仕事と勉強を両立しやすい可能性があります。ただし、自ら試験対策の時間を設け、スケジュール調整する必要があるため、自己管理が苦手な人は向いていないこともあるでしょう。

出典

厚生労働省「保育士になるには?新規タブリンク」(2026年5月7日)
一般社団法人全国保育士養成協議会「受験資格新規タブリンク」(2026年5月7日)

指定保育士養成施設を卒業する

指定保育士養成施設の専門学校や短大、大学などを卒業すると、保育士試験を受験せずに保育士資格の取得が可能です。働きながら資格取得を目指す場合は、夜間コースや通信制を設けている保育士養成施設が選択肢に入るかもしれません。30代未経験の方が、指定保育士養成施設のルートで資格取得を目指す主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット
・単位をすべて取得して卒業すれば、国家試験に落ちるリスクなく資格を取得できる
・ピアノ、造形、小児保健の実習など、現場で即戦力となるスキルをプロから学べる
・就職のサポートが受けられる

デメリット
・全日制の場合は、拘束時間が長い
・数百万円単位の学費が必要になる

時間や金銭面で余裕がある人は、基礎から実践的なスキルまで学べる「指定保育士養成施設を卒業する」ルートが向いているかもしれません。就職支援が充実している学校もあるため、保育士を目指す過程から就職まで、手厚いサポートが受けられるでしょう。

ハローワークの職業訓練で保育士養成コースを受ける

30代の未経験者が保育士資格を取得する方法の1つとして、ハローワークの職業訓練で保育士養成コースを受けるという選択肢もあります。職業訓練とは、就職するために必要なスキルを身に付けるための講座を原則無料で受けられる制度です。

厚生労働省の「ハロートレーニング(離職者訓練、求職者支援訓練)について知る新規タブリンク」によると、職業訓練を受講するにはハローワークから訓練の必要性などを認めてもらい、受講あっせんを受ける必要があります。東京都産業労働局「令和7年4月入校生 長期高度人材育成コース 受講生募集のご案内(p.1)新規タブリンク」の例でみると、訓練期間は2年間です。なお、すべての地域で開講されているわけではなく、定員も限られています。気になる方は、最寄りのハローワークで、保育士養成コースの有無や受講条件を確認してみましょう。

30代未経験で保育士として就職・転職できる?

保育士への就職・転職を目指す際、「30代」や「未経験」といったことに対して不安になる必要はありません。保育士求人のなかには、「未経験歓迎」「教育制度あり」「年齢不問」というように、採用の間口を広げているものもあります。また、就職や転職を見据え保育士資格を取得すれば、仕事への意欲や熱意のアピールにつながるでしょう。

保育士は幅広い仕事を任されるため、異業種で身に付けたコミュニケーション能力や事務処理能力など、汎用的なスキルが評価されることがあります。ただし、給料が高かったり待遇が良かったりする人気の保育士求人は競争率が高く、経験者が有利になるかもしれません。未経験で保育士としての就職・転職を成功させるためには、応募資格や求める人物像の詳細をチェックすることが重要です。

保育士を30代未経験から目指すか迷ったら?

30代未経験から保育士を目指すかどうか迷っている方は、以下のポイントを検討してみましょう。自分の状況や価値観と照らし合わせることで、より納得のいく決断ができるはずです。

保育士になるメリット・デメリットを把握する

以下では、30代・未経験という状況から、保育士になるメリットとデメリットをまとめました。それぞれの内容を把握したうえで、保育士を目指すべきかどうかを検討してみましょう。

メリット
・電話応対やビジネスマナー、PCスキルなど、社会人経験が活かせる
・育児経験は、子どもとの関わりや保護者対応で役立つ
・定年まで長く働ける専門職に就ける
・将来的に結婚や引っ越しがあっても、全国どこでも求人が見つかる

デメリット
・体力的な負担が大きいこともある
・年下の先輩から指導を受ける場合もある
・一時的に年収が下がることもある

保育士になるメリットには、子どもの成長に関わるやりがいや、社会貢献できる充実感なども挙げられます。一方、デスクワークをしていた人が保育士になる場合は、体力的なきつさを感じるかもしれません。これらのメリット・デメリットを理解したうえで、自分にとって保育士という職業が魅力的かどうか判断しましょう。

