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保育士の性格に特徴や傾向はある?適性で悩んだときの対処法も解説
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保育士のなかには、働くうえで自分の性格に課題を感じている人もいるかもしれません。たとえば、保育士は明るく元気な人が多いイメージがあり、内向的な性格の人は向いていないと感じる場合もあるでしょう。 この記事では、保育士になる人の性格の特徴や、仕事で向いていないと悩むケースをまとめました。保育士が自分の性格に悩んだときの対処法も解説するので、チェックしてみてください。
この記事のまとめ
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保育士は明るく元気、責任感がある、気配りができる性格の人が多い
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マイナス思考な人や人付き合いが苦手な人は、向いていないと悩みやすい
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保育士が自分の性格で悩んだときは、スキルを磨いて自信につなげよう
目次
保育士になる人の性格の特徴は?
保育士は仕事柄、明るく元気な人や責任感がある人、気配りができる人などが多いようです。ここでは、保育士になる人の主な性格の特徴を解説するので、一例として参考にしてみてください。
明るく元気な人
保育士として働く人には、明るく元気な性格の人が多い傾向にあります。子どもたちや保護者と関わる際は、表情や声のトーンが大切になるため、意識的に明るい雰囲気づくりをしている保育士もいるでしょう。
また、子どもの成長を支えたり保護者の育児相談にのったりするには、保育士は前向きな対応を心掛ける必要があります。明るく元気に対応してくれる保育士がいれば、子どもたちにとって保育園が楽しく、安心して過ごせる場所になるでしょう。
笑顔が多く穏やかな人
保育士は、いつも笑顔で穏やかに接してくれる人も多いようです。穏やかな性格の保育士に対して、子どもたちは安心感を持ち、心を開きやすくなります。また、子どもたちの喧嘩や保護者からの意見に対応する際にも、感情的にならず落ち着いて対応できる人は、保育士に向いているといえるでしょう。笑顔と穏やかさは、子どもたちの心の安定につながる重要な要素ともいえます。
誠実で責任感がある人
保育士は子どもの命を預かる仕事であるため、誠実さや責任感を持ち合わせた性格の人も多い傾向です。たとえば、子どもの健康チェックや安全管理などは、細かい点も見逃さず責任をもって取り組まなければ、命に関わる恐れがあります。また、誠実な人であれば、仕事をするなかでミスをしたときも、上司に報告して適切な対応を取ることが可能です。保護者との信頼関係を築くうえでも、誠実な対応や約束を守ることは重要になります。
相手の気持ちをよく考えられる人
子どもの表情や行動から気持ちを読み取り、適切に対応できる共感性の高さは、保育士に求められる重要な性格の1つです。保育園では言葉でうまく表現できない子どももいるため、気持ちを理解し「嫌だったね」「嬉しいね」などと声を掛ける場面は多いでしょう。
また、保護者対応においても相手の立場に立って考えられる人は、信頼関係を築きやすくなります。相手の気持ちに寄り添い、共感する力は、保育士として働くうえで大きな強みになるでしょう。
観察力があり気配りができる人
保育士は、周りをよく見て気配りができたり、面倒見が良かったりする性格の人も多いでしょう。保育現場では、子どもたちの様子をよく観察し、「いつもと表情が違う」「食欲がない」といった変化を見逃さないことが重要です。
また、集団生活のなかで「あの子が一人で寂しそう」「伝えたいことが言えずに困っている子がいる」といった場面に気づき、さりげなく声を掛けたり手助けしたりできる人は、子どもたちからの信頼を得やすくなります。観察力と気配りは、園児の安全を守り、一人ひとりに合った保育を実践するために欠かせない要素です。
社交的で協調性がある人
保育士は、人付き合いに積極的で、相手を尊重しながら関係を築ける性格の方も多い傾向があります。社交的で人と話すことが苦にならない人は、保護者とも積極的にコミュニケーションを取り信頼関係を構築できるでしょう。
また、保育士は、保育補助やほかのクラス担任などと協力しながらチームで業務にあたるため、協調性が求められます。「すべて1人でやろう」とするのではなく、「みんなで協力して良い保育をしよう」という姿勢が大切です。
自分の性格は保育士に向いていないと悩むケース
保育の仕事をしていると、「自分の性格は保育士に向いていない…」と悩むこともあるかもしれません。ここでは、保育士が働くうえで悩む可能性がある性格の例を紹介します。
物事をマイナスに捉えやすい
保育士の仕事は前向きな姿勢が大切になるため、ネガティブ思考が強い人は仕事に適応しづらいと感じることがあります。子どもの失敗を必要以上に深刻に受け止めたり、職場の課題ばかりに目が向いたりすると、ストレスがたまりやすくなるでしょう。また、自分の能力を過小評価したり、失敗を恐れて挑戦を避けたりする傾向があると、保育士として働く自信を失ってしまうかもしれません。
感情のコントロールが難しい
