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保育士資格は免許更新が必要?書換えや再交付が必要な事例や手続きの流れ

  • #保育士
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保育士資格の免許更新は必要?と気になる方もいるかもしれません。保育士資格は定期的に更新する制度がないため、一度取得すれば生涯有効です。 この記事では、保育士資格の免許更新が必要ない点や書換え、再交付が必要になる事例についてまとめました。保育士証の書換えや再交付手続きの流れや、注意点も解説するので、詳しく知りたい方は参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • 保育士資格の取得後は、定期的な免許更新制度はない

  • 氏名や本籍地が変更になったときは保育士証の書換え手続きが必要になる

  • 保育士証を紛失や汚損したときは再交付手続きをする

保育士資格の免許更新は必要ない

保育士資格には、定期的な更新制度がありません。一度、保育士資格を取得すれば、生涯有効となります。また、休職やブランクによって、保育士資格が失効することもありません。なお、社会福祉法人 日本保育協会の「保育士の定義新規タブリンク」によると、保育士資格は、保育士登録をして保育士証が交付されることで有効になります。養成学校卒業後や保育士試験合格後には、早めに登録手続きを進めましょう。

保育士試験合格後の流れについては、「保育士試験に合格したらすること!資格登録手続きや就職活動の流れを解説」の記事で紹介しています。また、幼稚園教諭免許状を持っている方は、「幼稚園教諭の免許更新は廃止になった!再授与手続きが必要なのはどんな人?」の記事も参考にしてみてください。

出典

社会福祉法人 日本保育協会「保育士の登録新規タブリンク」(2026年1月29日)

保育士証が書換え・再交付となる事例

保育士資格に免許更新の制度はないものの、氏名変更による書換えや、紛失による再交付などが必要になる場合もあるでしょう。ここでは、保育士証の書換えや再交付が必要となる事例を解説します。

保育士証の氏名や本籍地が変更になった場合

保育士証を持っている方の氏名や本籍地などが変わったときは、書換え手続きが必要です。保育士証に記載されている氏名や本籍地と実際の情報に相違があると、正式な資格証明として認められません。保育士証は、保育士として就職や転職する際に提示が求められるため、氏名や本籍地が変更になったときは速やかに書換え手続きをしましょう。

保育士証について詳しくは、「保育士証とは?発行手続きの流れや必要書類、名義変更の方法などを解説!」記事で解説しています。

保育士証を紛失や汚損した場合

保育士証を紛失してしまったときや、破れや水濡れなどで汚損してしまった場合は「再交付」手続きが必要です。汚損の程度がひどく、保育士証の記載内容が確認できない場合、正式なものとして認められない恐れがあります。また、破れや水濡れなどにより状態が良くないと、就職先や転職時などから印象が下がるかもしれません。紛失や汚損した場合は、早めに再交付手続きをして、きれいな状態で大切に保管しておきましょう。

保母資格証から保育士証に切り替える場合

過去に「保母資格証」を取得した方は、現在の「保育士証」への切り替えが必要になります。保母資格とは、1999年の法律改正前まで使われていた「保育士資格」の旧称です。法改正により「保母」から「保育士」に名称変更されましたが、資格そのものの効力に違いはありません。保育士証への切り替え手続きが済んでいれば、保育士として働けます。

出典

厚生労働省「保母資格証交付について新規タブリンク」(2026年1月29日)

保育士証の書換え手続きの流れ

保育士証の書換えは、郵送で申請の手続きをします。社会福祉法人 日本保育協会の「保育士証 書換え交付申請手続き新規タブリンク」によると、氏名や本籍地が変更になったときの書換え手続きの流れは、以下のとおりです。

  • 1.申請書や記入例などがセットされている書換えの手引きを取り寄せる

  • 2.書換え手引きに同封されている専用の払込用紙で手数料を振り込む

  • 3.保育士証書換え交付申請書や保育士証、戸籍抄本、振替払込受付証明書などの書類を揃える

  • 4.申請書類を郵送する

  • 5.保育士証の書換え交付がされる

保育士証の書換え手続きについて、詳しくは「保育士証の名称変更をする方法とは?申請手続きの流れや必要書類を紹介」で解説しているので、参考にしてみてください。

出典

社会福祉法人 日本保育協会「保育士の登録新規タブリンク」(2026年1月29日)

保育士証の再交付手続きの流れ

保育士証の再交付手続きも、書換え時と同じく郵送で行います。社会福祉法人 日本保育協会の「保育士証 再交付申請手続き新規タブリンク」によると、保育士証の紛失や汚損による再交付の流れは、以下のとおりです。

