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よくある保育士の悩み&解決策を紹介!保護者対応・人間関係・業務量など
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保育士のなかには仕事で悩み、解決策を探している方もいるかもしれません。保育士は、保護者対応や人間関係などで悩むことがあるようです。 この記事では、保育士が直面しやすい悩み別に具体的な解決策を紹介します。悩みを解消するステップや対処しながら長く働き続ける方法もまとめました。保育の仕事にお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事のまとめ
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保育士によくある悩みは、保育観のズレや子どもとの関わり方など
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悩みの理由を明確したうえで、解決策を行動に移したり相談したりする
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転職をする場合は、園見学や転職エージェントで詳細な情報を収集をする
目次
保育士が直面しやすい悩みと解決策
ここでは、保育園で働く保育士が直面しやすい悩みと解決策を解説します。保育士として働くなかで抱えている悩みに合わせて、どう対応したら良いのかの参考にしてみてください。
園長の価値観や方針に合わない
保育士のなかには、「園長の保育に関する価値観や方針が合わない」と悩む方もいます。たとえば、「園長から子どもが友だちを怪我させたときには厳しく叱るように言われたが、恐怖心を与えるような保育はしたくない」のような、保育観が園長と反するような場面です。園長の保育観や方針と自分の考えが合わないものの、指示に従わないと人間関係が悪くなると悩み、ジレンマを感じることもあるでしょう。
解決策
園長の保育観や方針が合わないときは、すぐに反論するのではなく、自分なりの対応方法を検討することがポイントです。たとえば、「厳しく叱る」というのは、怒鳴って恐怖心を与えることではないため、「『どうしてこうなったのか』『どうしたかったのか』など、子どもの気持ちを聞き、ルールや怪我をする危険を丁寧に説明する」といった自分なりのやり方を考えます。
また、先輩保育士は自分より園長との付き合いが長いため、保育観や方針に沿ってどのように対応しているか聞いてみるのも手です。園長からあまりにも無理難題な保育方針を押し付けられたときは、主任保育士や先輩保育士などに相談し、自分の気持ちを守る行動も大切になります。
同僚と保育観が合わない・人間関係が上手くいかない
保育士は、ほかの職員と一緒に子どもたちを見守るなかで、保育観が合わないと悩むこともあるようです。たとえば、1歳児クラスの保育において、後輩保育士は「どのような経験も成長につながると考え、少しばかりの危ない遊びや喧嘩しそうな場面では声掛けをしない」。自分は「子どもの月齢や発達に応じて、まずは成功体験を積んでいけることを重視し、なるべく怪我や喧嘩につながることのない安心できる安全な環境を設定する」といった保育観のズレが発生することがあります。
保育観にズレが生じると、相手との距離を感じ、「職場の人間関係が上手くいかない」といった悩みにもつながるかもしれません。
解決策
同僚と保育観のズレを感じたときは、どのような考えをもって保育をしているのか、観察したり直接聞いたりして相手を理解すると、誤解が解ける可能性があります。相手の保育観が合わないと単に否定するのではなく、背景を理解すれば長所・短所として受け止められるかもしれません。同じ保育園で働く保育士であっても保育観はさまざまなため、同僚はチームメイトとして、お互いの長所・短所を理解して、フォローしあうことが大切です。
クラスの子どもに心を開いてもらえない
「抱っこすると泣いてしまう」「お話をしてくれない」など、子どもに心を開いてもらえないことに悩む保育士もいるかもしれません。たとえば、「クラス担任が自分に代わって半年経つが、なかなか緊張が解けず自分からお話をしてくれない子どもがいる」といった場面です。信頼関係は徐々に築いていくものであると分かっているものの、子どもが素を出したり安心感を持ってくれたりするまでに想定以上の時間が掛かると、焦ることもあるでしょう。
