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保育士を辞めて良かったと思う理由は?後悔はある?退職後の選択肢も解説

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保育士を辞めて良かった理由について知りたい方もいるのではないでしょうか。保育士を退職した後「辞めて良かった」と感じる方もいれば、「もう少し続ければ良かった」と後悔する方もいるようです。 この記事では、保育士を辞めて良かったと思う理由や退職後の選択肢、後悔しないためのポイントを詳しく解説します。自分にとってベストな選択ができるよう、ぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人

A

「レバウェル保育士」編集部

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目次

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保育士を辞めて良かったと思う理由

保育士の仕事はやりがいがある一方で、責任の重さや労働環境に悩む方もいるようです。実際に退職した方のなかには、「辞めて良かった」と感じる方も少なくありません。ここでは、保育士を辞めて良かったと感じた具体的な理由を紹介します。

プレッシャーを感じなくなった

保育士は子どもの命を預かる責任があるため、常に注意を払う必要があります。「もし子どもをケガさせてしまったら」「万が一の事故が起きたら」と考えるだけで、精神的な負担が増してしまう場合も。プレッシャーに耐えられず退職を選び、精神的な負担が減り、気持ちが楽になったと感じる方もいるようです。

心身の健康が回復した

保育士の仕事は長時間労働で子どもを抱えたり走り回ったりと体力的な負担が大きい傾向にあります。行事準備や書類作成などで残業が続くと、睡眠時間が削られ、心身ともに疲弊してしまう場合も。その結果、体調を崩したり、精神的に不安定になったりする方も少なくありません。退職後、体調が改善し、ストレスが軽減されたという声もあるようです。心の余裕が生まれ、充実した日常生活を送れるようになったという方もいます。

収入や待遇が改善された

「仕事量に対して給料が見合わない」と感じ、転職を決意する保育士は少なくありません。保育士から異業種に転職した方の中には、「給料やボーナスが上がり、収入が増えた」「生活が安定した」と感じるかたもいるようです。福利厚生の充実を理由に「辞めて良かった」と感じるケースもあります。

仕事とプライベートの両立ができるようになった

保育士の仕事は行事準備や書類作成、研修などで持ち帰り業務が発生することも多く、「仕事が終わらない」「プライベートの時間が取れない」と悩む方も少なくないようです。休日出勤が求められ、完全にリフレッシュするのが難しい場合もあります。転職後、残業が減り、家族や趣味の時間を楽しめるようになり、プライベートが充実したという方もいるようです。

人間関係のストレスが減った

保育士は業務上、他の職員と連携する必要があり、人間関係が密接な傾向にあります。また、現場は女性が多く、職場の人間関係に悩むことも珍しくありません。「先輩や同僚と保育観が異なるのでストレスを感じる」「忙しすぎて職場の雰囲気が悪い」などの悩みを抱える方も多いでしょう。

また、保護者対応が保育士の大きな負担となっているケースも少なくありません。理不尽な要望に神経をすり減らしてしまうこともあります。転職後、人間関係のストレスが軽減され、気持ちが楽になったという声も多いようです。

辞めて良かった?保育士の離職率は9.3%

「実際に保育士を辞めた人はどれくらいいるのか」と気になる方もいるのではないでしょうか。厚生労働省の資料によると、2017(平成29)年時点における常勤保育士の離職率は9.3%です。日本全体(常用労働者)の離職率は15%であり、保育士の離職率は低いといえます。

このように、保育士の離職率は高くはありませんが、「辞めよう」と考えたことがある方は少なくないでしょう。勤務環境や待遇面の課題、心身の負担、人間関係の悩みなどで転職やキャリアの見直しを検討するのは決して珍しいことではないといえます。

出典

厚生労働省「保育士の現状と主な取組新規タブリンク」「令和4年雇用動向調査結果の概況新規タブリンク」(2025年8月27日)

【年代別】保育士を辞めて良かったと思う主な理由

保育士として働くなかで、「辞めたい」と思うこともあるかもしれません。ここでは、年代別に辞めて良かったと感じる主な理由を紹介します。

20代保育士が辞めて良かった理由

20代で保育士を「辞めて良かった」と感じている方の理由は、以下のとおりです。

  • 新しい業界・職種に挑戦できた

  • 理想と現実のギャップから解放された

  • 収入が上がった

  • 精神的な負担が減った

20代のうちはキャリアチェンジしやすく、別の業界に飛び込んだことでやりがいを感じるようになった方が多い傾向にあります。また、保育士は責任が重く、業務量に対して収入が低いと悩んでいた方は、転職によって経済的な安定を得られたと感じることが多いようです。

