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夜勤で働く保育士の仕事とは?日勤との違いや求人探しのポイントを解説

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こどもを預ける保護者と保育士の画像

保育士のなかには、夜勤での働き方や仕事内容について気になる方もいるかもしれません。24時間対応の保育園や乳児院などでは、保育士が夜勤で子どもの入浴をサポートしたり睡眠を見守ったりしています。 この記事では、保育士の夜勤について、仕事内容や給与、向いている人の特徴などをまとめました。保育士が自分に合った夜勤求人を探すポイントも紹介します。

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「レバウェル保育士」編集部

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目次

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夜勤で働く保育士の仕事とは

保育士の夜勤とは、主に夕方から翌朝にかけて子どもたちの保育を担当する働き方です。保育士のなかには、夜間保育が必要な子どもを受け入れている24時間対応の保育園や乳児院、ベビーシッターサービスなどで夜勤をしている方もいます。夜勤で働く保育士だからといって、必要な資格や特別なスキルはありません。仕事内容も基本的には日中の保育と変わりなく、生活全般のサポートや遊びの見守り、寝かしつけなどを担当することになります。

夜間保育を実施している施設やサービス

24時間対応の保育園や企業内保育所などにおいては、保育士が夜勤で働く可能性があります。ここでは、夜間保育を実施している施設やサービスをまとめました。

夜間保育所

こども家庭庁の「令和6年度 夜間保育所の設置状況(令和6年4月1日時点)(p.1)新規タブリンク」によると、夜間保育所は全国に74ヵ所あります。夜間保育所の設置基準は、以下のとおりです。

  • 入所定員は20名以上

  • 開所時間は原則としておおむね11時間、おおよそ午後10時まで

  • 保育士の配置は児童福祉施設の最低基準を満たす必要がある

  • 仮眠のための設備を備える必要がある

夜間保育所によっては、通常の開園時間の前後数時間を延長保育として、預けられる時間帯を幅広くしている場合もあるようです。

出典

こども家庭庁「令和6年度 夜間保育所の設置状況(令和6年4月1日時点)新規タブリンク」(2025年8月28日)
厚生労働省「夜間保育所の設置認可等について新規タブリンク」(2025年8月28日)

24時間対応の保育園

保護者の仕事や家庭の事情など、幅広いニーズに対応するために24時間対応している保育園もあります。24時間対応の保育園で働く場合は、契約内容やシフトによって日勤や夜勤が決まるでしょう。24時間対応の保育園のなかには、認可されている施設もあります。24時間対応の保育園では、一時預かりを実施している場合もあり、日によって預かる子どもが変わることもあるようです。

企業内保育所

夜間働く社員がいる企業や24時間稼働している工場などでは、従業員向けの企業内保育所で夜間保育を実施していることもあるようです。企業内保育所とは、企業が従業員のために設置する保育施設で、勤務時間に合わせた保育時間を設定しています。一般的な利用者は従業員の子どもになりますが、地域枠として外部の方も受け入れ可能な企業内保育所もあるようです。

院内保育所

病院内や医療施設に併設された院内保育所では、夜間保育や24時間保育を実施している場合があります。院内保育所では、夜間働く保護者に合わせて、午後15時~翌朝午前10時のように保育時間が設定されていることも。基本的に保育するのは、病院で働いている保護者の子どもに限られるため、園児の数は比較的少ない傾向があるでしょう。

乳児院

乳児院では、保育士や看護師などが夜勤を担当することがあります。乳児院とは、家庭や保護者の事情で養育が困難になった、主に2歳未満の乳幼児を養育する児童福祉施設です。乳児院は24時間体制で子どもたちの生活全般のサポートやケアを行うため、夜勤が必要な勤務体制となっています。乳児院の特徴は、一般的な保育施設と比べ、より家庭に近い環境で、子どもたちのケアや生活全般のサポートをする点です。