解決策
子どもが心を開いてくれないときは、前任のクラス担任に相談してみましょう。前任のクラス担任であれば、子どもと関わった実体験をもとに具体的なアドバイスをもらえる可能性があります。また、保護者に子どもの好きな遊びや苦手なこと、ハマっているキャラクターなどを聞くと、子どもとのコミュニケーションが増えるかもしれません。
なお、笑顔で話したりよく褒めたり、行動をよく観察したり、保育士が子どもと関わるうえでの基本的な行動も見直してみましょう。改まって子どもと2人で話そうとすると緊張する空気を作ってしまうかもしれないので、周りの子たちと複数人で会話するのも手です。好きな遊びを一緒にしたり、活動のなかで間接的に話しかけたり、リラックスした環境での関係構築も試みてみましょう。
保護者からの相談に上手く対応できない
保育士の経験が浅かったり、子育て経験がなかったりする方は、保護者からの相談に上手く対応できないと悩むかもしれません。また、保育士経験が長い方も、保護者からの相談内容によっては、「適切なアドバイスができない」と感じることもあるようです。
たとえば、「子どもが夕飯のときに歩き回って、言うことを聞かない」と保護者から相談を受けたとき、保育園では座って給食を食べられているので、アドバイスが考え付かないと悩むかもしれません。保育園と家での子どもの様子は違うこともあるため、保護者の悩みを理解しづらい場合もあるでしょう。
解決策
保護者からの相談に対しては、気持ちに寄り添い十分に傾聴したうえで、園で実践している声がけや対応の工夫を伝えることがポイントです。たとえば、子どもが言うことを聞かない悩みに対しては、まず「お母さんが甘えられる存在になっている」「家は安心して過ごせる場所だから」のように伝えます。そのうえで、食事中に歩き回る場合は、「料理や食べ物の話をしながら食べる」「座って食べているときによく褒める」「集中して食べられる量に減らしてみる」といった提案をしてみましょう。
相談を受けたあとも、継続して様子を聞いたり給食中の様子を伝えたりすると、一緒に解決策を考えやすくなるかもしれません。
事務作業に時間が掛かる
保育士は、園だよりの作成や保育の記録など、事務作業に時間が掛り悩む方もいるでしょう。たとえば、保育の記録は、普段の子どもたちの様子を思い返したり、自分の考えを書いたりするため、時間が掛かりがちな作業です。子どもの成長や園での過ごし方、自分の思いなどを、どのように文章で表現したら良いか悩むかもしれません。また、働き始めのころは、目の前の業務に精一杯で、保育の記録に何を書いたら良いか思い浮かばないこともあるようです。
解決策
保育の記録を書くポイントは、子どもの様子や印象で残ったことをその都度メモしておくことです。簡単な内容でもメモしておくと、保育の記録を書く際に状況を振り返りやすくなります。また、先輩保育士が書いた保育の記録を見せてもらうと、どういった内容を書いたら良いか、表現の仕方などが参考になるかもしれません。先輩保育士からは、書き方のコツについてアドバイスをもらえることもあるでしょう。
希望どおりに休みを取得できない
人手の状況や職場の雰囲気によっては、希望どおりに休みを取得できず悩むこともあります。人手不足の保育園では、有給が取りづらいと感じるかもしれません。また、クラス担任だったり役職に就いていたりすると、希望の日に休みを取れないこともあるでしょう。育児中の保育士は、希望どおりに休みを取れないと、「子どもの学校参観を欠席する」「祖父母に子どもを見てもらう」といった状況が発生することもあるようです。
解決策
希望どおりに休みを取得するためには、なるべく早めに相談することが大切です。早めに相談すれば、職場もシフト調整がしやすくなります。また、日程のこだわりがない保育士は、希望日を複数提示するのも手です。ただし、自分が休むことでシフトを回せないくらい人手が不足している場合は、状況が改善するまでに時間が掛るかもしれません。「休み」について悩んでいる方は、年間休日数が多い職場や有給取得率が高い職場への転職も視野に入れてみましょう。
残業や持ち帰り仕事が多くストレスを感じる