30代保育士が辞めて良かった理由

30代で保育士を「辞めて正解だった」と感じている人の理由は、以下のとおりです。

  • 将来のキャリアを見直せた

  • ワークライフバランスが改善された

  • 家庭との両立がしやすくなった

  • 保育の経験を活かせた

30代になると家庭をもつ方が増え、働き方を見直すきっかけになるようです。保育士のままでは収入や昇給の見込みが少なく、キャリアアップを考えた末に転職を選ぶ場合もあるでしょう

40代保育士が辞めて良かった理由

40代で保育士を「辞めて正解だった」と感じている人の理由は、以下のとおりです。

  • 管理職のプレッシャーから解放された

  • 家庭の事情に合わせた働き方ができるようになった

  • 新しい働き方に挑戦できた

40代になると責任のある立場を任されることが増え、それに伴うストレスから解放されたと感じる方が多いようです。また、家庭の事情に合わせて柔軟に働ける環境を求める方も増える傾向にあります。

50代保育士が辞めて良かった理由

50代で保育士を「辞めて正解だった」と感じている人の理由は、以下のとおりです。

  • 体力的な負担が軽減された

  • 定年後の生活を見据えた選択ができた

  • 新たなやりがいを見つけた

50代になると、長年の勤務による体力的な負担が理由となることが多く、無理なく働ける環境を選び、生活が楽になったと感じる人が多いようです。また、定年を意識し始める時期でもあり、次のステップを考えた結果、転職を決断した方も少なくありません。

【役職・経験別】保育士を辞めて良かったと思う理由

保育士の仕事はやりがいがある一方で、役職や立場によって異なる悩みを抱えやすいものです。そのため、辞めた後に「正解だった」と感じる理由も人それぞれ異なります。
ここでは、役職や経験ごとに辞めて良かったと感じる理由を見ていきましょう。

新人保育士が辞めて良かった理由

新人保育士が仕事を辞めて良かったと感じる主な理由は、以下のようなものが挙げられます。

  • 理想と現実のギャップから解放された

  • 自分に合った環境で働けるようになった

  • 体力・精神的な負担が軽減された

新人のうちは、理想として描いていた保育の仕事と現実のギャップに悩むことが多いようです。日々忙しく業務に追われるなかで、「思っていた仕事と違った」と感じる方も少なくありません。保育士を辞め、自分に合った職場や新しいキャリアに挑戦できたと感じる方が多いようです。

中途採用の保育士が辞めて良かった理由

中途採用の保育士が仕事を辞めて良かったと感じる主な理由として、以下のようなものが挙げられます。

  • 自分に合った働き方ができるようになった

  • 人間関係のストレスから解放された

  • より働きやすい環境を見つけられた

中途採用で保育士として働き始めたものの、職場の雰囲気や人間関係に馴染めず、ストレスを感じる方も少なくないようです。また、前職と比較して仕事の進め方や環境の違いに戸惑い、違和感を覚えることも。転職後に「自分に合った働き方ができるようになった」と感じる方もいるようです。

パート・アルバイトの保育士が辞めて良かった理由

パート・アルバイトの保育士が仕事を辞めて良かったと感じる主な理由として、以下のようなものが挙げられます。

  • 負担の大きい業務から離れ、余裕をもって働けるようになった

  • シフトや勤務時間の融通が利く働き方を選べた

  • より良い給料や待遇の職場に転職できた

パートやアルバイトで働く保育士のなかには、「正社員と変わらない仕事量なのに給料が低い」「シフト調整が難しく、希望どおりに働けなかった」と感じる方も。保育士を辞めて、自分の生活スタイルに合った職場を見つけられたと感じる方が多いようです。

中堅保育士が辞めて良かった理由

中堅保育士が仕事を辞めて良かったと感じる主な理由として、以下のようなものが挙げられます。

  • 努力が正当に評価される環境で働けるようになった

  • 将来のキャリアを見通して新しい道を選べた

  • 責任に見合った報酬を得られるようになった

中堅保育士になると、クラス運営や行事の企画など業務の責任が増える傾向にあります。しかし、昇給が少なく「頑張っても報われない」と感じる方もいるようです。保育士を辞めて、努力が正当に評価される環境に移り、やりがいを取り戻したという声も多く聞かれます。

