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保育士試験に合格したら?登録手続きや就職・転職活動の流れを解説!
- #保育士試験

「保育士試験に合格したら、どのような手続きが必要なの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。保育士試験合格後、保育士として勤務するには、保育士登録と就職・転職活動が必要です。 この記事では、保育士試験合格後の登録手続きの流れや、就職活動のステップ、求人選びのポイントを解説します。これから保育士としてのキャリアをスタートしたい方向けに役立つ情報をまとめているので、ぜひご一読ください。
この記事のまとめ
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保育士試験に合格したら、保育士登録と就職活動が必要
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登録手続きをして保育士証を受け取らなければ、保育士として勤務できない
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登録申請と就職活動を同時進行しておくと、入職がスムーズになる
目次
【2026年】保育士試験に合格したらすること
保育士試験に合格したらすることは、「保育士登録」と「就職活動」です。保育士として勤務するには、登録手続きで「保育士証」を交付してもらい、資格を証明するために就職先にコピーを提出する必要があります。保育士証は試験に合格したら自動的に交付されるのでなく、自分で書類を取り寄せて申請しなくてはなりません。
登録から保育士証が発行されるまでには、2ヶ月ほどかかります。保育士試験に合格したら、保育士登録と就職・転職活動を同時進行すると、スムーズな入職を目指せるでしょう。
出典
登録事務処理センター「3月卒業(修了)見込申請者の取りまとめのお願い」(2026年4月10日)
【保育士試験に合格したら?】登録手続きの流れ
ここでは、保育士試験に合格したら行う、保育士登録の流れについて紹介します。どのような手順が必要になるのか、ステップごとに確認しておきましょう。
1.「保育士登録の手引き」を取り寄せる
保育士試験に合格したら、登録手続きに必要な申請書が入っている「保育士登録の手引き」を取り寄せます。登録事務処理センターのページから宛先や用意するものを確認し、郵送で申し込みをしましょう。なお、電話やメールでの取り寄せは不可となっています。
2.登録の手数料を振り込む
「保育士登録の手引き」が届いたら、専用の払込用紙が同封されているので、記入欄を埋めて郵便局の窓口で登録手数料を支払います。振り込みが完了したら、振替払込請求書兼受領証と振替払込受付証明書の両方に、郵便局の日付入り受付印があるかを確認しましょう。受領証は登録手続きに、証明書は支払い確認に必要なため、大切に保管してください。
3.申請に必要な書類を準備する
保育士登録では、申請に必要な以下の書類を準備します。
保育士登録申請書
振替払込受付証明書
保育士となる資格を証明する書類の原本
婚姻などの理由で書類と氏名が異なる場合は、現在の戸籍抄本(戸籍の個人事項証明書)も必要です。
4.申請書類を郵送する
必要な書類を揃えたら、郵便局の窓口から登録事務処理センター宛に簡易書留郵便で郵送します。申請書類は不備がないかを事前によく確認してから提出することが重要です。書留郵便物受領書は、郵送事故などが起きた際に提示が求められるので、手元に保育士証が届くまで保管しておきましょう。
5.保育士証の交付を受ける
都道府県の審査や決定を経て、保育士名簿に登録されると、保育士証が交付されます。登録申請から交付までの期間は、2ヶ月程度要するのが基本です。保育士証が3ヶ月以上経っても届かない場合は、登録事務処理センターに問い合わせをしましょう。
出典
登録事務処理センター「保育士登録申請手続き(新規登録)」(2026年4月10日)
保育士試験の合格後に登録しないとどうなる?
