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保育士の働き方は施設や役職でどう違う?現場で進んでいる働き方改革も紹介

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子どもたちと遊ぶ保育士

「保育士はどんな働き方?」と気になる方もいるのではないでしょうか。保育園で働く保育士は、早番・中番・遅番のシフト制で働くのが一般的です。 この記事では、シフト制で働く保育士の働き方と1日の流れを紹介します。また、雇用形態や施設の種類、役職別による働き方の特徴もまとめました。保育士が働き方の幅を広げる資格も参考にしてみてください。

この記事のまとめ

  • 保育園での保育士の働き方は早番・中番・遅番のシフト制が一般的

  • 保育士は交代で土曜出勤することがある

  • 保育士は正社員だけでなくパートや契約社員などで働くことも可能

この記事を書いた人

A

「レバウェル保育士」編集部

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目次

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一般的な保育士の働き方は?

一般的な保育園に勤務する保育士の働き方には、「シフト制」「交代での土曜出勤」「正社員以外の雇用形態でも働ける」という特徴があります。ここでは、保育士の働き方について解説するので、一般的な例として参考にしてみてください。

早番・中番・遅番のシフト制で働く

保育園で働く保育士は、早番・中番・遅番のシフトに分かれて働くことになります。保育園の開園時間は11時間程度で、保育士の勤務時間は基本的に1日8時間+休憩1時間です。一般的には毎月、希望のシフトを提出したうえで勤務スケジュールが組まれるため、早番が続いたり中番がメインだったり、月によって働き方に違いが出ることもあるでしょう。

なお、パートや契約社員など非正規雇用の場合は、雇用契約の時点で勤務時間が決められていることもあります。シフト制による働き方については、「保育士の勤務時間は?早番・中番・遅番の働き方やシフト例を解説」の記事も参考にしてみてください。

交代で土曜日出勤がある

保育士は月に数回程度、土曜出勤がある働き方になります。一般的な保育園の開園日は月〜土曜日になり、土曜日は平日に比べ登園する園児が少ないため保育士は交代での出勤になるようです。土曜日の出勤は、「月2〜3回程度」「隔週」など保育園によってシフトのルールがあるかもしれません。また、土曜日は延長保育を受け付けない園もあり、保育士の終業時間も平日に比べて早くなることがあります。

なお、土曜に出勤したからといって、必ず代休があるとは限りません。週休2日制の場合、「2日休みの週が月に1回以上あればOK」という働き方になるため、週によっては休みが日曜のみというケースもあるでしょう。保育士の休みについて詳しくは、「保育士の休みは?年間休日や有給休暇取得率、休む際のポイントを解説」の記事でまとめています。

正社員以外の雇用形態でも働ける

保育士は、パートやアルバイト、契約社員、派遣社員など正社員以外の雇用形態で働くことも可能です。プライベートの事情により、勤務時間や働ける期間に制限がある方は、非正規雇用のほうが合っているかもしれません。また、子育てや介護でフルタイム勤務が難しい場合、職場によっては正社員からパートへ雇用形態を変更してくれることもあるようです。なお、パートやアルバイトなどで働く場合、一般的にはクラスを担当しない「保育補助」や「フリー保育士」のポジションになります。

【シフト別】保育士の働き方&1日の流れ

保育士の1日の流れ&シフト別出退勤時間の表

保育士は、早番・中番・遅番のシフトによって、始業や終業時間、仕事内容などに違いが出ます。ここでは、早番・中番・遅番、ぞれぞれの働き方の特徴についてまとめました。

早番で働く場合

早番の保育士の始業時間は、「開園時間」や「開園時間の30分前」など園によって異なります。一般的には、午前7時〜午後4時ごろが勤務時間になるでしょう。早番の保育士は、子どもたちの登園後に健康チェックをしたり、保護者から変わった様子がないか聞いたりします。早朝は異年齢保育を実施することもあるため、担当しているクラス以外の子どもたちや保護者とも関わることになるでしょう。

中番で働く場合

中番で働く保育士は、子どもたちが登園するピークに合わせて午前8時〜9時ごろが始業時間になります。たとえば、始業時間が午前8時半の場合、終業時間は午後5時半です。中番の仕事内容は、クラスに分かれた活動がメインになるでしょう。中番の保育士は、延長保育に入らないこともあるため、クラス担任の場合、遅番の保育士に日中の子どもたちの様子を引き継ぐことも業務の1つです。