主任・副主任が辞めて良かった理由

主任・副主任保育士が仕事を辞めて良かったと感じる主な理由として、以下のようなものが挙げられます。

  • 業務量の負担が減り、精神的な余裕ができた

  • 立場の難しさから解放され、のびのび働けるようになった

  • マネジメント業務から離れ、本来のやりがいを取り戻せた

主任・副主任になると、現場のリーダーとしての役割を担うため、ストレスが増えがちです。「現場と管理側の間に立つ立場が辛い」「マネジメント業務が負担」と感じ、退職を決意する方も多いようです

園長が辞めて良かった理由

園長が仕事を辞めて良かったと感じる主な理由として、以下のようなものが挙げられます。

  • 経営や人事の悩みから解放され、心身の負担が軽くなった

  • プレッシャーの大きい立場を離れ、自分らしい働き方を選べた

  • 人間関係の悩みが減り、働くことが楽しくなった

園長は保育園の運営全般を管理する立場であり、経営や職員管理、保護者対応などの責任を抱えます。「思った以上に負担が大きく、精神的に追い詰められた」と感じる方も少なくありません

男性保育士が辞めて良かった理由

男性保育士が仕事を辞めて良かったと感じる主な理由として、以下のようなものが挙げられます。

  • 自分に合ったキャリアパスを見つけられた

  • 職場環境のミスマッチが解消され、働きやすくなった

  • 安定した収入を得られる道を選べた

女性が多い保育の現場では、男性保育士は孤立しやすい傾向があります。また、「結婚や将来を考えたときに収入面での不安が大きかった」という理由で転職する方も少なくありません。辞めた後、よりキャリアアップしやすい仕事に就けたと感じる方も多いようです。

【施設形態別】保育士を辞めて良かったと思う理由

施設の方針や業務の負担、人間関係など、さまざまな要因で保育士を退職する方もいます。
ここでは、公立保育園と私立保育園を辞めて良かったと感じる理由をそれぞれ見ていきましょう。

公立保育園を辞めて良かった理由

公立保育園で勤務していた保育士が辞めて良かったと感じる主な理由として、以下のようなものが挙げられます。

  • 異動の心配がなくなり、自分に合った環境で働けるようになった

  • キャリアの自由度が増し、希望する働き方を選べるようになった

  • 残業が減り、プライベートな時間を確保できるようになった

  • 役職や勤続年数に関係なく、実力に見合った評価を得られる職場を見つけられた

  • 新しい職場でやりがいをもって働けるようになった

公立保育園では数年ごとに異動がありますそのため新しい環境に適応する必要があり、働き続けるのに負担を感じる方もいるようです。保育士を辞め、自分のペースで働ける職場を見つけられたという声も多いようです。

私立保育園を辞めて良かった理由

私立保育園で勤務していた保育士が辞めて良かったと感じる主な理由として、以下のようなものが挙げられます。

  • 残業が減り、心身ともに余裕をもって働けるようになった

  • 自分に合った保育方針の園で働き、ストレスが軽減された

  • 給料や待遇の良い職場に転職でき、モチベーションが上がった

  • 労働環境の改善により、長く働き続けられる安心感が得られた

  • 保育以外の業務負担が減り、本来の業務に集中できるようになった

私立保育園は園によって労働環境が大きく異なり、特に仕事量に対して給料が低いと悩むケースも多いようです。転職や環境を変えて、より充実した働き方を見つけられることが辞めて良かったと感じる理由の1つとなっています。

辞めて良かったとは思えない?保育士が退職を後悔する理由

保育士として働くことに悩み、退職を決意したものの、後になって「辞めなければ良かった」と感じることもあります。新しい環境に馴染めなかったり、転職後に改めて保育の仕事の魅力に気づいたりするケースも少なくありません。
ここでは、保育士が退職を後悔する主な理由を紹介します。

現場を離れてから向いていることに気づいた

保育の仕事を辞めた後、改めて「自分には保育が向いていたのかもしれない」と感じる方もいるようです。転職先で新しい仕事に挑戦してみたものの、どこか違和感を覚えたり、子どもとの関わりがなくなり、寂しさを感じる方も少なくありません。仕事の大変さばかりに目を向けていたときには気づかなかった、やりがいや楽しさ」に保育の現場を離れてから気づくこともあるようです。