保育士に向いている人の特徴と自分を照らし合わせる

保育士を目指すか迷ったら、向いている人の特徴と自分の性格や価値観などを照らし合わせてみましょう。保育士に向いている人の主な特徴は、以下のとおりです。

  • 子どもと関わることが好き

  • 探求心がある

  • 何事も前向きに楽しめる

  • 観察力がある

  • 体力に自信がある

  • 周囲の人と円滑なコミュニケーションができる

  • 人と忍耐強く向き合える

  • 計画的に行動できる

保育士として働くなかで身に付けられるスキルもあるため、すべてに当てはまっていなくても心配する必要はありません。適性に自信がない場合は、「子どもが好きという気持ちはあるか」や、「スキルを身に付ける意欲はあるか」がチェックポイントになるでしょう

30代保育士の給与事情を踏まえて検討する

30代未経験者が保育士になる場合、年収が下がることもあるため、家族やプライベートの状況を踏まえて慎重に検討しましょう。参考として、30代保育士の平均年収は、以下のとおりです。

年齢平均年収
30~34歳約422万円
35~39歳約430万円

求人へ応募する際は、基本給や手当、ボーナスなどの詳細を把握したうえで、現在の収入と比較し、保育士として働いた場合の収入で生活していけるかどうか考えてみましょう。また、家計への影響や将来の資金計画も含めて、現実的な判断をすることが大切です。

出典

e-Stat 政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査新規タブリンク」(2026年5月7日)

保育士として働ける職場をチェックする

保育士を目指す場合は、働きたい職場の傾向も明確にすることが大切です。保育士は、認可保育園や認可外保育園だけでなく、認定こども園や学童保育、子育て支援センターなど、さまざまな職場で働ける可能性があります。施設によっても、運営方針や力を入れている保育内容などは異なるため、実際に求人を見ながら「自分の希望条件に合っているか」「働きたいと思えるか」を検討するのも手です。

保育士を30代未経験から目指す際の注意点

ここでは、30代未経験で保育士を目指す際の注意点を解説します。保育士資格の取得や転職活動でおさえておきたいポイントとして、参考にしてみてください。

計画的に保育士資格を取得する

30代は、結婚や子育てなど生活環境の変化もあるため、「いかに計画的に、スムーズに保育士資格を取得するか」がキャリア形成の鍵を握ります。たとえば、保育士試験を受ける場合は、複数回の受験を見越した学習計画を立てると、仕事や家庭と上手く両立しながら合格を目指せるでしょう。また、独学や通信講座など、自分に合った学習スタイルを選ぶこともポイントです。

短期での資格取得を目指すと、家族に負担を掛けたり、体調を崩したりするかもしれません。保育士としてのキャリアを長く築くためには、無理ない計画を立てて着実にスタートを切ることが大切です。

公務員保育士を目指す場合は年齢制限を確認する

公務員保育士を目指す際は、早めに各自治体の採用情報を確認しましょう。公立保育園で働く公務員保育士の採用は、多くの自治体で年齢制限が設けられています。一般的に30歳前後が上限となっている傾向があるため、30代後半になると受験できない場合があるかもしれません。なお、公務員のように安定した雇用条件で働ける民間の保育園もあるため、公務員保育士になるのが難しいときは、選択肢を広げて検討してみましょう。

自分に合った保育園選びを行う

30代の保育士未経験者が転職活動する際は、「等身大の自分に合う園選び」が重要になります。たとえば、若手中心の園よりも、幅広い年齢層が活躍し、異業種からの転職者を歓迎している園のほうが馴染みやすいかもしれません。また、体力面や家庭とのバランスを考慮すると、残業時間の少なさや研修制度の充実度もチェックポイントになります。