子どもは予測不能な行動や発言をすることもあるため、何か問題が起きたときに感情が振り回されてしまう人は働きにくさを感じるでしょう。たとえば、危ないことをする子どもに対して感情的になると冷静な判断ができず、強い口調で注意してしまう恐れがあります。
また、子どもたちにイライラやピリピリすると、落ち着いて振り返ったときに自己嫌悪に陥るかもしれません。感情の起伏は職場の雰囲気に影響することもあるため、周囲にストレスを与えてしまうこともあるでしょう。
保護者とのコミュニケーションに苦手意識がある
「年上の人と話すときに緊張する」「相手に悪く思われないか心配」など、保護者とのコミュニケーションに苦手意識がある人は、保育士に向いていないと感じやすいでしょう。特に、子どもの問題行動や発達の遅れなど、デリケートな話題に触れるときは、言葉選びや伝え方に悩むことがあります。また、保護者から「1人で着替えられるようになってほしい」「トイレトレーニングを進めたい」といった要望を聞くと、上手く応えられるか不安になることもあるでしょう。
職場の人間関係が合わないから
保育士は、「先輩から嫌われているような気がする」「ペアの保育士と保育観が合わない」など、職場での人間関係に悩み、働き続ける自信を失うこともあります。また、「明るく元気な保育士が多く、内向的な性格の私は馴染めていない…」と孤立しているように感じるケースもあるかもしれません。職場の人間関係に悩みを抱えると、仕事へのモチベーション維持が難しくなるでしょう。
保育士が自分の性格に悩んだときの対処法
「自分の性格は、保育士に向いていない」と悩んでいるときは、考え方や行動を見直してみると解決に向かう可能性があります。ここでは、保育士が自分の性格に悩んだときの対処法を解説するので、参考にしてみてください。
視点を変えてポジティブに捉える
自分の性格で課題に感じることがあったとしても、視点を変えてみれば保育現場で役立つ強みになる可能性があります。たとえば、保育をするなかで「細かいことが気になりすぎる」といった悩みの見方を変えれば、「小さな変化に気づける観察力がある」という強みになるでしょう。
また、「自分はおとなしい性格だから、保育士に向いていない」と思っていても、穏やかに子どもと関われることは、一人ひとりの声に耳を傾けられる貴重な素質かもしれません。「この性格だからこそできる保育がある」とポジティブな視点で自分を見つめ直すことで、新たな可能性に気づけます。
小さな成功体験を積み重ねる
保育の現場では、日々子どもたちの成長が見られるため、小さな成功体験を積み重ねながらスキルアップしていくと自信を持てるようになるでしょう。たとえば、「給食中のポジティブな声掛けで、苦手なピーマンを少し食べられた」といった子どもの変化は、保育士として働くやりがいにつながります。
また、最初から完璧を目指そうとせず、少しずつできることを増やしていく姿勢も大切です。保護者対応が苦手な場合は、「笑顔で挨拶する」ことから始め、少しずつ会話を増やしていくなど、小さなステップから挑戦します。成功体験を積み重ねれば、自分の性格に対する不安も和らぐかもしれません。
ほかの保育士と比べすぎないようにする
性格はすぐに変えられるものではないため、ほかの保育士と比較するのは辞めましょう。「あの先生は、明るい性格だから子どもたちに人気がある」のように、周りの保育士と自分を比べると、落ち込みやすくなります。
一口に保育士といっても、性格は多種多様で、個々の強みを活かした保育が可能です。大切なのは、理想とする保育士の性格に近づこうとするのではなく、良いところを参考にしながら自分らしい保育を見つけることでしょう。
研修への参加や資格取得でスキルアップを目指す
自分の性格が保育士の仕事に適していないと悩む場合は、専門的な知識やスキルの習得により自信を付けましょう。たとえば、ネガティブ思考な性格で悩んでいる人は、専門書や研修によって、子どもたちへのポジティブな声掛けのスキルを身に付けるのも手です。
また、リトミック指導者の資格を取得すれば、明るい雰囲気で楽しめる音楽活動が展開できるようになるかもしれません。知識やスキルが増えることで「これなら得意」という自信が生まれ、性格面での悩みも解消されていく可能性があるでしょう。
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話しやすい同僚などに相談してみる
仕事での悩みは1人で抱え込まず、信頼できる同僚や先輩保育士に相談することも大切です。「子どもたちにピリピリしてしまって、保育士を続けていけるか不安」「保護者から発達の相談を受けて回答に困っている」など、具体的な悩みを打ち明けると、アドバイスをもらいやすくなります。
また、先輩保育士なら過去に同じような悩みを経験し、乗り越えてきたかもしれません。「私も最初はそうだったよ」という言葉を掛けてもらえるだけでも、心が軽くなるはずです。
どうしても馴染めない場合は転職を視野に入れる
さまざまな対策を試しても、現在の職場環境や保育方針が自分に合わないと感じる場合は、転職を検討することも選択肢の一つです。たとえば、大規模な保育園で働いている穏やかな性格の保育士は、家庭的な雰囲気の小規模保育園のほうが働きやすさを感じるかもしれません。
また、規模や運営形態は同じでも、方針や雰囲気、働き方は園によって大きく異なります。自然を大切にする園やモンテッソーリ教育を取り入れている園など、自身の性格や価値観に合った環境を探してみましょう。
自分の性格に合った保育士求人を探すには?