残業や持ち帰り仕事が常態化している場合は、業務負担によるストレスを感じるでしょう。また、残業や持ち帰り仕事が多いと、体調管理が難しくなり、体力的にも精神的にもきつく感じるかもしれません。保育園によっては、昔からの慣習で行事や製作の準備などを持ち帰り仕事している保育士もいるようです。年度末や年度初め、行事前などの繁忙期は、残業が続き疲れが溜まりやすくなります。
解決策
残業や持ち帰り仕事を減らすためには、タスクに優先順位を付けることがポイントです。今日やらなければいけないことと、明日以降でも大丈夫なことに分けて、優先順位を付けていけば効率よく業務を進めやすくなります。また、季節ごとに変える保育室の飾りつけや行事の備品は、使い回せるようにしておくと作業負担を減らすことが可能です。クラスだよりや園だよりなども、昨年のものをベースに書き換えたりテンプレートを使ったりして、作業時間を短縮できる工夫をしましょう。
業務量や責任の重さの割に給料が低い
保育士は、子どもの保育だけでなく、保護者対応や事務作業、保育室の整備など幅広い仕事を任されるため、業務量の多さの割に給料が低いと悩むかもしれません。子どもがケガをしたり急病の対応をしたりすると、責任の重さを痛感し、給料と業務負担を考えると割に合わないと感じる場面もあるでしょう。また、クラス担任や主任など、より責任の重い仕事を任されているにもかかわらず、昇給額や手当が少ないと不満に思うかもしれません。
解決策
業務量の多さにより残業時間が長かったり持ち帰り仕事が発生したりする場合、まずは上司に相談してみましょう。サービス残業や持ち帰り仕事をすると、上司は実際の労働時間を把握できなくなる恐れがあります。悩んでいる状況を上司に相談すれば、担当業務を調整してくれたり、保育補助のサポートを付けてくれたりするかもしれません。
また、職場の評価制度の内容が確認できるのであれば、働きぶりに見合った評価がされているのか確認してみましょう。なお、経験年数やスキル次第では、ほかの職場に転職すると給料アップにつながることもあるため、転職を検討してみるのも手です。
なかなか役職に就けず将来に不安を感じる
経験やスキルはあるものの役職に就けず、将来に不安を感じている保育士の方もいるかもしれません。職場によっては、役職に空きが出ず、若手の保育士がキャリアアップしにくい状況も考えられます。また、評価制度の内容が不透明で、役職に就くために必要なスキルや経験が分からないと悩む方もいるようです。役職に就けないと、保育士のキャリアについて不安を感じやすくなるでしょう。
解決策
いまの職場で役職を目指す場合は、キャリアアップ研修を受けたりスキルを高めたりしましょう。こども家庭庁の「保育士のキャリアアップの仕組みの構築と処遇改善について(p.10)」によると、キャリアアップ研修は保育士経験年数3年以上から受講が可能で、職場で研修を受けた分野のリーダーに就くと処遇手当が支給されます。
また、上司に役職を目指したい意思を伝えれば、キャリアアップに必要なスキルや経験についてアドバイスがもらえるかもしれません。なお、役職に空きがなくて就けない場合は、転職する選択肢もあります。主任保育士を募集していたり若手が活躍していたりする保育園では、経験やスキルが評価され役職に就けるかもしれません。
出典
こども家庭庁「保育士のキャリアアップの仕組みの構築と処遇改善について」(2025年10月9日)
保育士が悩みを解決するステップ
保育士が仕事で悩んだときは、転職を急ぐのではなく、まずはいまの職場で解決できないか考えてみましょう。ここでは、保育士が仕事で悩んだときに解決するステップを紹介します。
1.悩んでいる理由を明確にして状況を整理する
まずは、悩んでいる理由を明確にして、客観的な視点で自分が置かれている状況を整理してみましょう。役職に就けない悩みであれば、「乳児クラスを担当した経験がない」「職場の評価制度が不透明」「先輩保育士も役職に就けていない」などの状況を整理します。役職に就けないといった1つの悩みに対しても、なぜ悩んでいるのかは人や置かれている状況によって異なり、解決策もさまざまなため、深掘りして考えるのがポイントです。
2.具体的な解決策を考え行動する
