保育士の転職

最終更新日:

【就職する保育園の選び方ガイド】保育士が働きやすい職場の特徴を解説!

  • #保育士
園帽を被った保育園児達と手をつなぎ歩く保育士のイメージ

保育士のなかには、「就職する保育園はどう選んだら良い?」と悩んでいる方もいるかもしれません。就職する保育園は、園の種類や特色、勤務希望条件などから選択する方法があります。 この記事では、運営形態や特色、勤務希望条件別に就職する保育園の選び方をまとめました。就職する保育園のNGな選び方や転職エージェントの活用方法も紹介します。

この記事を書いた人

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士のお仕事探しならレバウェル保育士 登録する バナー

目次

続きを見る+

就職する保育園の選び方

就職する保育園を選ぶためには、どのような保育園の種類があるか把握し、特色や保育方針の違いを知ることが大切です。ここでは、就職する保育園を選ぶ際の基本的な流れを解説します。

1.各保育園の特色や違いを知って比較する

就職先を選ぶ際は、通勤可能な範囲にどのような保育園があるか、自治体や各園のWebサイト、求人サイトなどで確認してみましょう。運営形態や保育方針、特色、規模など、多角的な視点から比較して、どのような選択肢があるか把握します。

保育園を調べる際は、興味や希望条件に関わらず、まんべんなく見てみるのがポイントです。いままで知らなかった保育内容や行事が行われている保育園と出会い、新たな選択肢が生まれるかもしれません。複数の園を比較すれば、「◯◯のような保育園で働きたい」と思える園の特徴が見えてくるでしょう。

2.希望条件に優先順位を付けたうえで求人を絞る

就職したい保育園の種類や規模などに目星がついたら、働く際の希望条件を決めて優先順位を付けます。給与や勤務時間、通勤時間、保育方針など、自分にとって大切な条件は何か検討してみましょう。ただし、すべての条件を満たす園を見つけるのは難しいため、「絶対に譲れない条件」と「できれば希望する条件」に分けて考えます。たとえば、「残業が少なく定時で帰れること」を最優先にするなら、給与面は妥協するといった判断がしやすくなるでしょう。

3.情報収集をして自分に合っているか検討する

希望条件に優先順位を付けたら、保育に特化した就職支援サイトや転職エージェントなどで求人を探し、気になる保育園があれば詳しい情報を収集します。保育園のWebサイトには、保育方針や力を入れている活動、年間の行事予定などが掲載されているかもしれません。また、園見学や説明会の開催情報が得られる可能性があります。園見学では、子どもたちや職員の雰囲気を確認したり、施設設備の状況を見られたりするため、参加するのがおすすめです。

転職エージェントを利用する場合は、求人に関する疑問点や不安点を相談してみましょう。保育専門の転職エージェントでは、具体的な仕事内容や職場の雰囲気、残業時間など求人には掲載されていない情報を得られることもあります。質問内容によっては、転職エージェントの担当者が代理で保育園に聞いてくれる場合もあるでしょう。

【運営形態別】就職する保育園の選び方

ここでは、運営形態別に就職する保育園の選び方を解説します。公立と私立の違いや保育園の種類などを紹介するので、職場選びの参考にしてみてください。

公立か私立かを選ぶ

就職する保育園は、まず公立か私立のどちらにするか選びましょう。公立と私立では、採用のスケジュールや選考方法などが違うので、どちらの保育園を受けるか早めに決めておくと余裕をもって対策できます。公立か私立か就職する保育園を選ぶポイントは、以下のとおりです。

公立保育園 私立保育園
・公務員になるため雇用や福利厚生が安定している

・公立の認定こども園や児童発達支援センター、児童館など、保育園以外に配属、異動する可能性がある

・採用選考では筆記や実技試験が行われる可能性がある

・保育方針や特色により就職先を選べる

・園によって労働条件や雰囲気が大きく違う

雇用や福利厚生などが安定している環境で長く働き続けたい人は、公務員保育士に向いているかもしれません。一方、特色ある保育に携わりたい人や保育方針を重視する人は、私立保育園のなかから就職先を選んだほうが、自分に合った職場を探しやすくなります。公務員保育士の採用は基本的に年1回になるため、どの自治体で働きたいか決めて、早めに採用スケジュールを確認することが大切です。