可能であれば、求人の応募前や面接時などのタイミングで園見学させてもらうのも手です。保育士の雰囲気や子どもたちの様子、施設設備などは実際に見たほうが、自分に合った保育園かどうか検討しやすくなるでしょう。

未経験OKの保育士求人探しは転職エージェントに相談

30代未経験から保育士を目指す方には、保育専門の転職エージェントの活用をおすすめします。保育業界に詳しいプロから、希望条件や状況に合った職場を紹介してもらうことが可能です。また、履歴書の添削や模擬面接などの選考対策も受けられるため、保育業界で働いたことがない方も、安心して転職活動を進められるでしょう。

「30代未経験で保育士になれる?」とお悩みの方は、保育専門の転職支援サービス「レバウェル保育士」にご相談ください。専任のアドバイザーが、キャリア相談や求人紹介、選考対策などの手厚いサポートを実施しています。サービスはすべて無料で利用できるため、お気軽にご相談ください。

保育士を30代未経験で目指す人によくある質問

ここでは、30代未経験で保育士を目指す人によくある質問に、Q&A形式で回答します。

未経験の30代男性は保育士になれる?

保育現場では、性別に関わらず多様な視点を求めているため、男性保育士も活躍できる可能性があります。保育園にとって男性保育士がいるメリットは、「防犯につながる」「保育活動の幅が広がる」「父親に近い視点での育児支援ができる」などです。未経験という点では、異業種で培った社会人スキルを園運営に活かせることもあるでしょう。

一方、デメリットは、「男性用のトイレや更衣室が整っていない」「子どものトイレや着替えの介助で細やかな配慮が求められる」などです。上手くやっていけるか不安な場合は、実際に男性保育士が働いている園の求人を探し、可能であれば園見学させてもらうと、リアルな現場の情報を収集できるでしょう。

30代未経験から保育士になるのはきつい?

30代未経験から保育士になることは、確かに挑戦的な面があります。体力的な負担や新しい環境への適応など、大変な部分もあるでしょう。しかし、異業種からの転職であっても、コミュニケーション能力や事務処理能力、社会人としてのマナーなど、汎用的なスキルは保育現場においても大いに活かせます。また、仕事に対する前向きな姿勢や子どもが好きという気持ちがあれば、大変なことがあっても乗り越え、充実したキャリアを築けるでしょう。

35歳から保育士として転職できる?

35歳からであっても保育士として転職することは可能です。園の運営方針や人手の状況によっては、年齢よりも人柄や意欲を重視して採用していることがあります。年齢的な不安がある方は、30〜40代が多い園を選ぶと馴染みやすいと感じるかもしれません。また、体力面で自信がない方は、小規模保育園や企業内保育所など、比較的負担の少ない職場へ転職するのも手です。

30代未経験から保育士資格を取得する最短ルートは?

30代未経験から保育士資格を取得する最短ルートは、保育士試験に合格することです。年2回実施される試験に合格すれば、最短半年程度で資格を取得できる可能性があります。ただし、合格率は約20%と低いため、十分な学習時間の確保と効率的な勉強方法が重要です。仕事と両立しながら資格取得を目指す場合は、通信講座の活用や計画的な学習スケジュールの作成がポイントになるでしょう。

まとめ

30代未経験者が保育士になることは十分可能です。保育業界は人手不足が続いており、年齢や経験を問わず積極的に採用している保育園もあります。また、30〜40代で保育士試験に合格する方も少なくありません。保育士になる方法は、保育士試験を受験する方法と指定保育士養成施設を卒業する方法があります。実際の現場を通じて向き不向きを判断したい方は、保育補助として勤務してみるのも手です。

30代の方は、社会人経験や子育て経験を通じて身に付けた責任感やコミュニケーション能力が保育現場で重宝されるでしょう。ただし、体力的な負担や年収の変化も考慮する必要があります。転職活動では、研修制度が充実した園や幅広い年齢層が活躍している園を選ぶのがポイントです。転職活動に関する不安や悩みは、レバウェル保育士にご相談ください。いまの状況や希望条件を丁寧にヒアリングしたうえで、あなたに合ったキャリアプランをご提案します。

執筆者

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。

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