保育士試験に合格しても、保育士登録を行わなければ正式な保育士として認められません。この項では、登録しない場合どうなるのかについて詳しく解説します。
保育士として勤務できない
保育士試験に合格しただけでは、保育士として勤務できません。保育施設で保育士として活躍するには、登録手続きを行い、保育士証の交付を受ける必要があります。保育業界の求人に応募する際も、保育士証のコピーの提出が求められるので注意しましょう。すぐに働く予定がなくても、将来的に保育士として働きたい場合は、事前に登録手続きをしておくのがおすすめです。
保育士資格は有効のまま
保育士試験に合格後、登録手続きをしなくても資格を失うことはありません。保育士登録の期限は設けられていないため、合格から10年後、20年後に申請したとしても認められます。保育士資格には有効期限がなく、一度取得をしていれば更新の必要もないのがポイントです。
【保育士試験に合格したら?】就職・転職活動の流れ
これから保育士として働きたい方が保育士試験に合格したら、登録手続きと同時進行で就職・転職活動を始めましょう。下記では、保育士試験合格後の求職活動の流れを紹介します。
1.自己分析をして希望条件を洗い出す
就職・転職活動を始めるときは、求人を探す前に自己分析をしましょう。これまでの経験を振り返って、自分の強みや弱みを理解したりキャリアを棚卸ししたりすれば、どのような職場で働きたいのかが見えてきます。自身の状況や希望条件は、以下のような項目を文字化して書き出してみると、内容を整理しやすいでしょう。
保育士になりたい理由
就職先で活かせるスキル
保育士として叶えたいこと
働き方や待遇などの労働条件
勤務時間や給与、通勤時間などの労働条件は、あらかじめ優先順位をつけておくと求人を選びやすくなります。
2.気になる職場の情報収集をする
気になる職場を見つけたら、自分の希望条件とマッチしているかを知るために情報収集をします。志望先のWebサイトや口コミなどを参考に、職場の雰囲気・保育理念・運営方針などを確認しましょう。
入職後のミスマッチを防ぐためにも、必要とされるスキルや経験、研修制度も調べておくのがおすすめです。保育現場が未経験の場合は、新人向けのサポート体制が整備されているかもチェックしておきましょう。幅広く情報収集をすれば、応募時の志望動機の具体性を上げることにもつなげられますよ。
3.保育士向けの就職・転職支援サービスに登録する
保育士試験に合格後、求人を探す際は、保育士向けの就職・転職支援サービスを利用すると効率的です。保育業界に特化した求人サイトなら、保育士資格を活かせる職場を絞り込んで仕事探しができます。
就職・転職エージェントを活用すれば、担当のキャリアアドバイザーに相談しながら求人紹介を受けられるので、現在抱えている不安を軽減しやすいでしょう。サービスによっては非公開求人を取り扱っている場合もあり、求人の選択肢を広げられる可能性が考えられます。そのほかにも、履歴書や職務経歴書の書き方のアドバイス、面接対策など、就職活動全般のサポートを受けることが可能です。
4.エントリーと応募書類の提出をする
応募したいと思う求人が見つかったら、要項に従ってエントリーと応募書類を提出しましょう。好条件の求人は応募者が集まりやすいことから、募集の締め切りが早まる場合も考えられます。
求人にエントリーしたら、早めに選考へ進めるよう対策や準備をすることが大切です。履歴書や職務経歴書は不備のないよう、誤字脱字をチェックしたり、エージェントに添削してもらったりしましょう。
5.選考を受ける
求人に応募後、書類選考を通過したら、適性検査や採用試験、面接などが実施されます。職場によっては、実践的なスキルを確認するため、ピアノの弾き歌いや絵本の読み聞かせなどの実技試験が行われることもあるようです。
面接では、情報収集の際に調べた内容を基に回答を固めたり、逆質問を考えたりしておくと、志望度の高さをアピールできます。転職エージェント経由で求人に応募した場合は、本番を意識した模擬面接に対応してもらえるため、当日の面接もスムーズに受け答えしやすくなるでしょう。
6.内定承諾と入職手続きをする
志望先から内定の連絡が来たら、承諾することで入職手続きに進みます。内定承諾の返答期限はメールや書類に記載されているので、入職希望日の時期にかかわらず早めに回答をしましょう。入職手続きに必要な書類は、余裕を持って提出できるよう揃えておくことが大切です。
保育士試験の合格後に求人を探すときのポイント
保育士として活躍を続けていくには、長く働ける環境を選ぶことが重要です。この項では、保育士試験の合格後、自分に合った求人を見つけるコツを紹介します。
