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【2026年】就職する保育園の選び方!保育士が働きやすい職場の見分け方

  • #保育士
園帽を被った保育園児達と手をつなぎ歩く保育士のイメージ

保育士のなかには、「就職する保育園はどう選んだら良い?」と悩んでいる方もいるかもしれません。就職する保育園は、保育施設ごとの特徴を理解したうえで、自分が希望する働き方とマッチするかどうかで選ぶ必要があります。 この記事では、就職先の保育園の選び方や確認したいポイントを中心に情報をまとめました。また、長続きしやすい保育園を見分けるコツや、おすすめの転職支援サービスにも触れています。

この記事のまとめ

  • 就職する保育園の選び方では、各施設の特徴と向き不向きを知ることが大切

  • 1つの保育園で長く働くなら保育方針や勤務時間、設備などを調べよう

  • 職場の情報収集時は定着率や職員配置、働き方改革の推進度も確認する

この記事を書いた人

A

「レバウェル保育士」編集部

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就職先の保育園を選ぶ前に知っておきたいこと

就職する保育園を選ぶためには、各施設の特徴を知り、自分に合った環境を探すことが大事です。運営形態・保育方針・特色・規模など、幅広い視点から情報を集め、働くうえでどのような選択肢があるのかを理解しましょう。
保育園ごとの違いを把握できたら、労働での希望条件に優先順位をつけ、働きたいと思う職場を絞ります。給与や勤務時間、通勤時間など、自分にとって大切な条件は何か検討してみましょう。

仕事探しの軸が定まったら、求人が出ている保育園の情報収集をして、実現したい働き方とマッチするかどうかを検討します。施設のWebサイトを見るのはもちろん、園見学に参加したりエージェント経由で気になる点を質問したりすると、働くイメージがしやすくなるかもしれません。
就職する保育園を選ぶときは、給料の高さや通勤のしやすさだけを重視しないようにするのもポイントです。働きたいと感じられる職場を見つけたら、その熱意が伝わるような志望動機を作成しましょう。

保育園の主な種類と特徴・働き方

保育園の主な種類と特徴・働き方のイメージ

保育士が就職先の保育園を選ぶときは、職場の種類と働き方について理解する必要があります。ここでは、保育施設ごとの特徴をまとめているので、職場選びの参考にしてみてください。

認可保育園

認可保育園は、国が定めた基準を満たし、自治体から認可を受けた保育施設です。保育士の配置基準や施設の広さなどが法律で定められており、一定の質が保証されています。認可保育園は、公立と私立に分けられるのが一般的です。

公立保育園

公立保育園は、地方自治体が直接運営する施設です。働く側は公務員に該当するので、雇用や福利厚生が安定しています。給与体系も明確で、経験年数に応じた昇給が期待できるでしょう。

公立保育園で働くには、公務員試験に合格する必要があり、採用枠も限られています。公務員保育士の採用は年に1回が基本のため、どの自治体で働きたいのかを選び、早めに採用スケジュールを確認することが重要です。

私立保育園

私立保育園は株式会社や法人などが運営する施設です。公立と比較すると柔軟な運営が可能で、独自の保育方針を展開している傾向にあります

給与や休暇制度は園によって差があるため、就職前に確認することが重要です。園長や主任の考え方によって取り組む保育が大きく変わることもあるので、自分の保育観と合うかどうかをよく確認しましょう。

認可外保育園

認可外保育園は、認可を受けていないものの、国の監督基準を満たして運営されている施設です。認可外保育園を就職先に選ぶと、24時間運営や英語教育など、認可保育園より特色のある保育に携われる可能性があります

料金設定や保育時間も園が独自に決めるため、延長保育をはじめとした柔軟なサービスを提供している場合も。ただし、認可保育園と比べて給与や待遇面に差が生じやすいので、募集要項にしっかりと目を通すことが大切です。

小規模保育園

小規模保育園は、0~2歳児を対象としている、定員6~19名以下の保育施設です。少人数制のため職員同士の距離が近く、子ども一人ひとりとじっくり向き合えます。建物内の1室や1つのフロアが職場となっており、行事の規模や頻度を抑えられていることから、業務負担を減らしやすいのもポイントです。

ただし、在籍する保育士も限られているため、希望の休みを取りづらかったり、急な欠員が出たときに負担がかかりやすかったりすることは懸念点といえるでしょう。

企業内保育園

企業内保育園は、企業やその近隣に設置され、従業員の子どもを中心に預かる保育施設です。保護者の勤務時間に合わせて開園しており、緊急時もすぐに連絡が取りやすい傾向にあります。企業の福利厚生の一環として運営されているため、職場環境や待遇が整備されているのが特徴です。