保育園の種類から選ぶ

私立保育園に就職を希望する場合は、以下のような園の種類を選ぶ必要があります

  • 認可保育園:児童福祉法の基準を満たした保育園

  • 認可外保育園:認可を受けていない保育園、ただし国の監督基準を満たし運営されている

  • 認定こども園:保育園と幼稚園両方の機能を持っている保育施設

  • 認証保育園:東京都独自の基準を満たし、認証された保育施設

  • 企業内保育所:企業が運営し、主に従業員の子どもを預かる保育施設

  • 院内保育所:病院内や近隣に設置され、主に医療従事者の子どもを預かる保育施設

認可外保育園を選ぶと、24時間運営や英語教育など、認可保育園より特色のある保育に携われるかもしれません。また、企業内保育所や院内保育所では、主に従業員や職員の子どもが保育の対象となるため、定員が少ない傾向があります。気になる求人があったら、どの保育園の種類に当てはまるか確認し、一般的な特徴も知っておくとミスマッチを防ぎやすくなるでしょう。

保育士資格が活かせる幼稚園や福祉施設を選ぶ

保育士資格は、幼稚園や児童館、ベビーシッターなどでも活かせるため、保育園以外の施設やサービスから就職先を選ぶ方法もあります。希望条件や適性によっては、以下のような保育士資格が活かせる就職先が合っているかもしれません。

  • 幼稚園:パートやアルバイトなどであれば保育士資格のみでも働ける可能性がある

  • 病棟保育:小児病棟で入院している子どもたちの保育や精神的なケアを行う

  • 病児保育:病気やケガで保育園や幼稚園に登園できない子どもを預かる

  • 児童館:0~18歳の子どもたちに遊びや学びを提供したり保護者の相談を受けたりする

  • 乳児院:保護者との生活が困難な乳幼児を預かり養育する

  • 児童養護施設:家庭での養育が困難な1~18歳の子どもの養育と自立を支援する

  • ベビーシッター:個人宅を訪問して保護者の代わりに子どもの保育をする

上記のような施設やサービスでは保育園とは異なる形で子どもと関われるため、新たなやりがいを見つけられる可能性があります。自分の強みや興味によっては、保育園以外の保育士資格が活かせる職場を選ぶのも1つの方法です。

【特色別】就職する保育園の選び方

就職する保育園を選ぶ際は、保育理念や規模、年齢などの特色を確認して、自分の希望する働き方や保育観と合っているか検討することが大切です。ここでは、保育園の特色別に就職先の選び方を解説します。

保育理念や方針

保育理念や方針は保育園のWebサイトで公開されているため、自分の考え方や保育観と大きなズレはないか、合っているかなどを確認しておきましょう。保育理念や方針は保育園の根幹となる考え方のため、自分の保育観と合っていないと働き続けるのが難しくなるかもしれません。たとえば、「主体性を育む」「笑顔があふれる保育」など、掲げられている保育理念によって、保育環境の雰囲気や保育士の子どもたちとの関わり方は変わります。

保育の内容

具体的な保育に関する仕事内容も確認しておくと、ミスマッチを防ぎやすくなります。たとえば、保育園のWebサイトや求人情報で、保育内容に関する以下のようなことを確認してみましょう。

  • 年間行事予定と内容

  • 日々の活動内容(自由遊びの内容や音楽や体操、英語教室などの開催有無)

  • 異年齢交流の機会

  • 散歩や外遊びの頻度

行事に関しては、開催頻度や規模なども確認しておくと、仕事内容の様子がうかがえるかもしれません。音楽や体操教室などがある場合は、講師を招いているか保育士が指導しているかによって、必要なスキルが異なります。自分がどのような保育を実践したいかを考え、内容が合っている園を選びましょう。

保育園の規模

保育園の規模によっても働き方に違いが出るため、子どもの定員から小規模なのか、大規模なのか特徴を把握しておきましょう。園児が6〜19名の場合は小規模保育園にあたり、子ども一人ひとりとじっくり向き合いやすいことが特徴です。行事が少なかったり小規模だったりするため、業務負担を軽減しやすい可能性があります。ただし、保育士の数も少なくなるため、休みづらかったり役職に就くのが難しかったりすることは懸念点になるかもしれません。

一方、保育園のなかには、100名以上の園児を受け入れている大規模な保育園もあります。大規模保育園では、広い園庭やホール、プールなど保育環境が整いやすく、イベントや保育内容が充実しやすくなるでしょう。一方、園児が多いぶん、行事の準備や運営、環境整備などの、業務量が増えやすい傾向がある点には注意が必要です。