児童養護施設

児童養護施設は24時間体制で運営されており、保育士が夜勤を担当することもあります。児童養護施設とは、家庭での養育が困難になった主に2〜18歳未満の子どもたちを受け入れる施設です。保育士が働く場合は、保育園や乳児院に比べ、より幅広い年齢の子どもたちと関わることになります。心理的ケアや小学生以上の子どもたちのサポートなど、より幅広く専門的な知識や対応力が求められるでしょう。

ベビーシッター

保育士のなかには、夜間対応可能なベビーシッターとして働いている方もいます。保護者の急な残業や夜勤、冠婚葬祭など、幅広いニーズに対応できるように、夜間や深夜保育に対応しているベビーシッターサービスもあるようです。ベビーシッターとして夜勤で働く際は、保育園からのお迎えや入浴のサポートなど、保護者の依頼によって仕事内容が決まります。依頼内容によっては、小学生以上の子どもを預かることもあるでしょう。

夜勤ならではの保育士の仕事内容

夜間保育所や24時間対応の保育施設などで夜勤をする場合、入浴のサポートや夜間の睡眠の見守りなどを担当する傾向にあります。夜勤ならではの保育士の仕事内容を確認してみましょう。

沐浴や入浴のサポート

保育士が夜勤で働く際は、子どもたちの入浴や沐浴のサポートを担当する可能性があります。乳児院や児童養護施設では、複数の子どもの入浴を効率良く安全に行うことが必要です。乳児の場合は沐浴を行い、幼児以上は自立を促しながらも安全に配慮した入浴介助を行います。沐浴や入浴のサポートは、体調確認や怪我のチェックのように、健康観察の機会としても重要な業務です。

夕食・朝食の提供

夜勤の保育士は、夕食や朝食の配膳やサポートにおいて、子どもたちの食生活を支えるという大切な役割を担います。夜勤帯は子どもたちがリラックスした状態で昼間とは違う一面を見せる場合があるため、夕食や朝食の時間を通して信頼関係を深めることが大切です。食事の時間は、子どもたちが一日の出来事を話したり予定を確認したりするコミュニケーションの場となります。また、夕食時には、眠くなりやすい子への対応や夜に現れる不安への寄り添いなどが求められるかもしれません。

夜間の睡眠の見守り

保育士が夜勤で働く際は、お昼寝よりも長時間の睡眠を見守ることになり、保育士が交代で呼吸のチェックや夜泣きの対応をします。子どもの夜間の睡眠においては、おねしょや夜驚への対応が必要です。施設によっては、夜勤の保育士に、子どもたちの寝ている様子や呼吸の状態を記録する業務が任されることもあります。睡眠中、子どもの異常を発見した場合は、緊急対応の判断力も求められるでしょう。

事務作業や行事の準備

夜勤の保育士は、子どもたちが就寝したあとの時間を利用して、日中に手が回らなかった事務作業や行事の準備などを行うことがあります。子どもたちの睡眠の見守りと並行して、連絡帳の記入や保育記録の作成などを進めることもあるでしょう。ただし、子どもたちの安全確保が最優先であるため、巡回や見守りがおろそかにならないよう注意する必要があります。呼吸のチェックや夜泣き対応により、事務作業が中断することもあるかもしれません。

保育士の日勤と夜勤で違うこと

保育士が夜勤で働く場合は、異年齢保育をしたり職員が少なかったり、日勤との違いを感じることがあるかもしれません。ここでは、保育士の日勤と夜勤で違う部分について、解説します。

子どもたちのクラス分け

一般的に夜間保育ではクラス分けがなく、異年齢保育が行われます。夜間保育所は、受け入れ定員が少なかったり、預けられる子どもの人数が少なくなったりするため、年齢関係なく一緒に保育することになるでしょう。保育士は幅広い年齢の発達段階を理解し、一人ひとりに合った関わりができる柔軟性が求められるといえます。

シフトの組み方

日勤の保育士は一般的に8時間勤務になりますが、夜勤の場合は16時間勤務でシフトが組まれることがあるかもしれません。たとえば、夜勤の保育士は「午後4時~翌朝午前8時」のようにシフトが組まれます。夜間保育所や24時間対応の保育園では、宿直という形で、泊まり込みで職場に待機する勤務形態を担当することもあるようです。なお、保育士のなかには、日勤をせずに夜間の時間帯のみに特化して勤務する夜勤専従の働き方をしている方もいます。