企業によっては、社員食堂を利用できたり借り上げ社宅制度が用意されていたりすることも。カレンダー通りに働けるので、プライベートを充実させやすいのもメリットです。

就職先の保育園の選び方・確認すべきポイント

就職する保育園は、保育方針や勤務時間、給料面などを考慮して、長く働けるかどうかを総合的に判断することが大切です。以下のポイントを参考に、自分に向いている就職先の選び方について考えてみましょう。

保育方針や理念で選ぶ

保育士が就職先を選ぶ際は、「子どもとどのように関わりたいか」「どのような教育を行いたいか」を分析することが重要です。職場によっては、モンテッソーリ教育やヨコミネ式教育、シュタイナー教育などの方針を取り入れているところもあります。

保育の方針 特色
モンテッソーリ教育 子どもが自発的に学習する力を引き出すため、適切な環境を整える
レッジョ・エミリア・アプローチ 子どもたちの共同性と創造性を広げるための活動をサポートする
ヨコミネ式教育法 自立を目的に、学ぶ力・体の力・心の力の定着を図る
石井式教育法 漢字を取り入れた教育で子どもの読解力や集中力を育む
シュタイナー教育 子どもの発達に応じて芸術性のある学びを提供し、創造力や生きる力を育てる

保育方針や理念は、保育園のWebサイトで公開されているため、自分の保育観と大きなズレがないかを確認しましょう。方針や理念は保育園の根幹となることから、自分の考えとマッチしていると長期的な活躍を実現できる可能性があります。

勤務時間や行事の割合で選ぶ

保育園を就職先として選ぶ際は、勤務時間やシフトの組み方、行事の割合などにも注意する必要があります。下記の項目のように、自分が希望する働き方と応募先の勤務スタイルが合っているかを確認しましょう。

  • 保育園の開園時間(勤務時間)

  • 朝番、中番、遅番の時間

  • シフトの組み方

  • 年間休日数

  • 時短勤務の可否

  • 平均残業時間

  • 行事の規模、開催頻度

土曜保育を行っている保育園では、月何回ほど担当するのかを把握しておくと、働き方がイメージしやすくなります。行事の準備や企画を負担に感じる場合は、年間を通してイベントが少ないところに目を向けると良いかもしれません。

給料や福利厚生などの待遇で選ぶ

就職活動で安定した収入を得られる保育園を選ぶには、給与と勤務条件のバランスを見ることが大事です。目先の給料の高さだけを重視すると、長時間労働が基本だったり昇給制度がなかったりすることもあるので注意しましょう。具体的には、地域の相場と見合っているか、給料に各種手当が含まれていないかなどの要素を確認するのがポイントです。

保育士向けの福利厚生には、家賃手当や借り上げ社宅制度、資格取得支援制度などが挙げられます。そのほかにも、有給以外の休暇制度や退職金制度、ライフイベントに関する支援などの有無も調べておくと、働きやすさの指標になるかもしれません。

スキルアップやキャリアアップができるかで選ぶ

新卒者や実務経験者の場合は、OJT制度や充実した研修制度が用意されている環境を選ぶと安心です。新しい保育手法を積極的に取り入れたり、外部の研修参加をサポートしてくれたりする保育園なら、保育スキルに磨きをかけられます

将来的に主任や園長を目指したい場合は、キャリアパスが明確な園を選びましょう。現時点でキャリアアップの希望がない方も、役職を目指すための道筋がはっきりとしている職場に就職したほうが、働くモチベーションを保ちやすくなります。保育園のWebサイトや求人情報では、保育士のキャリアアップ事例が紹介されていることもあるため、応募前にチェックするのがおすすめです。

設備や職場の雰囲気で選ぶ

就職する保育園を選ぶときは、設備の状況や職場の雰囲気も調べておくと、心身の負担を軽減できます。労働環境への理解を深めるには、園見学や面接といった機会を積極的に活用しましょう。実際に職場を目にするときは、下記の内容をチェックしてみてください。

  • 保育室の広さはどのくらいか

  • 遊具が充実しているか

  • 職員室や休憩スペースに快適さがあるか

  • 保育士同士のコミュニケーションは活発か

  • 子どもたちが笑顔で過ごせているか

  • 園長や主任の人柄はどうか

  • 職員の年齢層やキャリアに多様性があるか

職員同士の風通しが良く、自然とフォローし合える環境なら、人間関係で悩む機会が少ないかもしれません。掲示物がしっかりと管理され、掃除が行き届いている園だと、明るい気持ちで仕事に取り組める可能性があります。知人が働いている園が気になる場合は、職場の雰囲気や人間関係について質問してみるのも手です。

ブラック保育園・ホワイト保育園の見分け方

健康的に仕事を続けていくためにも、保育士が就職活動を行う際はブラックな労働環境を避けることが必要です。この項目では、ブラック保育園とホワイト保育園を見分けるポイントをまとめました。

