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保育士が育休明けに辞めるとどうなる?退職前にできることや注意点も解説
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育休明けの復職を前に、「このまま仕事を続けられるか不安…」と感じている保育士の方も多いのではないでしょうか。育児と仕事の両立の難しさや職場環境の変化など、復帰後の働き方に戸惑う声は少なくありません。この記事では、育休明けに保育士が退職を考える理由や、辞める前に検討できる働き方の工夫、実際に辞める際の注意点などを詳しく解説します。育休明けが不安な方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
育休明けに保育士を辞めることはできる?
育休明けに保育士が勤務先を辞めることは可能です。ここでは、育休明けに保育士が退職することの法律上の問題やタイミング、退職後の影響について分かりやすく解説します。
育休明けに辞めても法律上の問題はない
結論から言うと、育休明けに退職しても法律違反にはなりません。育児・介護休業法では、育休後の継続勤務を義務付けてはいないのです。育休は労働者の権利であり、その後のキャリア選択も個人の自由です。育児休業は職場復帰を前提とした制度ではありますが、復帰を強制されるものではなく、退職を選んだからといって罰則を受けるわけではありません。
日本の労働基準法では、すべての労働者に退職の自由が保障されており、保育士もその例外ではないため、復職を断念する選択をしても法的リスクはないといえるでしょう。
出典
e-GOV法令検索「労働基準法」(2025年6月23日)
やむを得ない事情で辞める人は実際にいる
育休明けに退職するのは自分だけではないかと不安に感じる方もいますが、実際にはやむを得ない事情から退職を選ぶ人は一定数存在します。厚生労働省のデータによると、令和5年度には育休終了後に女性の6.8%、男性の2.7%が退職しています。
保育士の場合も、復職を前提に育休を取得したものの、育児と仕事の両立が難しくなったり、家庭のサポートが得られなかったりと、環境や状況の変化により「復帰が現実的ではない」と判断することは珍しくありません。
出典
厚生労働省「「令和5年度雇用均等基本調査」結果を公表します~女性の管理職割合や育児休業取得率などに関する状況の公表~」(2025年6月23日)
育児休業給付金の返還義務は原則ない
育休中にもらっていた育児休業給付金は、たとえ復帰後すぐに退職したとしても、原則として返還する必要はありません。ただし、給付金の不正受給があった場合(育休中に別の仕事をしていたのに申告しなかった場合など)は返還を求められることがあるため注意しましょう。
たとえ育休取得時に復帰を予定していても、家庭の事情や自身の体調などで退職を選ぶことになった場合でも、給付金の支給は無効にはなりません。したがって、退職を理由に育児休業給付金を返金しなければならないという心配は、基本的に不要です。
辞めるタイミングに決まりはない
法律上、「育休明けから◯ヶ月は働かなければならない」という決まりはありません。出産後や子育てや家庭の事情など、生活スタイルは変化しやすく「やはり復帰は難しい」という方もいるでしょう。辞める場合は、職場と相談して自身の状況に応じて退職時期を検討しましょう。ただし、復帰してすぐに辞めると、職場側の人員配置や業務計画に影響を与えることは否めません。保育現場では急な人手不足が子どもたちの安全に関わることもあるため、退職の意志は早めに伝えるのが望ましいです。
育休は復帰前提の制度なので続けるのがベスト
育休は復職を前提とした制度であり、原則として「職場に戻ること」を想定して設けられています。そのため、育休明けに復職せず辞めることは、法律的に問題なくても職場に迷惑がかかることは事実です。
実際、厚生労働省の令和5年度のデータでは、育休取得後に復職した人の割合は女性で93.2%、男性で97.3%と非常に高く、多くの人が復帰を選んでいることが分かります。育休中に「辞めたい」と考えるようになったら、その思いに至った理由を整理し、本当に退職するしかないのか、他に選択肢はないのかを検討してみましょう。たとえば、時短勤務や担当業務の調整など、働き方の変更で解決できる場合もあります。また、一時的な体力や気力の低下なら、復帰後しばらく様子を見てから判断するのも一案です。どうしても続けられないと判断した場合は早めに上司に相談し、互いにとって最善の方法を探りましょう。
出典
厚生労働省「「令和5年度雇用均等基本調査」結果を公表します~女性の管理職割合や育児休業取得率などに関する状況の公表~」(2025年6月23日)
保育士が育休明けに退職を考える理由