遅番で働く場合

保育園は午後7時ごろまで開園しており、遅番の保育士の勤務時間は、閉園時間から逆算して決まります。たとえば、閉園時間が19時の場合、遅番の保育士の勤務時間は、午前10時半〜午後7時半です。遅番の保育士は、延長保育に対応しすべての園児を見送ったあと、保育室を片づけたり施錠したりして退勤するため、閉園後30分程度に終業時間が設定されることもあります。保育士の1日の流れについては、「保育士の仕事内容とは?1日のスケジュールとやりがいもわかりやすく紹介」の記事も参考にしてみてください。

【雇用形態別】保育士の働き方とは

正社員の場合はフルタイム勤務、パートの場合は1日6時間勤務で週3日など、保育士の働き方は雇用形態によっても異なるでしょう。ここでは、雇用形態別の保育士の働き方の特徴を解説します。

正社員保育士の働き方

正社員保育士は、基本的にフルタイムで働くことになります。クラス担任や主任保育士などに就き、行事の計画や保護者対応、書類作成など園の中心的な役割を任されることになるのが特徴です。正社員保育士は、責任の重さや仕事量などが負担になる場合があるものの、雇用や給与が安定しており、賞与や昇給が見込めるメリットがあります。福利厚生も充実している傾向にあり、ライフステージが変わっても長く働き続けやすいでしょう。

パート保育士の働き方

パート保育士の場合、契約内容によっては「朝番のみ」「1日6時間」「週3日」のような働き方を選択できることもあります。子育てや介護などによりフルタイム勤務できない方は、一時的にパートの働き方を選択するのも手です。

パート保育士は、一般的に時給制で働くことになります。働いたぶんだけ収入が得られる反面、賞与や昇給の機会が少ないこともあるため注意が必要です。また、社会保険や福利厚生などの適用外になる可能性もあるでしょう。パート保育士について詳しくは、「パート保育士の仕事内容とは?働き方による違いや転職時のポイントを解説」記事でまとめています。

派遣保育士の働き方

派遣保育士は派遣会社に登録し、契約期間に応じて派遣先の保育園で働くスタイルです。「1年間だけ働きたい」「週4勤務の職場を探したい」など、希望に応じて派遣先を紹介してくれることもあるでしょう。

派遣保育士は即戦力としての活躍が期待されますが、基本的にボーナスが支給されないため、時給が比較的高めに設定される傾向があります。契約期間が終わると別の保育園に派遣されることもあり、さまざまな職場で保育士の経験を積めるのが特徴です。派遣保育士について詳しく知りたい方は、「認可保育園と認可外保育園、働くならどっち?違いやメリット・デメリット」の記事を参考にしてみてください。

フリーランス保育士の働き方

フリーランス保育士は、特定の団体に所属せず、自分で仕事を選ぶ働き方です。たとえば、ベビーシッターとして働く方法や、いくつかの保育施設と直接契約を結んで働く方法などがあります。また、保護者向けの育児講座や親子向けのイベント開催など、保育士の知識や経験を活かして独自の事業を展開している方もいるようです。

フリーランス保育士は、自分のやりたいことに取り組めますが、自ら営業して仕事を獲得する必要があり、収入は自身の活動がそのまま反映されるため、安定性に欠ける面があるでしょう。フリーランス保育士については、「フリーランスの保育士ってどうなの?働き方や収入、メリット、注意点を解説」の記事でもまとめています。

【施設の種類別】保育士の働き方の違い

保育園の種類の画像

保育士の働き方は、施設の種類によっても違いがあります。ここでは、保育士が働く主な施設の種類別に働き方の特徴やメリット・デメリットを解説するので、参考にしてみてください。

認可保育園

認可保育園は、施設設備や職員の配置などが国の基準によって決まっているため、保育士が働きやすい環境が整っていることがメリットです。また、国から補助金を受けながら運営されているため、保育士の給与や福利厚生も安定している傾向にあります。認可保育園のなかには私立だけではなく公立保育園もあり、公務員保育士になれば雇用や給与、福利厚生などがより安定するでしょう。