園児の年齢

就職する保育園は、自分が得意とする年齢や、経験を積みたい年齢層に合わせて選ぶ方法もあるでしょう。受け入れている年齢を制限していない保育園の場合は、0歳〜小学校入学前の満5歳までを保育します。一方、小規模保育園や東京都の認証保育園では、0〜2歳児のみを受け入れ対象としているかもしれません。

乳児クラスを担当する場合は、おむつ替えや食事の介助、遊びの見守りなどが中心になります。幼児クラスでは、生活全般のサポートだけでなく、集団活動や就学準備など、子どもの社会性や知的好奇心を育む保育にも携わることが可能です。

【勤務条件別】就職する保育園の選び方

就職する保育園は、雇用形態や勤務時間、給与などの希望条件から選ぶことも大切です。ここでは、勤務条件別に就職する保育園の選び方を解説します。

雇用形態

保育士が就職する際は、雇用形態を正社員や契約社員、パートなどから選ぶ必要があります。正社員の特徴は、定年まで安定した収入や福利厚生が受けられることです。契約社員は、雇用契約の期間を限定して働けるため、「留学を控えている」「転職を予定している」といった方に合っているかもしれません。パートやアルバイトは、時間や曜日を限定して働けるため、育児や介護などと両立しやすい働き方です。

さまざまな保育園で経験を積みたい方は、派遣社員として働く方法もあります。決められた期間で派遣先が変わるため、さまざまな規模や保育環境で保育士の経験を積めるかもしれません。非正規から正規雇用への登用制度がある保育園もあるため、将来的なキャリアプランも考慮して選ぶことが大切です。

勤務時間やシフトの組み方

保育園は基本的に朝早くから夕方まで開園しているため、就職先を選ぶ際は勤務時間やシフトの組み方にも注意しましょう。たとえば、以下のような項目を確認して、自分が希望する働き方に合っているか確認します。

  • 保育園の開園時間(勤務時間)

  • 朝番、中番、遅番の時間

  • シフトの組み方

  • 年間休日数

  • 時短勤務の可否

  • 平均残業時間

パートやアルバイトの場合は、朝番・中番・遅番のなかで、どの時間帯を担当する可能性があるか確認しておきましょう。また、保育園では土曜保育を担当することもあるため、月何回ほど担当するのかを把握しておくと、働き方がイメージしやすくなります。

給与や手当

就職先を選ぶときは、基本給だけでなく、賞与や手当なども含めて総合的に判断することが大切です。基本給が低い場合であっても、賞与や手当を合わせると収入が高くなる可能性もあります。賞与がない職場もあるため、支給の有無や実績を確認しておくことが重要です。

また、長期的な視点をもって、昇給の流れや役職手当なども把握しておきます。手当の支給は、正社員のみに限定されていることもあるため、パートや契約社員を希望する場合は、支給条件をよく確認しておきましょう。

福利厚生

長く安心して働ける保育園に就職するためには、福利厚生をチェックすることが大切です。たとえば、保育士は借り上げ社宅制度を利用できたり家賃手当が支給されたりする場合があります。有給以外の休暇制度や健康診断の補助、資格取得支援などがあると、働きやすさの指標になるかもしれません。退職金制度の有無も確認しておくと、将来的なお金の不安を解消しやすくなるでしょう。

通勤時間

毎日の通勤時間は、長く働き続けるうえで重要な要素です。保育士は早番や遅番があるため、通勤に時間がかかり過ぎると体力的に負担になります。たとえば、「地元で働くか離れるか」「通勤時間は何分まで許容するか」など、希望条件を明確にしたうえで求人探しのエリアを絞りましょう。

家から近い園は通勤しやすい反面、プライベートで保護者や園児と会う可能性があります。電車やバスを利用する場合は、通勤手当の支給上限額に収まるか確認しておくことが大切です。車通勤が可能な場合は、ガソリン代や駐車場代の負担範囲などもチェックしてきましょう。

保育士のキャリアを考えた就職先の選び方

保育士として長く働き続けるためには、将来のキャリアを見据えて就職先を選ぶのも1つの方法です。ここでは、保育士のキャリアを考えた就職先の選び方を解説します。

スキルアップできる

新しい保育手法への取り組みや研修制度、先輩保育士からの指導体制などが整っている保育園では、保育士としての専門性を高め成長し続けられる可能性があります。新卒者や実務未経験者の場合は、OJTや研修期間が設けられており、困ったときに相談できる先輩がいる環境があると安心です。また、資格取得支援制度があれば、保育士としてスキルアップできるチャンスが広がるかもしれません。