自分の性格に合った職場を見つけるためには、まず希望条件を明確にすることが大切です。園の種類や給与、通勤時間などの労働条件だけでなく、「子どもとじっくり関わりたい」「自然のなかで保育したい」といった保育観も整理してみましょう。
求人を探す際は、園の方針や特色、雰囲気などをしっかり調べることが大切です。可能であれば園見学をさせてもらい、実際の保育の様子や職員間の雰囲気をチェックしましょう。レバウェル保育士では、保育業界に詳しいプロがあなたに合った求人を紹介します。キャリア相談や選考対策も無料でサポートしているため、転職を検討している保育士は、お気軽にご相談ください。
保育士の性格に関してよくある質問
ここでは、保育士の性格に関してよくある質問に答えます。
保育士になる人の性格に傾向はありますか?
保育士になる人には、温かく思いやりのある性格の方が多い傾向にあります。子どもの成長を見守ることに喜びを感じ、人と関わることが好きな人も多いでしょう。また、明るく元気で、子どもの気持ちに共感できる人は保育士に向いています。ただし、あくまで傾向であり、性格は人それぞれです。保育士に必要なのは「子どもが好き」という気持ちと、子どもの成長を支える意欲といえるでしょう。
保育士に向いている人の特徴は?
保育士に向いている人の特徴として、まず「子どもが好き」という気持ちが挙げられます。「子どもと接することが楽しい」「成長を見守ることにやりがいを感じられる」といった人は、保育士に向いているでしょう。
また、保育士は、忍耐力や体力、臨機応変に対応できる柔軟性なども必要になります。保育の現場では予想外のことが次々と起こるため、「大変だな」と感じつつも前向きな対応ができる人は、保育士に向いているでしょう。
仕事の責任が重く子どもにピリピリしてしまうときの対処法は?
保育現場で感情的になりそうなときは、一人で問題を抱え込まず同僚や先輩に協力を求めることが重要です。可能であれば、その場を一旦離れさせてもらい、深呼吸をすると冷静さを取り戻せるかもしれません。
保育士は緊張感を持って業務にあたる必要があるので、ときには態度が厳しくなったり、ピリピリして見えてしまったりすることもあります。感情のコントロールが難しいときは、「少し休憩したい」「一緒に対応してほしい」など素直な気持ちを伝え、周りに相談してみましょう。
保育士に必要な適性は?
保育士に必要な適性として、まず子どもの安全を守る責任感と観察力が挙げられます。子どもの小さな変化に気づき、適切に対応できる力は、保育士として重要です。また、コミュニケーション能力がある人は、保護者や同僚との信頼関係において役立つでしょう。なお、これらの適性はすべて生まれ持ったものである必要はなく、保育士として働くなかで徐々に身に付けていくものです。
まとめ
保育士には、「明るく元気」「責任感がある」「気配りができる」といった性格の人が多い傾向にあります。一方で、「ネガティブ思考」や「感情のコントロールが難しい」といった性格の人は、保育士として働くうえで課題を感じるかもしれません。ただし、視点を変えれば、ネガティブ思考は慎重さがあるといった、保育で活かせる強みになる可能性もあります。
保育士が自分の性格で悩んだときは、小さな成功体験を積んだり周囲に相談してみたりすると対処できるかもしれません。どうしても環境が合わない場合は、自分の性格や保育観に合った職場へ転職すると働きやすくなるでしょう。転職を検討している方は、レバウェル保育士にご相談ください。キャリアアドバイザーが、いまの悩みや希望条件を丁寧にヒアリングしたうえで、あなたにあった求人をご紹介します。
執筆者

「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。