悩みの理由を明確にしたら、具体的な解決策を考え行動に移しましょう。たとえば、残業が多く悩んでいる場合は、「今日は業務に優先順位を付けて1日過ごしてみよう」のように、具体的な解決策を考え行動します。小さなことからでも良いので行動に移してみれば、解決につながるヒントが得られるかもしれません。また、悩みはすぐに解消できないこともあるため、前向きにトライして改善していく気持ちが大切です。
3.解決策が思い浮かばないときは相談する
悩みに対して解決策が思い浮かばなかったり、自分の努力だけで状況が変わらなかったりするときは、上司や先輩、同僚などに相談してみましょう。新人保育士ならではの悩みであれば、上司や先輩が自分の実体験をもとにアドバイスしてくれるかもしれません。同僚の場合は、悩みに共感し一緒に解決策を考えてくれることもあります。なお、保育士は自治体に設置されている「保育士・保育所支援センター」で、仕事に関する悩みを相談することも可能です。
出典
こども家庭庁「保育士・保育所支援センターやハローワークなどの連絡先」(2025年10月8日)
4.いまの職場で解決できない場合は転職を検討する
いまの職場でどうしても悩みが解決できないときは、転職を検討してみましょう。給与や残業、人間関係などに関する悩みは、自力で解決するのが難しいこともあり、転職が解決策の1つになり得ます。たとえば、業務量が多い悩みで転職する場合は、「平均残業時間」や「具体的な仕事内容」などをよく確認して転職先を探します。求人に関する詳しい情報を知りたい場合は、保育士向けの転職エージェントを利用するのがおすすめです。レバウェル保育士では、求人の掲載もとに取材訪問しているため、職場のリアルな情報が収集できます。
保育士が悩みに対処しながら長く働き続ける方法
保育士は仕事で悩んだとき、柔軟に考えたりプライベートでリフレッシュしたりすれば、上手く対処しながら長く働き続けられる可能性もあります。ここでは、保育士が悩みに対処しながら長く働き続ける方法をまとめました。
完璧を求め過ぎず柔軟に考える
保育士は子どもたちに最善を尽くしたいと考えるあまり、完璧を求め過ぎるかもしれませんが、柔軟に考えることも大切です。子どもとの関わりや保護者対応などに対して、「すべてを完璧にしなければならない」と思い詰めると、精神的にきつく感じるかもしれません。保育士の仕事は経験を重ねるうちスムーズにできることも増えていくため、焦らず少しずつ成長していく気持ちが大切です。完璧にできなくても努力している自分の頑張りを認め、前向きに業務に取り組んでいきましょう。
プライベートの時間を大切にする
仕事の悩みはプライベートに持ち込まず、リフレッシュする時間を意識的に設けることが大事です。オフの時間に趣味を楽しんだり友人と会ったりすると、心の余裕が生まれやすくなります。また、仕事の悩みに対して考え込むと、解決策が思い浮かびにくくなることもあるため、プライベートの時間を使って一旦離れてみるのも手です。プライベートの時間で気持ちを切り替えると、仕事へのモチベーションも維持しやすくなるでしょう。
必要に応じて働き方を見直してみる
保育士の経験年数やプライベートの事情などに応じて、「いまの働き方が合っているか」見直してみると、悩みに対処しながら働き続けやすくなります。たとえば、保育士は正社員だけでなく、パートや契約社員としても働けるため、育児や介護などプライベートの事情に合わせて雇用形態を変更するのも手です。また、保育士資格は、保育園以外の認定こども園や放課後等デイサービス、ベビーシッターなどでも活かせます。いまの自分に合った職場を選べば、保育士のキャリアを継続しやすくなるでしょう。
ストレスフリーに働くために!保育士が転職先を選ぶコツ
保育士が悩みの解決に向けて転職する場合は、希望条件を明確にしたり園見学をしたりしましょう。ここでは、保育士が自分に合った転職先を選ぶコツを紹介します。
自分にとって大事な条件を明確にする
転職先を選ぶ際は、自分にとって最も重要な条件を明確にしておきましょう。「年収◯万円以上」「通勤時間が片道30分以内」「小規模保育園」など、具体的な希望条件と自分が譲れないポイントを整理して優先順位をつけると、求人選びの基準になります。また、いまの職場で悩んでいることを解決できる職場であるか検討することも大切です。自分にとって大事な条件が満たされていれば、入職後のミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。
職場見学で保育環境や職場の雰囲気を把握する