子育てと仕事の両立への不安や職場への違和感、家庭環境の変化など、育休明けの退職を考える理由は人それぞれです。ここでは、保育士が育休明けに退職を検討する主な理由について見ていきましょう。
自分の子育てに専念したい
育休中に子どもと過ごす時間が増えることで、「この時期は子育てに専念したい」という気持ちが芽生えるのはごく自然なことです。保育士の場合、日中はほかの子どもたちの保育に全力を注ぎながら、帰宅後は自分の子どもの育児が待っているという、二重の負担を抱えています。
実際に「保育園でほかの子どもを見ていると、自分の子にもっと向き合いたくなる」という声もあり、他人の育児を支える立場だからこそ湧いてくる葛藤もあります。「保育士としては充実しているけれど、自分の子どもに十分な時間を割けないことがつらい」と感じる人も少なくありません。今しかない子どもとの時間を大切にしたい、成長の瞬間を見逃したくないという思いから、保育士としてのキャリアを一度止めるという選択をする人もいます。
仕事と育児の両立が想像以上に大変
育休前は「育児も仕事も両立できるはず」と思っていても、いざ職場に復帰してみると、その現実は想像以上に厳しいと感じる保育士は少なくありません。朝は自身の子どもの着替えや食事を済ませて慌ただしく保育園へ送り、日中は職場の園児たちの保育に集中する必要があり、帰宅後も家事と育児が待っています。休日も、掃除や洗濯、買い出しなどに追われ、自分の時間を確保する余裕がほとんどない場合もあるでしょう。
さらに、子どもの急な発熱や体調不良で仕事を休まざるを得ない場面では、「職場に迷惑をかけてしまうのでは」と後ろめたい気持ちを抱えてしまいがちです。保育士の仕事はチームでの連携が欠かせないため、欠勤のたびに同僚への負担が気になり、そのプレッシャーが精神的な重荷となってしまうこともあるでしょう。こうした日々の積み重ねが、退職を考えるきっかけになるケースも少なくありません。
子どもを預けられる園が見つからない
都市部を中心に、待機児童の問題は今もなお深刻で、保育士であっても子どもの預け先が見つからずに悩むケースは考えられます。勤務先の保育園に子どもを預けられれば理想的ですが、年齢による定員の問題や、職員の子どもは受け入れ対象外とする園の方針により、希望通りにいかないこともあります。
復職を前にしても、近隣に空きのある認可保育園が見つからず、やむを得ず遠方の園を利用する場合もあります。しかし、毎日の長距離送迎は体力的にも時間的にも大きな負担となり、「預け先があってもこの生活は続けられない」と退職を考えるきっかけになるかもしれません。
育休中に職場環境が変化していた
長期間の育休を経て職場に戻ると、人間関係や業務内容が変わっていることがあります。園長や主任の交代で方針が変わったり、新しい保育士が入って人間関係が再構築されていたりすることもあるでしょう。人間関係や職場の雰囲気が一新され、「自分の居場所がなくなってしまった」と感じる人も少なくありません。
さらに、保育の進め方や記録のルールが変わっている場合もあり、現場の流れにうまくついていけずに戸惑うこともあります。保育の仕事はチームで連携する場面が多く、「チームの一員」としての感覚が持てないままでは、復帰後のストレスや孤立感につながりやすくなります。こうしたギャップが、復職後に辞めたいと思う理由の1つになっているのです。
時短勤務でも仕事量や責任が変わらない
育休明けは時短勤務を選択できますが、現場では「時間が短くなっただけで、仕事量や責任はそのまま」というケースも少なくありません。クラス担任のまま勤務時間だけが短縮されると、残された業務を他の職員に頼ることになったり、自分で持ち帰って対応せざるを得なかったりすることもあります。
さらに、行事前の繁忙期や急な対応が必要な場面では、時短勤務中でも残業が発生しやすく、「結局フルタイムと変わらない負担感がある」と感じる保育士もいます。勤務時間を短くしても、業務量が適切に調整されなければ、疲労やストレスが軽減されないという現実に直面し、退職を考えるきっかけになるでしょう。
保育士が育休明けすぐに仕事を辞めるリスク
育休明けの退職を考える際は、そのメリットだけでなく、デメリットやリスクも理解しておく必要があります。ここでは、育休明けすぐに辞めることで生じる可能性のあるリスクを紹介します。
モラルがない人だと思われる
育休明けにすぐ退職すると、「育休だけ取得して辞めた」と受け取られ、職場や業界内での印象を悪くしてしまう可能性があります。近い地域や同じ法人の保育施設で働く場合、そうした評判が思わぬところで影響を及ぼすこともあるでしょう。将来的に保育現場へ戻りたいと考えているなら、できれば半年〜1年ほど働いてから退職するほうが、周囲の理解も得やすく、再就職にも悪影響を与えにくくなります。
やむを得ない事情があればそれは仕方のないことですが、退職理由を丁寧に説明し、できるだけ円満な退職を心掛けることが大切です。信頼関係を損なわないよう、誠意をもって対応しましょう。