なお、一口に認可保育園といっても、方針や特色はさまざまなため、自分の保育観や希望する働き方に合った職場を探す必要があります。認可保育園の保育士の働き方は、「認可保育園とは?3つの特徴や入園の条件、認可外保育園との違いを解説」の記事も参考にしてみてください。

認可外保育園

認可外保育園は認可保育園に比べて運営や方針、保育内容などに特色が出やすく、保育士の働き方にも影響する可能性があるでしょう。たとえば、認可外保育園のなかには、24時間保育や夜間保育を実施している施設もあり、夜勤といった働き方があります。夜勤をすると、深夜の割増賃金や手当によって給与が高くなる点が特徴です。

また、認可外保育園のなかには、会社が従業員向けに設置する企業内保育所もあります。企業内保育所によっては、会社の営業日に合わせて、保育士も土日祝日休みになる場合があるでしょう。一方、従業員の働き方に合わせて、閉園時間が遅かったり日曜祝日も開園していたりすることもあるため、注意が必要です。認可か認可外か迷うときは、「働くなら認可保育園?認可外保育園?違いやメリット・デメリットを解説」記事を参考に検討してみましょう。

認定こども園

認定こども園は、教育・保育を一体的に行う施設であるため、保育園とは違った働き方になる可能性があります。たとえば、幼稚園から認定こども園になった場合、保育園に比べ幼児教育に携わる機会が多くなるかもしれません。

また、認定こども園は施設の種類によって、働く際に必要な資格が異なる点に注意が必要です。こども家庭庁の「認定こども園概要 職員資格新規タブリンク」によると、幼保連携型の認定こども園では、基本的には保育士資格と幼稚園教諭免許状の両方を持った、保育教諭として働くことになります。認定こども園に興味がある方は、「認定こども園とは?主なタイプや保育園と幼稚園の違い、働くポイントを解説」の記事も参考にしてみてください。

出典

こども家庭庁「認定こども園概要新規タブリンク」(2025年10月27日)

児童福祉施設

保育士のなかには、保育園や認定こども園以外の以下のような児童福祉施設で働いている方もいます。

  • 助産施設

  • 乳児院

  • 母子生活支援施設

  • 児童厚生施設

  • 児童養護施設

  • 障害児入所施設

  • 児童発達支援センター

  • 児童心理治療施設

  • 児童自立支援施設

  • 児童家庭支援センターおよび里親支援センター

乳児院や母子生活支援施設など入所型の施設で働く場合は、夜勤や宿直などが発生することがあります。日曜祝日、年末年始など関係なく働くこともあるでしょう。また、保育業務だけでなく、学習支援や生活指導、心のケアなど日常生活全般をサポートするスキルが求められます。

ベビーシッター

ベビーシッターの仕事は、依頼内容によって勤務時間が決まるため、1日単位や時間単位での働き方も可能です。保護者が出掛けている間や仕事から帰宅するまでなど、1日2〜3時間だけ働くこともあるでしょう。なお、ベビーシッターは、依頼内容が合わなかったり、そもそも依頼がこなかったりして、収入が不安定になる可能性があります。継続的に仕事を確保するためには、利用者との信頼関係の構築やスキルの向上が重要です。また、保育だけでなく送迎や簡単な家事、勉強を教えるなど、家庭ごとの育児方針に沿って臨機応変に対応する力が求められます。

学童保育施設

保育士は、小学生が放課後や長期休暇中に利用する学童保育施設で働くこともあるようです。学童保育施設で働く場合、始業時間は比較的遅めで、午前10時〜午後7時といった勤務時間が一般的になります。土曜日や長期休暇中は子どもが朝から利用するため、始業時間が早まる施設もあるようです。学童保育の職員は、子どもたちが安心して勉強をしたり、遊んだりできる環境を提供する役割があります。また、保護者や学校と連携して子どもたちを支えることも、重要な仕事の1つです。

【役職別】保育士の働き方の違い

保育士は役職によっても、働き方に違いが出ます。一般的な保育園での役職は、以下のとおりです。

職務分野別リーダーや専門リーダーといった役職に就くと、ほかの保育士にアドバイスしたり、保護者からの相談窓口になったり、仕事内容が広がります。また、副主任や主任保育士になると、園の運営や保育士の管理的な仕事を任されるようになるでしょう。なお、主任保育士や園長など、役職が上がるにつれて責任の重い仕事を任されるため、急な残業や休日出勤による対応など、プライベートより仕事の優先度が高い働き方になる可能性があります