役職に就ける

将来的に主任や園長を目指したい場合は、キャリアパスが明確な園を選ぶことが大切です。現時点でキャリアアップの希望がない方も、役職を目指すための道筋が明確な職場に就職したほうが、働き続けるモチベーションを保ちやすくなります。たとえば、昇進の基準を提示していたり自己評価シートの作成があったり、評価制度が整備されている保育園もあるようです。保育園のWebサイトや求人情報では、保育士のキャリアアップの事例が紹介されていることもあるため、チェックしてみましょう。

人間関係が良好で職場の雰囲気が合う

保育士としてのキャリアを積むためには、人間関係や雰囲気が合った職場で長く働き続けることが重要です。人間関係や職場の雰囲気は、入職後にしか分からない部分もありますが、園見学や面接などで感じたことは判断要素の1つになるでしょう。たとえば、園見学や面接などでは、以下のようなことをチェックして就職先選びの参考にします。

  • 保育士同士のコミュニケーションは活発か

  • 園長や主任の人柄や印象はどうか

  • 年齢層やキャリアの多様性があるか

  • 子どもたちや職員に笑顔や活気が感じられるか

見学時には、保育士同士のやりとりや子どもたちへの声かけなどから、園の雰囲気を感じ取りましょう。先輩や知人が働いている場合は、職場の雰囲気や人間関係について質問してみるのも手です。ただし、先輩や知人からの話やWeb上の口コミなどは主観的な内容も含まれるため、鵜吞みにせず参考程度にしておきましょう。

働きやすい保育園の見分け方

就職する保育園選びでは、表面的な条件だけでなく、実際に働きやすい環境かどうかを見極めることが大切です。ここでは、働きやすい保育園を見分けるポイントを解説します。

働き方改革が推進されている

保育士の業務負担軽減を目的に働き方改革が推進されている保育園は、働きやすい可能性があります。たとえば、保育の記録や連絡帳、シフト管理などのアプリを導入している保育園では事務作業の負担を軽減しやすくなるでしょう。行事を簡略化したりノー残業デイを設けたりして、働き方改革を推進している保育園もあります。働き方改革を進めている保育園の情報を収集する場合は、平均残業時間や有給取得率なども併せて確認すると、働きやすい環境づくりにつながっているか判断しやすくなるでしょう。

信頼できる園長や主任保育士がいる

困ったときにアドバイスをもらえたり、解決に向けて取り組んでくれたりする園長や主任保育士がいる保育園では、働きやすさを感じられるでしょう。園長や主任保育士の人柄は、園見学時や面接での対応を参考にします。また、園見学時には、子どもやほかの職員とのコミュニケーションの取り方もよく見ることが大切です。質問にしっかり答えてくれる、保育現場の様子を詳しく説明してくれるなど、丁寧な対応をしてくれる園長や主任保育士には信頼や安心といった印象を感じられる可能性があります。

園児の数に対して職員配置に余裕がある

人手に余裕があり働きやすい保育園を見分けるポイントは、園児の数や保育補助の人数を確認することです。保育園によっては、園児の数を法定基準より少なく設定し、保育士の業務負担軽減に取り組んでいる場合もあります。また、保育補助やフリー保育士によるサポート体制が整っていると、子どもたちとじっくり関わる時間や事務作業に集中する時間が取れたりして、働きやすく感じるかもしれません。園児や職員の数は、自治体や各保育園のWebサイトで公開されていることもあるため、チェックしてみましょう。

行事の業務負担軽減が実施されている

保育園行事の準備や運営は残業や持ち帰り仕事の原因になりやすいため、業務負担軽減の取り組みが実施されているかが「働きやすさ」のチェックポイントになります。たとえば、行事の準備や運営に関して、以下のような取り組みが実施されている保育園では働きやすさを感じるかもしれません。

  • 行事の目的を見直し、必要なものに絞っている

  • 「発表会は3歳児クラス以上」のように、行事によって参加者を限定している

  • 持ち帰り仕事を禁止している

年間行事予定は、保育園のWebサイトで公開されていることがあります。また、園見学や面接時に「年間の主な行事と、その準備はどのように進められていますか?」と質問してみると、業務負担の実態が分かるかもしれません。

就職する保育園のNGな選び方

就職する保育園を通勤のしやすさや給料の高さだけで選ぶと、ミスマッチになる恐れがあります。ここでは、就職する保育園のNGな選び方を解説するので、参考にしてみてください。