保育士の人数

日中に比べて夜間は保育士の配置人数が少なくなるのが一般的です。子どもの人数に合わせた配置になりますが、夜間は交代で仮眠や休憩に入ることもあり、1〜2名の保育士で対応する時間もあるでしょう。1人で子どもたちの睡眠を見守ったり呼吸のチェックをしたりする場合は、責任の重さを感じるかもしれません。少人数で夜勤に携わる場合は、判断力や対応力、臨機応変さなどが求められるでしょう。

夜勤で働く保育士の給与

夜勤で働く場合、深夜の割増賃金や夜勤手当、宿直手当などにより日勤より給与が高くなるでしょう。労働基準法では、午後10時〜午前5時までの深夜労働に対して、通常の賃金の25%以上の割増賃金を支払うことが義務付けられています。夜勤手当があるかは職場によりますが、1回あたり5,000円〜1万円程度支給されるかもしれません。また、宿直手当の相場は、1回あたり4,000円〜6,000円程度のようです。夜勤の回数によって月収に差が出るため、シフト数によっては日勤のみの保育士より3〜5万円程度月収が高くなることもあるでしょう。

保育士が夜勤で働くメリット

保育士が夜勤をすると、給料が高くなったり日中の時間を自由に使えたりするメリットがあります。ここでは、保育士が夜勤で働くメリットをまとめました。

深夜の割増賃金や手当により給与が高くなる

保育士が夜勤をするメリットは、深夜の割増賃金や夜勤手当などにより日勤で働くより給与が高くなることです。深夜働くことに抵抗がない人や体力がある人は、日勤で働くより夜勤のほうが効率良く稼げるかもしれません。日勤より夜勤シフトに多く入れば、一時的な月収アップも期待できます。また、日勤のシフトには入らない夜勤専従の勤務形態を選べば、より給料が高くなるでしょう。

行事による業務負担を軽減できる

夜勤で働く保育士は、運動会や発表会など行事に関する業務負担が比較的少ないこともメリットです。夜間保育所や24時間対応の保育園では、大規模な行事が実施されないこともあります。また、夜勤の場合は、子どもが眠っている時間が長いため、睡眠を見守りつつ行事の準備を進められることもあるようです。また、行事は日中に行われるため、夜勤の保育士は行事の運営に関わらない可能性もあるかもしれません。

日中の時間を自由に使える

夜勤で働くと、日中の時間を自由に使えることにメリットを感じるかもしれません。平日の日中が休みになれば、役所や銀行での手続きがしやすくなったり、普段混んでいる場所で過ごせたりします。資格取得の勉強や研修参加のように、日中の時間を自己啓発に使うことも可能です。

また、子育て中の保育士にとっては、日中に自分の子どもと過ごせる時間が確保できることもメリットです。配偶者が日中働いている場合は、交代で子育てを担当し夜勤で働くという選択肢もあります。

保育士が夜勤で働くデメリット

保育士が夜勤で働く際は、体調管理や生活リズムにおいてデメリットを感じるかもしれません。ここでは、保育士が夜勤で働くデメリットを3つ紹介します。

体調管理が難しい

保育士が夜勤で働くと、生活リズムが崩れ体調管理が難しくなることはデメリットです。昼夜逆転の生活に慣れていないと、睡眠の質が低下したり慢性的な疲労を感じたりするかもしれません。また、夜勤と日勤が混在するシフトの場合、体内時計が安定せず、どのように休みを過ごしたら体調が整うのかを試行錯誤することもあるようです。夜勤で働く場合は、睡眠時間や食事を取る時間を調整しながら、体調を整える能力が求められるでしょう。

生活リズムが家族や友人と合わない

夜勤中心で働く場合、家族や友人との生活リズムがずれてしまい、コミュニケーションが取りにくくなるメリットがあります。家族が起きている時間に仕事、家族が寝ている時間に自分は起きているという生活では、顔を合わせる機会が減ってしまうかもしれません。