世帯収入が減る
退職すると当然ながら収入がなくなります。子どもがいる家庭では出費が増える時期に収入が減ることになり、家計への影響は小さくありません。夫の収入だけで生活できるのか、貯蓄はどれくらい持つのかなど、長期的な家計計画を立てる必要があります。
また、将来再就職する際も、ブランクによってフルタイムの正社員として働ける可能性が低くなる恐れもあり、収入面で不利になることも考えられます。育児が一段落して再び働き始めたいと思ったとき、以前と同等の条件で仕事を見つけるのはハードルが高いかもしれません。
子どもが保育園を退園になる可能性がある
保育園に子どもを預けている場合、退職することで「保育の必要性」がなくなり、保育園を退園しなければならなくなるケースがあります。待機児童の多い地域では、いったん退園すると再び入園するのが難しくなる可能性もあるでしょう。
また、退職後すぐに求職活動を始める場合でも、「求職中」の扱いでは入園優先度が下がることがあります。子どもの保育環境の安定のためにも、退職と保育園の関係については事前に自治体に確認しておくことが大切です。
条件の厳しさから転職活動が難航することがある
「育休後に退職して、すぐに別の職場で働きたい」と思っても、子育て中の保育士に合った求人は限られているのが現実です。時短勤務や残業なし、土日休みなど、家庭との両立を前提とした条件を求めるほど、応募できる職場は少なくなります。
また、子どもがまだ小さいうちは体調を崩しやすく、突発的な欠勤も避けられません。家族のサポート体制が整っていない場合、「急な休みに対応できるか」が採用判断に影響する場合もあります。理想の条件での再就職を目指すなら、退職前から情報収集や転職活動を始めておくことをおすすめします。
転職先ですぐに時短勤務や有給休暇を使えない
再就職を考える際は、新しい職場で時短勤務や残業免除などの制度がすぐに使えないケースがあることを理解しておく必要があります。多くの職場では、時短制度の利用に勤続年数の条件が設けられていることがあり、たとえば「入社1年以上でないと申請できない」といったルールも珍しくありません。
また、法律上は入社半年後に有給休暇が付与されますが、実際には「入ってすぐに休むのは気が引ける」と感じる人も多く、心理的な負担になることもあります。こうした事情を踏まえると、退職を決断する前に、今の職場で異動や短時間勤務など、柔軟な働き方ができないか相談してみることも、1つの選択肢になるでしょう。
出典
厚生労働省「しっかりマスター 有給休暇編」(2025年6月23日)
保育士が育休明けに仕事を辞める前にできること
産後も働き方を工夫し、無理なく仕事を続けている保育士も多くいます。すぐに「辞める」という選択をする前に、まずは今の職場でできることを見直してみませんか?ここでは、退職を決断する前に検討しておきたい選択肢や工夫について紹介します。
パートや時短勤務に切り替えられないか相談する
フルタイム勤務が難しいと感じたら、パートタイムへの変更や時短勤務の延長を検討してみましょう。子どもが3歳になるまでは時短勤務が法律で保障されていますが、園の方針によってはそれ以降も柔軟に対応してくれる場合があります。
また、正社員からパートへの雇用形態変更も1つの選択肢です。責任や業務量が減り、慣れた職場で働き続けられるメリットがあります。給与は下がりますが、子育てとの両立がしやすくなれば、長い目で見れば良い選択かもしれません。まずは園長や主任に相談し、自分にとって無理のない働き方ができないか話し合ってみることをおすすめします。
業務量や仕事の種類を調整してもらう
時短勤務でも業務量が変わらないことが悩みなら、担当する業務内容や量の調整を相談してみましょう。たとえば、クラス担任からフリーの立場に変わってもらう、書類作成業務を減らしてもらうなど、できる範囲で働ける形を模索できないか話し合うことが大切です。
また、子どもの送迎に合わせて早めに退勤できるよう、シフトの配慮をお願いするのも1つの方法です。多くの園では人手が貴重なため、辞められてしまうより柔軟に対応してでも続けてもらいたいと考える場合もあるでしょう。
ベビーシッターを活用する
子どもの送り迎えや病児保育の問題で悩んでいるなら、ベビーシッターの活用も検討してみましょう。最近では、保育園への送迎を専門に行うサービスや、発熱時に自宅で看病してくれるシッターなど、柔軟なサポートが整いつつあります。
費用は発生しますが、仕事を継続することで得られる収入やキャリアの維持を考えれば、必要な投資といえるかもしれません。また、自治体によってはシッター利用に対して補助金を支給しているところもあるため、事前に制度を調べてみるのもおすすめです。外部のサポートも上手に活用することで、仕事と育児の両立の幅が広がる可能性があります。
保育士が育休明けに職場を辞める場合の注意点