保護者や職員に迷惑をかけてしまった

年度途中で退職した場合、職場の職員や保護者、園児に負担をかけてしまったことが気がかりになる場合もあります。担任を受けもっていた場合は、「最後まで責任を果たせなかったのではないか」と後悔することも少なくありません。急に退職したことによって園の人手不足が深刻化し、周囲にしわ寄せがいってしまったと考えると、申し訳なさが残る場合もあるでしょう。
また、慣れ親しんだ園児や保護者との関係が突然途切れてしまい、もっとゆっくりと時間をかけてお別れをしたかったと感じることもあるようです。

保育士資格や身につけた経験を活かせない

新しい職場では、保育士資格や長年積み重ねた経験が思うように活かせないと感じる場合もあるようです。異業種に転職しても、これまでのスキルがあまり役に立たなかったり、保育現場のようにやりがいを感じられなかったりすることもあるでしょう。また、新しい職場で思うように評価されず、「やっぱり保育の仕事を続けていたほうが良かったのではないか」と考える方もいるようです。

保育士が仕事を辞める前にできること

「もう辞めたい」と感じたとき、すぐに退職を決断するのではなく、まずはできることを試してみるのも1つの方法です。辞めたい気持ちの根本的な原因を整理し、改善できることがないか探ると、状況が変わる可能性もあります。
ここでは、仕事を辞める前にできることを紹介します。

先輩保育士に不明点や疑問点を質問する

仕事がうまくいかないときや悩んだときは、先輩保育士に相談してみるのも大切です。経験豊富な先輩なら、適切なアドバイスをくれたり、より良い仕事の進め方を教えてくれる場合もあるでしょう。新人のうちは分からないことが多く、不安を感じやすいものです。1人で抱え込まず、周囲に助けを求めると、業務の負担が軽減される可能性があります。

メモを取り定期的に振り返る

業務のなかで、疑問に思ったことや学んだことをメモに残し、定期的に見直す習慣をつけると、業務の理解が深まります。また、メモを取ると、同じことを何度も質問しなくて済むため、自信をもって仕事に取り組めるようになるでしょう。業務の流れや園独自のルールなどは、一度覚えてしまえば負担が減るため、メモを活用するのがおすすめです。

1回の失敗で弱気にならず積極的に行動する

仕事での失敗が続くと、「自分は向いていないのではないか」と落ち込んでしまう場合もあるでしょう。しかし、どのような仕事でも最初から完璧にこなせる人はいません。大切なのは失敗を引きずらず、次に活かすことです。小さな成功を積み重ねると自信がつき、仕事に対する向き合い方も変わるかもしれません。最初から諦めず、前向きにチャレンジするのが大切です。

保育士を辞めた後に考えられる選択肢

保育士を辞めた後、どのような道を選ぶかは人それぞれですが、資格や経験を活かせる仕事を探したり、新たなキャリアに挑戦したりと、さまざまな選択肢があります。
ここでは、保育士を辞めた後に考えられる選択肢を紹介します。

資格や経験を活かせる一般企業へ転職する

保育士としての経験を活かしながら、新しい環境で働きたい場合は、一般企業への転職を検討するのも1つの方法です。託児所のあるホテルや商業施設、子ども向けの習い事教室、ベビー用品の販売など、子どもと関わる仕事は多岐にわたります。これらの職場では、保育士として培った知識やスキルが評価され、未経験でもスムーズに働きやすいでしょう。

異業種へチャレンジして新たなキャリアを築く

保育業界から完全に離れ、新たな業種に挑戦する道もあります。事務や営業など違う職種にチャレンジしたり、介護やIT系など、異なる業界に挑戦する方もいるようです。比較的未経験からでも始めやすい職種も多数存在します。

異業種に転職すると、働く環境や人間関係が大きく変わり、これまでとは違ったやりがいを見つけられるかもしれません。「新しいスキルを身につけたい」「保育以外の分野にも興味がある」と感じている場合は、チャレンジしてみるのもおすすめです。

ほかの保育施設で働きやすい環境を探す

「保育士の仕事自体は好きだけれど、今の職場の環境が合わない」と感じている場合は、別の園への転職によって状況が改善される場合もあります。園によっては、給料や勤務時間、職員の人員配置などの条件が大きく異なります。今の職場が合わないと感じているなら、別の保育施設への転職を検討してみるのも選択肢の1つです。