園の方針やフォロー体制を確認する
一斉保育や自由保育、モンテッソーリ教育、シュタイナー教育のように、保育園ごとの特色は異なります。園が目指している方針と自分と保育観がマッチするような求人を探すと、将来的な働きやすさにつながるでしょう。
また、先輩保育士からの指導が受けられるか、いきなり担任を任されないかなど、フォロー体制が整備されているかどうかも確認しておきたいポイントです。情報収集で教育やフォローに関する制度が確認しづらい場合は、面接の機会に質問してみるのも手です。
複数の求人を比較検討する
保育士になるための就職・転職活動を行うときは、複数の求人を比較検討しましょう。志望先を1社だけに絞ると、イメージと違った場合や選考で落ちたとき、また一から求人探ししなければいけません。
複数の求人から情報を照らし合わせることで、施設ごとの違いを掴めたり、業界の標準から離れていないかを冷静に判断できたりします。仕事内容や給料、福利厚生などを総合的に比較しながら、自分に向いているかどうかの観点も踏まえて取捨選択しましょう。
園見学をさせてもらう
気になる職場がある場合は、事前に園見学をさせてもらうと、職場の雰囲気や実際の環境を確認できます。職員同士のコミュニケーションや子どもたちの様子、設備状況、安全面などに着目すれば、働くイメージを想像しやすくなるでしょう。
保育施設によっては、採用ページや求人情報に「園見学できます」と記載している場合もあります。それ以外の職場では、エントリー時や面接の際に見学をしたい旨を伝えると、柔軟に対応してもらえる可能性もあるようです。
保育業界専門の転職エージェントに相談する
保育士試験に合格後、自分に合った求人を見つけるなら、保育業界専門の転職エージェントを利用するのがおすすめです。転職エージェントでは、転職のプロが求人紹介や選考対策、条件交渉、入職後のアフターフォローなどを行っています。業界に詳しいキャリアアドバイザーが親身にサポートしてくれるので、不安や疑問を解消しながら転職活動を進められますよ。
「どんな職場が自分に合っているのか分からない」「求職活動の進め方に迷う」とお悩みの方は、転職支援サービスのレバウェル保育士にご相談ください。
レバウェル保育士では、プロのアドバイザーがマンツーマンであなたの転職活動をトータルサポートします。豊富な選択肢のなかから、あなたの希望条件や適性に合った求人を紹介することが可能です。応募書類を書くときのアドバイスや模擬面接にも対応しているので、スムーズな就職・転職活動を切り出せます。
保育士試験の合格後によくある質問
ここでは、保育士試験の合格後によくある質問を、Q&A形式でお答えします。
保育士試験の合格通知書はオンラインでダウンロードできる?
保育士試験をオンラインで受験申請した場合は、インターネット上で合格通知書をダウンロードすることが可能です。電子化された合格通知書は、保育士試験マイページの「試験結果確認」欄から確認できます。なお、保育士試験に郵送で受験申請した場合は、合格通知書が送付されます。
保育士証を受け取る前に保育現場で勤務できますか?
保育士証を受け取る前に「保育士」として働くことはできません。ただし、「保育補助」であれば勤務できる可能性があります。早く保育現場で働きたい場合は、保育補助を募集しているアルバイト求人を探したり、内定をもらった施設に補助の立場からスタートできないか相談したりするのがおすすめです。
保育士試験合格後、保育士登録の期限はありますか?
保育士登録の期限はありません。保育士試験に合格している状態であれば、いつでも登録申請が可能です。ただし、登録事務処理センターの「保育士登録ができない場合(欠格事由)」に記載されている事項に該当する場合は、登録手続きが不可となるのでご注意ください。
出典
登録事務処理センター「保育士の登録と罰則規定」(2026年4月10日)
まとめ
保育士として働くためには、試験の合格後に保育士登録と就職活動を行う必要があります。保育士証の発行には2ヶ月程度かかるため、登録手続きと仕事探しは同時に進めておくのがおすすめです。
就職・転職活動では、自己分析をして希望条件を整理し、気になる職場の情報収集をしましょう。複数の求人を比較したり、実際に園見学をして状況を判断したりするのも大事なポイントといえます。「効率的に求人を探したい」「選考対策に不安がある」といった場合は、保育業界専門の転職エージェントに相談してみましょう。
執筆者

「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。