可能であれば、応募前や面接時などに園見学させてもらいましょう。園見学では、保育園のWebサイトや求人票だけでは分からない、保育環境や職場の雰囲気を掴める可能性があります。保育士が子どもたちと関わる姿や保育の内容を見れば、自分の保育観と合っているか確認できるかもしれません。また、園見学時には疑問点や不安なことを質問できるため、より詳しい情報を得ることも可能です。園見学をしておけば、入職後のギャップを軽減することにもつながるでしょう。
保育士向けの転職エージェントで詳しい情報を収集する
保育士向けの転職エージェントでは、保育業界に詳しいプロが転職活動をサポートしてくれます。いまの職場での悩みや希望条件をヒアリングしたうえで、自分に合った求人を紹介してもらえるでしょう。また、求人票だけでは得られない、職場の雰囲気や具体的な仕事内容など、詳細な情報を得ることも可能です。
仕事で悩みを抱えている保育士の方は、レバウェル保育士にご相談ください。レバウェル保育士では、保育業界に精通したキャリアアドバイザーが、いまの仕事の悩みや希望条件を丁寧にヒアリングしたうえで求人をご紹介します。転職するか迷っている段階での相談も可能です。応募書類の添削や模擬面接、入職後の手続きなど、すべて無料でサービスを利用できるため、お気軽にご利用ください。
保育士の悩みについてよくある質問
ここでは、保育士の悩みについてよくある質問に答えます。1歳児クラスを担当するときや新人保育士の悩みについてまとめました。
1歳児クラスを担当する保育士が直面する悩みは?
1歳児クラスを担当する保育士は、子どもの発達に差がある点に悩むかもしれません。1歳児の子どもは、歩いている子やハイハイする子、スプーンで食べられる子や手づかみで食べる子など、月齢による発達の差が出やすい時期です。そのため、一人ひとりに目を配りながら、個々の発達に合わせた柔軟な対応が難しいと感じることもあるようです。詳しくは、「1歳児クラスの担任に向いている人は?仕事の大変なこと、やりがいを解説」の記事も参考にしてみてください。
新人保育士によくある悩みは?
新人保育士は経験が浅いため、子どもとの関わり方や保護者対応に悩むようです。知識はあっても上手く実践できなかったり、状況に応じて柔軟に対応できなかったりして悩むかもしれません。また、最初のうちは勤務時間内に業務が終わらず、事務作業や行事の準備で残業や持ち帰り仕事が多くなり悩む方もいます。保育士によくある悩みと解決策については、この記事の「保育士が直面しやすい悩みと解決策」を参考にしてみてください。
保育士1年目ですが向いてないので仕事を辞めたいです…
保育士は経験を積んでスキルを身につけていくため、1年目は失敗や反省が多くても「向いていない」と決めつけず、退職するかは冷静に判断することが大切です。どのような職種であっても、仕事に慣れるまではしんどかったり新人時代は悩みが多くなったりします。保育士1年目は、先輩や上司などに助けてもらいやすい時期でもあるため、遠慮せずに周りを頼り相談しましょう。
ただし、「心身に不調が出ている」「理不尽ないじめを受けている」といった場合は、いまの職場を休職するか、状況によっては辞めるほうが良いかもしれません。退職するか迷っている方は、「保育士1年目で辞めたいのは甘え?退職を考える理由や悩みの対処法を解説」の記事も参考にしてみてください。
まとめ
園長や同僚との保育観の違い、子どもとの関係づくり、保護者対応、業務量や給与の問題など、保育士が直面する悩みは多岐にわたります。保育士が悩みを解決するためには、具体的な対処法を考え行動に移したり、主任保育士や先輩保育士などに相談してみたりすることが大切です。また、完璧を求めすぎず、プライベートの時間も大切にしながら、柔軟に考えれば対処しながら働けるかもしれません。
現在の職場で、どうしても悩みの解決が難しい場合は、転職も選択肢の1つになります。悩みの解決に向けて転職する際は、自分の希望条件を明確にし、園見学や保育士向けの転職エージェントの活用により詳細な情報を収集することがポイントです。保育士の仕事の悩みを相談したい方や転職するか迷っている方は、ぜひレバウェル保育士にご相談ください。
執筆者

「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。
