  • 1.申請書や記入例などがセットされている再交付手引きを取り寄せる

  • 2.再交付手引きに同封されている専用の払込用紙で手数料を振り込む

  • 3.保育士証再交付申請書や振替払込受付証明書、紛失以外の場合は保育士証を揃える

  • 4.申請書類を郵送する

  • 5.審査を経て保育士証が再交付される

郵送方法や必要な書類については、「保育士証 再交付申請手続き新規タブリンク」で詳細を確認したうえで、漏れがないようにしましょう。

出典

社会福祉法人 日本保育協会「保育士の登録新規タブリンク」(2026年1月29日)

保育士証の手続きにおける注意点

保育士証は、保育士として就職や転職する際に提示が求められるため、早めに手続きしておくことが大切です。ここでは、保育士証の手続きにおける注意点を解説します。

保育士登録完了までにはおおよそ2ヶ月程度掛かる

社会福祉法人 日本保育協会の「保育士証 再交付申請手続き新規タブリンク」によると、保育士証が再交付されるまでには約2ヶ月程度掛かります。書換え交付の場合も、同様です。また、書類に不備があると、2ヶ月以上掛かる可能性もあります。なお、3ヶ月以上経過しても、保育士証が届かなかったり、書類不備に関する連絡がなかったりする場合は、問い合わせてみましょう。

出典

社会福祉法人 日本保育協会「保育士の登録新規タブリンク」(2026年2月9日)

結婚による氏名変更の際は旧姓の併記も検討する

結婚により名字が変わったときは、保育士証に旧姓も併記するか検討しましょう。社会福祉法人 日本保育協会「保育士証への旧姓及び通称名の併記について新規タブリンク」によると、書換え申請の際に希望すると、保育士証の氏名欄に旧姓の併記が可能です。

保育士証に旧姓を併記しておくと、結婚前に受けた研修の修了証や取得した資格証にある名前とも一致するため、キャリアの証明がスムーズになります。また、子どもや保護者、同僚から馴染みが深い旧姓をそのまま仕事上の名前として使いたい場合、保育士証に併記されていれば「公的に認められた名前」として、整合性を保つことが可能です。

出典

社会福祉法人 日本保育協会「保育士の登録新規タブリンク」(2026年2月9日)

転職する場合は早めに書換えや再交付の手続きをする

転職活動をする方が保育士証の書換えや再交付する場合は、早めに手続きを済ませましょう。採用面接時や入職時に、保育士証の書換えや再交付手続き中の場合、本人確認に手間取るかもしれません。スムーズな転職活動や入職手続きのために、保育士証は常に最新の状態を維持しておきましょう。

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保育士の免許更新に関するよくある質問

ここでは、保育士の免許更新に関するよくある質問に答えます。

保育士資格が失効することや期限切れになることはある?

一度取得した保育士資格は、更新手続きをしなくても生涯有効です。どれだけ長期間にわたり保育現場から離れていても、保育士資格そのものの効力は継続します。なお、稀なケースにはなりますが、虚偽の申請や不正行為が発覚した場合は、保育士資格失効となるでしょう。また、保育士として働くなかでの不適切行為によっては、登録取り消し処分の対象になる可能性があります。

幼稚園教諭免許状を持っている場合は更新が必要?

幼稚園教諭免許状に更新制度はありません。2022年7月1日の法改正によって、教員免許更新制が廃止されました。ただし、制度廃止の施行日(2022年7月1日)以前に有効期限が切れていた場合は、別途手続きが必要になります。申請窓口に関しては、文部科学省「免許状授与手続窓口一覧新規タブリンク」から確認しましょう。

出典

文部科学省「教員免許状に関するQ&A新規タブリンク」(2026年2月9日)

まとめ

保育士資格に、定期的な更新制度はありません。一度取得すれば生涯有効で、ブランクがあっても失効することはないため安心です。ただし、氏名変更や紛失などの際には、手続きが必要になります。保育士証の書換えや再交付が必要な場合は、郵送で申請を行います。まず手引きを取り寄せ、手数料を振り込んだ後、必要書類を揃えて申請するといった流れです。

手続きには約2か月掛かるため、就職や転職を考えている場合は早めに申請手続きをしましょう。また、結婚で氏名が変わる場合は、キャリアの証明をスムーズにするために、旧姓の併記も検討することが大切です。保育業界専門の転職支援サービス「レバウェル保育士」では、キャリア相談や求人紹介などが受けられます。転職を検討している保育士の方は、お気軽にご相談ください。

執筆者

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。

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