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保育士の転職回数はどれくらいが一般的?多い場合の影響や転職のコツを解説
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転職回数が多い保育士は、「一般的には何回くらい?」「面接官からの印象が悪い?」と不安になるかもしれません。保育士の転職回数は2〜3回程度であれば、それだけで不採用となることはないようです。 この記事では、保育士の一般的な転職回数や多い場合のデメリット、面接官から懸念されやすいポイントを解説します。保育士が選考で転職回数や短期離職をカバーする方法もまとめたので、ご一読ください。
目次
保育士の転職回数はどれくらいが一般的?
保育士の転職回数は2〜3回であれば、それほど珍しくありません。保育業界は人材不足であるため、選考では「回数そのもの」よりも「退職理由の納得感」や「前職での学び」などが重視されるようです。ここでは、保育士の一般的な転職回数の目安を紹介します。
「2~3回」ならそれほど珍しくない
保育士の転職回数は2〜3回程度であれば、それだけで不採用になるケースは少ないようです。保育士は女性が多く、結婚・出産・子育てといったライフステージの変化に合わせて柔軟に働き方を変えるケースも珍しくありません。
また、保育士資格があれば全国どこでも働けるうえ、業界全体の人手不足により求人の選択肢が豊富であることも転職回数が増えやすい理由になっているようです。採用担当者もこうした業界の背景や事情を把握しているため、2〜3回であれば転職回数だけでマイナス評価を受ける可能性は低いといえます。
「4回以上」は多いと思われることも
転職回数が4回以上になると、採用担当者から「転職を繰り返しやすい人」という印象を持たれやすいようです。特に、1つの職場での勤続年数が1年未満の場合は、短期離職が続いていると判断されやすくなります。ただし、パートナーの転勤や家庭の事情など、やむを得ない転職理由であれば、事情を考慮してくれるかもしれません。また、「今後は腰を据えて長く働きたい」といった意思が伝われば、選考への影響を抑えられる可能性があります。
保育士の転職回数が多いと起こり得るデメリット
保育士は転職を繰り返していると、内定獲得やキャリアアップに影響が出るかもしれません。ここでは、保育士の転職回数が多いと起こり得るデメリットを解説します。
選考でマイナスイメージを持たれる場合がある
倍率の高い人気の保育園に応募する際は、転職回数の多さが選考に影響しやすくなります。採用担当者は、より長く働き続けてくれる保育士を採用したいと考えるため、ほかの候補者と比較するなかで転職回数に懸念を抱くかもしれません。また、「短期離職が続いている」「転職理由があいまい」といった保育士は、ストレス耐性や職場への定着性に疑問を持たれ、選考通過が難しくなることもあるようです。
キャリアアップが難しくなる場合がある
転職回数が多いと、キャリアアップが難しくなる点もデメリットとして挙げられます。一般的に副主任や主任保育士などのポジションを目指すには、同じ園で長く働き実績を積み重ねることが必要です。しかし、短期間で転職を繰り返すと、また一から入職後の研修やクラス担任といったステップを踏まなければなりません。保育士経験の年数は長くても転職回数が多いと、役職に就けないという状況に陥り、結果的に年収が上がりにくくなる恐れもあります。
転職を繰り返す保育士が懸念されやすいポイント
ここでは、転職回数の多い保育士が、面接官から懸念されやすいポイントをまとめました。懸念点は志望動機や自己PRの内容によって払拭できる可能性があります。まずは転職回数の多さに対して、どのような印象を持たれるのかを把握しておきましょう。
忍耐力や継続力がないのではないか
短期間での離職が続くと、忍耐力や継続力に欠けると判断されやすくなります。保育現場では、子どもの成長をじっくり見守り、サポートする忍耐強さが必要です。また、日々のコミュニケーションの積み重ねにより、園児や保護者、同僚などと信頼関係を構築する姿勢も求められます。そのため、転職回数が多いと、「すぐに辞めてしまうかもしれない」という懸念を抱かれるだけでなく、保育士として働くために必要な能力にも疑問を持たれるかもしれません。
計画性や仕事への熱意がないのではないか
転職回数が多いと、キャリアに対する明確なビジョンや熱意が薄い印象を与えます。採用担当者からは、「目的意識を持たずに安易に職場を選んでいるのでは」と捉えられるかもしれません。また、過去に就業した保育園の方針や規模などに一貫性がない場合、その理由を明確に説明できないと、保育に対するモチベーションの低さや計画性のなさを懸念される可能性があります。