体調を整えるために休日の日中に寝ていると、友人との外出や家族行事への参加が難しくなることもあるでしょう。また、結婚や子育てをしている保育士が夜勤で働く場合、家族とのスケジュール調整が課題になるかもしれません。

長く続けづらい

夜勤は身体への負担が大きいため、長期間続けるのが難しいかもしれません。長く保育士を続けるためには、生活リズムが整いやすかったり、家族と予定が合いやすかったりする、日勤のほうが合っていることもあります。現在は働けていても、子育てや介護などが必要になり、夜勤で働けなくなる可能性もあるでしょう。ワーク・ライフ・バランスを保つためには、一定期間で日勤へ移行するなど、キャリアプランを考えておくことが大切です。

夜勤で働く保育士に向いている人

体力に自信がある人や短期的に給料アップしたい人は、夜勤で働く保育士に向いているかもしれません。ここでは、夜勤で働く保育士に向いている人の特徴を解説します。

体力に自信がある人

体力に自信があり、不規則な生活リズムでも体調を崩しにくい方は、夜勤の保育士に向いているかもしれません。夜勤で働く保育士は、夜間の勤務と日中の睡眠という、昼夜逆転した生活リズムに適応できる体力が必要です。仮眠なしの夜勤の場合は、8〜10時間連続して子どもたちの安全を守る責任があります。抱っこでの寝かしつけや、子どもたちが寝ているなか集中力を保って見守る体力も求められるでしょう。

保育士としての経験値をアップさせたい人

一般的な保育園で勤務している方が、保育士としての経験値をアップさせたい場合は、夜勤で働くのに向いているかもしれません。夜勤の保育現場では、日中とは異なる子どもたちの姿を見れます。就寝前のリラックスした時間や、朝の目覚めの瞬間など、家庭的な場面での子どもの姿に触れれば、保育の視野を広げられるでしょう。

また、乳児院や児童養護施設での夜勤経験は、子どもたちの生活全般を支える力が身につきます。夜勤で働く場合は、少人数での保育が多いため、一人ひとりの子どもとじっくり向き合えるのも魅力です。

短期的に給料アップを目指している人

体力があるうちに貯蓄を増やしたい、車を購入するために給料アップしたいなど、短期間で効率良く収入を上げたい方にとって夜勤は1つの選択肢となるでしょう。期間を決めて夜勤で働き、目標達成後は体調や生活スタイルに合わせて働き方を見直す方法もあります。夜勤で働く期間を決めていれば、体力的にきつかったり家族と生活リズムが合わなかったりしても、仕事へのモチベーションが保ちやすくなるでしょう。

保育士が自分に合った夜勤の求人を探すポイント

保育士が夜勤求人を探すときは、手当の支給額や仕事内容をよく調べることが大切です。ここでは、保育士が夜勤で働ける保育施設に転職する際、求人情報でチェックしておきたいポイントを解説します。

夜勤手当や宿直手当の支給額を確認する

保育士が夜勤求人を検討する際は、基本給に加えて夜勤手当や宿直手当の金額を確認しましょう。施設によって手当の支給額には差があるため、総支給額で比較することが重要です。たとえば、基本給は低くても夜勤手当が高い場合や、その逆のケースもあります。給与アップを目指して夜勤で働きたい方は、平均的な残業時間や賞与の支給額など、給与に関わる条件を詳細に把握することが大切です。

保育やサービスの内容を調べる

夜間保育の施設やサービスに関しては、職場の方針や保育士の仕事内容をよく確認し、自分の保育観と合っているかどうかを検討しましょう。夜間保育によっては、子どもの送迎や洗濯、夕食の準備などを保育士が担当することもあります。見守りが中心なのか、教育的な関わりを重視しているのか、生活支援が中心なのかなど、夜間保育の施設やサービスの特性を理解しておくことが大切です。