通勤のしやすさ第一で選ぶ

通勤のしやすさは就職する保育園を選ぶうえで大切ですが、それだけで判断するのは避けるのが無難です。通勤のしやすさを重視し家から近い保育園を選ぶと、生活圏内で保護者や園児と会う機会が多く、プライベートの事情を知られてしまうデメリットもあります。また、通勤のしやすさから駅前の保育園を選ぶと、保育スペースが限られていたり園庭がなかったりして、希望の保育環境と合わないかもしれません。通勤のしやすさを重視する場合は、許容範囲のなかで、保育方針や保育内容、働き方が合っている園を探すことが大切です。

給料の高さだけで選ぶ

目先の給料の高さだけで就職先を選ぶと、長く働き続けるのが難しくなることがあります。高給与の裏には、長時間労働や責任の重い仕事などがあるかもしれません。給料が高くても、昇給しづらかったり手当が薄かったりする可能性もあります。保育士として安定した収入を得るためには、給与と勤務条件のバランスが大切です。給与を確認したうえで、保育方針や年間休日数、職場の雰囲気なども含めて総合的に判断しましょう。

志望理由が不明確なまま選ぶ

「なんとなく雰囲気が良さそう」「自宅近くの求人が出ていたから」のように、漠然とした志望理由で就職先を選ぶのはやめましょう。志望理由が不明確だと選考で落ちたり、内定をもらえたとしても入職後にミスマッチを感じたりする恐れがあります。保育士は、どのような環境で、どのような保育をしたいのかをしっかり考えたうえで保育園を選ぶことが大切です。志望理由が明確であれば、選考を受ける際に自信をもって自己PRできるでしょう。

自分に合った就職先を探すならレバウェル保育士がおすすめ

就職する保育園の選び方に迷っている方は、レバウェル保育士にご相談ください。レバウェル保育士では、保育園の求人や働き方に詳しいアドバイザーが、2人3脚で就職活動をフルサポートします。希望条件や興味関心に合わせて、アドバイザーと一緒にどのような保育園が合っているか検討することが可能です。また、履歴書の添削や模擬面接など選考対策でも、手厚いサポートが受けられます。サービスはすべて無料で利用できるため、就活が不安な方や忙しくて時間がない方は、お気軽にご相談ください。

就職する保育園の選び方に関するよくある質問

ここでは、就職する保育園の選び方に関するよくある質問にQ&A形式で答えます。保育士が就職する保育園を選ぶ方法や転職する際の条件についてまとめました。

保育士の園選びの方法は?

保育士は、保育園の種類や規模、保育の内容などで就職先を選ぶ方法があります。給与や手当、通勤時間などの希望条件も園選びの要素になるでしょう。保育士が自分に合った就職先を選ぶためには、自己分析をしたり希望条件に優先順位を付けたりしたうえで、複数の園を比較検討することが大切です。また、可能であれば園見学をすると、保育の様子や職場の雰囲気を感じられるため、自分に合っているか判断しやすくなるでしょう。

保育士の転職条件で重視したほうが良いことは?

保育士が転職する場合は、前職の退職理由を明確にして転職条件を決めることが重要です。たとえば、行事の業務負担が大きく退職した場合は、行事が少なかったり簡略化されていたりする保育園を選ぶと働きやすさを感じるかもしれません。転職を繰り返さないためには、長期的な視点で保育園を選ぶこともポイントです。キャリアアップの可能性や興味がある保育内容など、仕事へのモチベーションを保ちやすい職場であれば長く働き続けやすくなるでしょう。

まとめ

保育園への就職では、自分の保育観や希望する働き方に合った職場を見つけることが大切です。運営形態や規模、保育方針などの特徴を確認したうえで、雇用形態や通勤時間、保育観などの希望条件に合った就職先を選びましょう。また、表面的な条件だけでなく、職場の雰囲気や人間関係、業務負担軽減の取り組みなども見極めることがポイントです。

保育士として長く働き続けるには、園見学や面接で実際の様子を確認し、スキルアップやキャリアアップの機会があるかどうかもチェックするのがおすすめです。なお、通勤のしやすさや給料の高さだけで選ぶのは避け、長期的な視点で総合的に判断しましょう。

執筆者

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。

この記事をシェアする

  • Facebookでシェアする
  • Xでポストする
  • LINEで送る
  • はてなブックマークでブックマークする

保育士・幼稚園教諭の転職なら

レバウェル保育士
  • 非公開
    求人あり

  • LINEで
    気軽に相談

  • 面接対策
    ・条件交渉

転職サポートを受けてみる