経験値やスキルが不足しているのではないか
職場ごとの在籍期間が短いと、保育現場に必要なスキルが十分身についていないと思われることもあるようです。クラスの運営や子どもたちの成長のサポート、保護者対応などは、数年かけて経験を深めていく必要があります。そのため、保育士として働いた経験は長いものの転職回数が多いと、実務経験の質が不十分だとみなされ、選考で不利に働くかもしれません。
保育士が選考で転職回数や短期離職をカバーする方法
転職回数が多い場合でも、伝え方を工夫することで選考への影響を抑えられます。ここでは、保育士が選考で、転職回数や短期離職をカバーする具体的な対策方法をまとめました。
ポジティブな転職理由を準備する
転職回数が多い保育士は、転職理由に関する質問に対し前向きな回答をすることが重要です。職場の人間関係や仕事量の多さなど、転職の背景に難しい事情があったとしても、前職に対する否定的な発言や悪口は避けましょう。転職の理由が「自分に合わない環境だった」という場合なら、次のようにポジティブな表現に変えることが可能です。
これまでさまざまな保育方針や規模の異なる保育園で働くなかで、幅広い視点を身につけたいと考え、経験を積んできました。最初に勤務した園では、子どもたちの集団生活の基礎を支える楽しさを学びました。
その後、個々の子どもたちにより深く寄り添う保育がしたいと思い、小規模園へ転職し一人ひとりの成長をじっくり見守る喜びを知りました。今回、貴園の保育理念に共感し、これまでの経験を活かしつつさらに成長したいと考え、応募いたしました。
転職理由は、前職で学んだことや次に挑戦したいことに焦点を当てて伝えると好印象になります。。過去の経験を振り返り、転職回数が多いことについては、「経験を積むため」「保育の幅を広げるため」といった前向きな捉え方をしてみましょう。
職務経歴書で経験や強みをアピールする
職務経歴書では、これまでの職歴を単に並べるのではなく、各職場で得た経験やスキルを具体的に記載することが重要です。担当した園児の年齢層や行事の企画、保護者対応などの実績を挙げることで、転職回数の多さよりも経験の豊富さを印象づけられます。
また、各職場での経験を一貫したキャリアの「積み重ね」として整理して伝えることで、即戦力としての魅力をアピールできます。それぞれの園で学んだことを次にどう活かしたいかを添えると、成長意欲も伝わりやすくなるでしょう。
面接で長く働きたい気持ちを伝える
転職回数の多い保育士は、面接で「今後は長く働きたい」という意思を明確に伝えることが大切です。今回の転職先を選んだ理由や、長期的に働くための考えを具体的に述べることで、採用担当者の不安を軽減できます。以下では、志望動機や転職理由、自己PRの回答例文を紹介するので、参考にしてみてください。
志望動機や転職理由の回答例文
以下は、転職理由について触れつつ志望動機を回答するときの例文です。
これまで複数の保育現場を経験し、多様な保育観や環境への適応力を身につけてまいりました。そうしたなかで、さまざまな保育に触れたからこそ「子ども一人ひとりの気持ちに深く寄り添い、個性を伸ばす保育」という、自分が本当に目指したい保育の軸が明確になりました。貴園の保育理念はまさに自身の理想であり、この環境で腰を据えて長く貢献したいと強く感じております。また、これまでの経験を活かし、子どもや保護者の方々と長きにわたる信頼関係を築いていきたいと考えております。
さまざまな保育現場を経験したからこそ、「自分の理想の保育方針」に気づけたという文脈を作ることで、過去の経歴にポジティブな意味を持たせられます。また、応募先ならではの保育方針や活動内容などについても触れ、志望度の高さをアピールすることが重要です。
自己PRの回答例文
以下は、転職の多さが気になる保育士向けの自己PRの例文です。
私の強みは、どのような保育環境にも即座に適応し、柔軟に人間関係や業務を構築できる「適応力」です。これまで複数の保育現場でさまざまな保育方針や幅広い年齢層の子どもと関わってきたことで、園ごとの指導案作成や行事運営の手順を迅速に把握し、即戦力として行動する力を培ってまいりました。この柔軟性を活かし、貴園においても円滑な園運営に貢献したいと考えております。また、子どもたちや保護者、保育士の方々と長期的な信頼関係を深めてまいります。
この自己PRでは、転職回数の多さを「適応力」という強みに変換しています。「多様な現場を知っている」「人間関係の構築が得意」というポジティブな表現にすることで、採用担当者の不安を払拭できるかもしれません。
転職回数が気になる保育士が新たに職場を探すコツ