また、子どもの年齢層や定員数、スタッフ配置なども重要なチェックポイントです。夜勤時に1人で何人の子どもを担当することになるのか、緊急時のバックアップ体制はどうなっているかなど、具体的な業務イメージを持てるようにしておきましょう。

可能であれば園見学させてもらう

可能であれば、実際に施設見学をさせてもらい、夜間保育の様子や設備、雰囲気を確認することをおすすめします。夜勤の場合は、勤務環境や仮眠室の設備なども、事前に確認しておきたいポイントです。職員の雰囲気や子どもたちとの関わり方なども見ておくと、自分に合った職場か判断しやすくなります。

園見学時には、現場で働いている保育士の方から直接話を聞けるかもしれません。実際の勤務の流れや、大変なことややりがい、職場の人間関係などリアルな情報が得られれば、ミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。

保育専門の転職エージェントに相談する

夜勤のある保育施設の求人は、保育専門の転職エージェントに紹介してもらうのも1つの手です。一般的な日勤の保育士求人に比べ、夜勤の求人は少なく、条件に合った保育施設が見つからなくて悩むことがあるかもしれません。保育専門の転職エージェントを利用すれば、非公開求人を含め、より多くの選択肢のなかから自分に合った職場を探せます。選考対策のサポートも受けられるため、安心して転職活動を進められるでしょう。

夜勤のある保育の仕事に興味はあるけれど、具体的な働き方や自分に合う職場がわからない方は、レバウェル保育士にご相談ください。レバウェル保育士では、保育業界に精通したキャリアアドバイザーが、あなたの希望する勤務形態や給与条件、職場環境などをヒアリングし、ぴったりの求人をご紹介します。書類添削や模擬面接などの選考対策も、無料で受けられるため、転職を考えている保育士の方は、お気軽にお問い合わせください。

保育士の夜勤に関するよくある質問

保育士のなかには、夜勤専従や夜勤パートの働き方について、気になる方もいるかもしれません。ここでは、保育士の夜勤に関するよくある質問に答えます。

夜勤専従の保育士とは?

夜勤専従の保育士とは、日勤をせず、夜間のシフトだけを担当する方のことです。24時間対応の保育施設や乳児院、児童養護施設などでは、夜勤専従の働き方を選択できることもあります。2交代制の夜勤専従であれば、16時間勤務になるため、一般的には月10回ほどの出勤になるでしょう。給与面では、夜勤手当が毎回つくため、日勤のみの保育士より高収入になる可能性があります。

夜勤パートやアルバイトの保育士求人はある?

24時間対応の保育施設や、乳児院などでは、夜勤を担当するパート・アルバイトの保育士を募集していることがあります。夜勤のパート・アルバイトは、日中に別の仕事をしている方や学生、家庭の事情で日中に在宅する必要がある方などに合っているかもしれません。夜勤手当や福利厚生がパート・アルバイトも対象になるかどうかは、求人に記載されている条件をよく確認しましょう。

無資格で応募できる夜間保育の求人はある?

非正規雇用や保育補助であれば、保育士資格がなくても応募できる夜間保育の求人はあります。認可外施設やベビーシッターサービスでは、資格が問われない求人もあるようです。ただし、無資格の場合は、手当や福利厚生が対象外になることもあります。保育士資格を持っていない方は、子育てや子どもと関わった経験、関連資格などを選考でアピールする必要があるでしょう。

まとめ

保育士の夜勤は、主に24時間対応の保育園や乳児院、児童養護施設などで行われています。夜勤では子どもたちの入浴や食事、睡眠の見守りなど、生活全般のケアを担当します。保育士が夜勤をするメリットは、深夜の割増賃金や夜勤手当により日勤より給与が高くなることです。一方で、体調管理が難しく、家族や友人との生活リズムが合わないことにデメリットを感じるかもしれません。

保育士として夜勤で働くためには、体力に自信があることや、不規則な生活リズムに対応できることが重要です。求人を探す際は、手当の支給額や具体的な業務内容、職場環境をしっかり確認し、自分に合った職場を選ぶことがポイントとなります。

執筆者

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。

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