どうしても退職を選択する場合は、いくつか注意しておくべきポイントがあります。円満に退職し、将来のキャリアにも影響が出ないよう、以下の点に気をつけましょう。
育児休業給付金の額は退職のタイミングで差が出る
育児休業給付金の額は、職場を辞める時期によって違いが生じることがあります。
もっとも損をしにくいのは、育休明けにいったん復職し、一定期間働いてから退職するケースです。また、育休中に退職した場合はその時点で給付が打ち切られ、社会保険料の免除も受けられなくなる可能性があるため、金銭面で不利になることもあります。迷っている場合は、事前にハローワークや社会保険労務士に相談し、自分にとって損のない選択を考えておくことが大切です。
出典
こども家庭庁「こども未来戦略 加速化プランこども・子育て支援2025年4月から さらに充実します」(2025年6月23日)
退職の意向は辞める1~2ヶ月前に伝える
保育園では、育休明けの保育士が復帰することを前提に人員配置やシフト計画を立てています。そのため、復帰しないと決めた場合は可能な限り早く、目安としては1~2ヶ月前には園側に伝えるのが理想でしょう。保育現場では、子どもたちとの関係性や保護者との信頼関係が重要です。突然の退職は園の運営や子どもたちに大きな影響を与えるため、退職の意向が固まった時点で早めに相談しましょう。
また、復帰後に退職する場合でも、園の就業規則に沿って退職時期を調整し、十分な引継ぎ期間を設けることが大切です。後任の確保や保護者対応にも配慮することで、円満な退職が可能になります。
退職後に失業保険を受給できるか確認する
退職後の生活が不安な場合は、失業手当(雇用保険の基本手当)が受給できるかを事前に確認しておきましょう。一定の条件を満たせば、育休後に退職した場合でも受給できる可能性があります。主な条件として、「再就職の意思があること」や「過去2年間に通算12か月以上の被保険者期間があること」が挙げられます。
また、通常は自己都合退職であれば3か月の給付制限期間がありますが、妊娠・出産・育児を理由とする退職と認められた場合は、この制限が変わることもあります。条件を満たすかどうかは個別に判断されるため、退職前にハローワークで相談するか、退職後速やかに手続きを行い、自分の状況に当てはまるかを確認しておくことが大切です。
出典
厚生労働省「基本手当について」(2025年6月23日)
育休明けに辞めるか悩んでいる保育士に関する質問
ここでは、育休明けに辞めるか悩んでいる保育士によくある質問にお答えします。ぜひ参考にしてみてください。
育休から復職したけど保育士を辞めたいです
育休から復職したものの、仕事に慣れず子育てとの両立に悩んで「辞めたい」と感じるのは自然なことです。ただ、退職すると収入や再就職の面で不利になる場合もあります。まずは今の職場で、時短勤務の延長や業務の調整など、働き方を見直せないか相談してみましょう。それでも難しい場合は、退職も選択肢の1つです。焦らず、自分にとってベストな道を見つけることが大切です。
育児でブランクができると転職で不利になる?
育児でのブランクがあっても、保育士資格は一生ものといえるでしょう。特に保育業界は人手不足が続いているため、ブランクがあっても再就職のチャンスは十分にあります。むしろ、育児の経験は子どもを見る視点に深みが出るため、現場で活かせる大きな強みになります。ブランクを気にするよりも、育児で得た学びや気づきを具体的に伝え、保育の仕事への意欲をしっかりアピールすることが必要です。積極的に採用してくれる職場も多いので、自信をもって転職活動に臨みましょう。
まとめ
育休明けに保育士が退職することは、法律上の問題はありません。ただし、育休は職場への復帰を前提とした制度である点は理解しておく必要があります。実際に仕事と育児の両立の難しさから退職を選ぶケースもありますが、まずは時短勤務や業務内容の調整など、今の職場でできる工夫を検討することをおすすめします。
どうしても退職をする場合は、自身の子どもの保育園退園の可能性や収入面での影響を考慮し、1〜2ヶ月前には職場に相談するなど、円満な退職を心がけましょう。将来のキャリアにも影響が出る可能性があるため、慎重な判断と丁寧な対応が大切です。育休明けですぐに辞めるのではなく、まずは復帰して様子を見ることも1つの選択肢です。
育休明けの復職に不安を感じている保育士さんは、ぜひ「レバウェル保育士」にご相談ください。「レバウェル保育士」なら、育児と仕事の両立を実現している保育園の求人情報や、時短勤務などの働き方の選択肢を豊富に紹介可能です。保育所探しや職場との関係づくりなど、育休明けならではの悩みにも専門アドバイザーが親身に対応します。「転職するかまだ迷っている…」という方も、まずは気軽に相談してみてください。
執筆者

「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。