ここでは、転職回数が気になる保育士に向けて、求人の探し方や自分に合った職場の選び方のコツを紹介します。転職活動を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
新設の園や複数人募集している求人を探す
新設の園や複数人を同時に募集している園では、選考通過のハードルが低くなる可能性があります。新設園は職員全体が新しい環境に慣れていく段階のため、転職回数よりも今後の意欲を重視されるかもしれません。また、オープニングスタッフや同期の仲間が多い環境であれば、既存の人間関係に悩まされることなく一から関係性を築きやすいというメリットもあります。求人情報をチェックする際は、募集人数や園の開設時期にも注目してみましょう。
施設見学で職場の雰囲気を確認する
転職回数が多い保育士は、過去の離職理由となった課題が解消できる環境か見極めるために、事前に施設見学を行っておくことが大切です。園によっては、応募前や面接時などに施設見学を受け入れてくれる場合があります。施設見学では、実際の保育風景や子どもたちの様子、職員同士の連携などを見られるかもしれません。疑問点や不安点を質問するチャンスにもなるため、「ここなら定着して長期的に働ける」と確信を持ったうえで選考に進みましょう。
保育士向けの転職エージェントを活用する
転職回数が多いことに不安を感じる場合は、保育士向けの転職エージェントに相談するのも1つの方法です。専門のアドバイザーが、これまでの経歴を踏まえたうえで、応募先に合わせた履歴書の書き方や面接での伝え方をアドバイスしてくれます。また、転職エージェントは扱っている求人の内部事情に詳しいため、転職回数に対して理解のある園を紹介してもらえるかもしれません。
保育専門の転職支援サービス「レバウェル保育士」では、キャリア相談や求人紹介、選考対策などをマンツーマンでサポートしています。サービスはすべて無料で利用できるため、お気軽にご相談ください。
保育士の転職回数に関するよくある質問
ここでは、保育士の転職回数についてよくある質問にQ&A形式で答えます。
転職回数が多い場合も、履歴書の職歴はすべて書くべき?
履歴書には、これまでの職歴をすべて正確に記載しましょう。一部の職歴を省略すると経歴に矛盾が生じ、採用後に問題となる可能性があります。履歴書の職歴欄には施設名と在籍期間を簡潔にまとめ、各職場の具体的な経験やアピールしたい実績は職務経歴書に詳しく記載しましょう。また、面接では転職理由をより丁寧に説明できるよう準備しておくことが大切です。
保育士の転職回数は給料にも影響する?
転職回数が直接的に給料へ影響するとは限りませんが、勤続年数が短いと役職や経験に基づく手当がつきにくくなる場合があります。また、転職先によっては勤続年数を昇給の基準にしているかもしれません。長期的な収入アップを目指す場合は、勤続年数と給与体系の関係についても事前に確認しておくことをおすすめします。
転職回数が多くても不利になりにくい保育士の特徴は?
ライフイベントなどの明確な理由があったり、転職ごとに着実なスキルアップを果たしていたりする場合は、転職回数が多くても不利になりにくい傾向があります。また、転職理由を前向きに説明でき、長く働く意欲を具体的に伝えられる方も、採用担当者から好印象を持たれやすいようです。
まとめ
保育士の転職回数は2〜3回程度であれば、それほど珍しくありません。ただし、短期間で離職を繰り返していると、「またすぐに辞めるかも」と懸念されやすくなります。転職回数が多い場合は、退職理由を前向きに伝えたり、職務経歴書で経験やスキルを具体的にアピールしたりすることが重要です。求人を探す際には、新設園や複数人採用している園を選ぶと、選考を通過しやすくなることもあります。
「転職回数が多いけど、内定をもらえる?」と不安に思う方は、保育士向けの転職エージェントに相談してみるのも手です。レバウェル保育士では、職歴や経験などを丁寧にヒアリングしたうえで、希望条件に合った求人を紹介しています。お気軽にご相談ください。
執筆者
「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェントサービス「レバウェル保育士」が運営するメディアです。編集部には、元幼稚園教諭・保育士資格者のメンバーも在籍。現役保育士さんや保育学生さん、保育士資格の取得を目指す方に向けて、仕事や働き方、キャリア、転職に関するお役立ち情報を発信します。保育士・幼稚園教諭の転職サポート実績をもとに、記事を通して不安や悩みが少しでも解消される状態を目指し、皆さまのキャリア選択を支援します。