職員の定着率が高いか

退職する職員が多い保育園では、仕事量の負担が大きかったり人間関係のトラブルを抱えやすかったりします。定着率について率直に質問するのはリスクがあるため、採用面接では「勤続年数が長い職員はどれくらいいますか?」というように遠回しな聞き方をするのが望ましいでしょう。質問に対して明確な回答をしてくれる園なら透明性が高く、安心して働ける可能性があります。

職員配置に余裕があるか

人手に余裕がある保育園を見分けるコツは、「園児の数が法定基準より少ない」「保育補助やフリー保育士によるサポート体制が整っている」などを確認することです。余裕のある配置を行っていれば、子どもたちとじっくり関わる時間を増やせたり、事務作業に集中する時間が取れたりします。園児や職員の人数は、自治体ならびに各保育園のWebサイトで公開されている場合があるので、チェックしてみましょう。

働き方改革が推進されているか

働き方改革が推進されている保育園では、保育士の業務負担軽減を図っている傾向にあります。たとえば、保育記録や連絡帳、シフト管理などのアプリケーション導入でICT化が進んでいる園なら、事務作業を効率的に行えるでしょう。職場によっては、働き方改革として行事を簡略化したりノー残業デーを設けたりしているようです。情報収集の際は、平均残業時間や有給取得率などもあわせて確認すると、働きやすい環境づくりが行われているかどうかを判断できます。

自分に合った就職先を探すならレバウェル保育士がおすすめ

就職する保育園の選び方に迷っている方は、転職エージェントのレバウェル保育士にご相談ください。レバウェル保育士では、保育園の働き方に詳しいアドバイザーが、2人3脚で就職活動をフルサポートします。

あなたの希望条件や興味関心に合わせて、一緒にどのような職場が向いているかを検討することが可能です。ここにしかない非公開求人も取り扱っているので、好条件の仕事に出会えるチャンスを掴めるかもしれません。給与や勤務時間といった基本情報はもちろん、園の保育方針や特色、職場の雰囲気などもお伝えするので、納得のうえ応募に進めますよ。

また、履歴書の添削や模擬面接にも対応しているので、選考対策を強化できます。サービスはすべて無料で利用できるため、就活が不安な方や忙しくて隙間時間を有効活用したい方は、お気軽にご相談ください。

就職する保育園の選び方に関するよくある質問

ここでは、就職する保育園の選び方に関するよくある質問にQ&A形式で答えます。

就職時の保育園の選び方で優先順位に迷ったら?

保育園選びで優先すべきポイントに迷ったら、長く働き続けられる環境は何かを掘り下げてみましょう。「給料が高いと頑張れる」「仕事に対するやりがいを追求したい」「ワーク・ライフ・バランスを重視したい」など、自分のなかで大切にしたい要素を考えると、優先したい項目が見えてきます。明確に順位をつけられない場合は、譲れないポイントを3つほど決めて、それを中心に求人を比較検討するのも効果的です。

もしも就職で保育園選びに失敗したと感じたら?

保育園に就職したあとは、早い段階で「失敗した」と判断するのを避け、1年ほど仕事を続けてみることをおすすめします。就職したばかりでは業務上の不安や戸惑いが発生しやすいですが、慣れてくると職場に対する印象が変わることもあるからです。
ただし、激務で休み時間がなかったり、いじめやハラスメントが横行していたりする場合は、転職を優先するのが望ましいでしょう。状況に合わせて適切な行動を取ることが大事です。保育士の失敗談が気になる方は、「保育士の転職失敗例とは?活動時の注意点や成功につなげるコツを紹介!」の記事を参考にしてみてください。

就職する保育園のNGな選び方はありますか?

就職する保育園を通勤のしやすさだけで選んだり、志望動機が明確なまま応募したりすると、入職後のミスマッチにつながる恐れがあります。通勤しやすい職場は、生活圏内で保護者や担当の園児と遭遇しやすく、人によっては居心地の悪さを感じるかもしれません。「なんとなく雰囲気が良さそう」という漠然とした理由で就職先を選ぶと、具体性のなさから選考に落ちてしまったり、実際の保育方針が合わなかったりすることもあり得ます。就職先を選ぶときは、複数の保育園を比較し、見学や面接で疑問点を解消したうえで検討しましょう。

まとめ

就職する保育園の選び方では、自分の保育観や希望する勤務形態に合っているかどうかが重要です。保育方針や勤務時間、給料などの傾向を確認したうえで、自分にとって長く働けそうな環境を探しましょう。表面的な条件だけでなく、職場の雰囲気や人間関係、業務負担軽減の取り組みなどの観点も見極める必要があります。

園見学や面接時には、保育士同士のコミュニケーション状況や、子どもたちの活き活きとした表情にも着目し、積極的に情報収集を行いましょう。また、職員の定着率が高く、ICT化が進んでいる園では、働きやすい環境を整備している可能性があります。

執筆者

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。

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