保育士を辞めて後悔しないための3つのポイント

「保育士を辞めて後悔しないか心配」という不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。後悔しないためには、しっかりと事前に準備しておくことが大切です。
ここでは、保育士を辞めて後悔しないための3つのポイントを紹介します。

退職のデメリットを理解する

保育士を辞めて得られるメリットがある一方で、デメリットも存在します。「子どもと関われなくなり寂しくなる」「転職先の条件が思ったより良くない」「保育士のやりがいを後から実感し、戻りたくなる」など、異業種に転職したものの保育士時代の充実感を懐かしく思う方もいるようです。

また、転職したものの給料が下がったり、人間関係がうまくいかなかったりと、新しい職場の環境が理想と異なる場合もあるでしょう。退職を決断する前に、こうしたデメリットを十分に理解し、自分の中で納得したうえで次のキャリアを考えるのが大切です。

転職先の情報をしっかりリサーチする

転職先を選ぶ際にリサーチを怠ると、「思っていた環境と違った」と後悔する可能性があります。求人票を確認するだけでなく、転職フェアや説明会に参加すると、企業のリアルな雰囲気を感じられるでしょう。事前にしっかりリサーチすると、転職後のミスマッチを防げるでしょう。

転職エージェントを活用する

「保育士を辞めるべきか、別の園に転職するか迷っている」という方もいるでしょう。そんなときには、転職エージェントを活用するのも1つの手です。キャリアアドバイザーに相談すると、不安や悩みを解消し、自分に合った求人を見つけやすくなるでしょう。

レバウェル保育士」では、取材訪問を通じて保育方針や職場の雰囲気などリアルな情報を入手しています。そのため、事前に職場環境をしっかり把握したうえで転職活動を進められるので安心です。

また、専任のキャリアアドバイザーがトータルでサポートするため、自信をもって転職活動を進められるでしょう。サービスはすべて無料で利用できるので、お悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。

保育士を辞めて良かったと感じる理由に関する質問

ここでは、保育士を辞めて良かったと感じる理由についてよくある質問を紹介します。ぜひ参考にしてください。

保育士に向いていない人の特徴とは?

保育士の仕事はやりがいがある反面、大変なことも多い仕事です。子どもと接するのが苦手な方は辛いと感じるかもしれません。また、人付き合いが苦手だったり、体力に自信がない方、同時にいくつものことをこなすのが苦手な方も、忙しい現場では負担を感じる傾向にあります。保育士は子どもと遊ぶ場面があるため、汚れるのが苦手な方も向いていない可能性があるでしょう。
向き不向きは環境や経験によって変わるものですが、自分に合った働き方を見つけるために、一度じっくり考えてみるのも大切です。

保育士はいい人ほど辞めるって本当ですか?

「いい人ほど辞める」とは一概にはいえませんが、責任感が強く真面目な方ほど仕事を抱え込み過ぎてしまう場合があります。子どもたちのために頑張り過ぎたり、人手不足の中で無理をしすぎたりすると、心身の負担が大きくなり、結果的に退職を考えてしまうケースもあるようです。
そうならないためにも、普段から職員同士で協力し合い、業務を効率化することが大切です。1人で抱え込まず、周りと助け合いながら働くと、長く続けやすくなるでしょう。

保育士を辞める前に次の仕事はどう決めればいい?

転職を考えるときは「今の環境を変えたい」という気持ちだけで決めるのではなく、5年後・10年後の自分の姿をイメージし、自分が何を重視するかを明確にするのが大切です。
給料や条件だけで選んでしまうと、入社後に「思っていた仕事と違う」と感じ、また転職を考えることになるかもしれません。自分が将来どうなりたいのか、そのためにどのような経験を積むべきかを考え、長く続けられる仕事を選びましょう。

まとめ

保育士を辞めて良かったと感じる理由は人それぞれですが、自分に合った職場を選ぶと、心身の負担が軽減されたり、新たなやりがいや充実感を得られたりする場合があります。

一方で「もう少し保育士を続ければ良かった」と後悔するケースもあるため、辞める前にしっかりと将来を見通して決断することが大切です。退職後の選択肢は多岐にわたり、保育の経験を活かせる仕事や異なる業界に進むのも選択肢の1つです。悩んだときはひとりで抱え込まず、信頼できる人への相談や転職エージェントを活用しながら、後悔のないキャリアを築きましょう。

執筆者

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。

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