保育士の働き方の幅を広げる資格

保育士は、仕事に役立つ免許や資格を取得すると、新たな働き方の選択肢が生まれる可能性があります。ここでは、保育士の働き方の幅を広げる資格についてまとめました。

幼稚園教諭免許状(保育教諭)

幼稚園教諭免許状を取得すると、幼稚園や認定こども園での勤務が可能になり、保育士の経験を活かしつつ新たな活躍の場を広げられます。なお、厚生労働省の「幼稚園教諭免許・保育士資格の更なる併有促進について(p.2)新規タブリンク」によると、保育士資格を持っている方は、幼保特例制度を利用して、幼稚園教諭免許状取得に必要な単位数を軽減することが可能です。

認定こども園への転職に興味がある方や幼児教育に携わりたい方は、幼稚園教諭免許状を取得すると自分に合った働き方を見つけやすくなるかもしれません。詳しくは、「保育教諭とは?仕事内容や保育士・幼稚園教諭との違い、必要資格などを解説」の記事も、参考にしてみてください。

出典

厚生労働省「社会保障審議会(児童部会)新規タブリンク」(2025年10月27日)

チャイルドマインダー

チャイルドマインダーは、少人数保育の専門家として、家庭的な保育を提供するスキルが身につく民間の資格です。チャイルドマインダーの資格は、ベビーシッターや訪問型の保育事業など、個別対応に特化した保育の仕事で活かせます。また、小規模な保育園へ転職する際に、知識やスキルの証明として役立つかもしれません。「チャイルドマインダーとは?保育士との違いや資格の養成講座、働き方を解説」の記事では、チャイルドマインダー資格の取得方法やメリット・デメリットについてまとめています。

リトミック指導者

リトミック指導者の資格を取得すると、音楽に力を入れている保育園や幼児教室などへの転職で役立つ可能性があります。リトミックはリズムに合わせて体を動かしながら子どもの表現力や想像力、協調性を育む教育法であり、音楽を通じた発達支援の1つです。リトミック指導者になれば、リトミック教室を開いたり音楽スクールに転職したり、子ども向けの音楽教育に特化した働き方を選んだりすることも可能です。詳しくは、「リトミック指導者とは?役割や仕事内容、資格取得の方法を解説」の記事も参考にしてみてください。

絵本専門士

絵本専門士の資格を取得すると、図書館や児童館の職員といった働き方の選択肢が広がるかもしれません。絵本専門士とは、絵本の専門知識の習得や、子どもたちへの読み聞かせのスキルを向上させる資格です。もちろん、保育園で働く際にも役立つ資格で、専門知識を活かして、ほかの保育士や保護者へ絵本選びのアドバイスができるようになるでしょう。「絵本専門士とは?養成講座の受講要件や資格認定の流れ、メリットを紹介」の記事でも詳しくまとめています。

保育士の働き方改革は進んでいる?

保育士の業務負担軽減や労働環境の改善を目的に、働き方改革が進められている職場もあるようです。ここでは、保育園で実施されている働き方改革の内容について解説します。

職場環境の見直しによる長時間労働の解消

保育士の長時間労働を減らすために、職員の配置を見直している園もあります。たとえば、保育士1人当たりの子どもの人数を認可基準より減らして、保育業務や事務作業、保護者対応などの負担軽減に取り組んでいる園もあるようです。また、保育補助やフリー保育士を雇用し、クラス担任のサポートを充実させ、残業や持ち帰り仕事の削減に取り組んでいる園もあります。

ICTの導入による業務効率化

保育現場では、パソコンやタブレットなどICTの導入により、手書きの記録や紙の書類を減らし、業務効率化に取り組んでいることもあります。たとえば、連絡帳や保育記録をデジタル化すれば、記入作業の時間や職員間の情報共有の手間を削減することが可能です。また、登降園システムの導入により、保護者が子どもの登園・降園を記録し、保育士が保護者対応する時間を減らせます。

メンタルヘルスの支援体制強化

保育士が子どもや保護者との関わりのなかで精神的な負担を抱えないように、メンタルヘルスのケアに取り組んでいる園もあるようです。たとえば、保育士に定期的なストレスチェックを実施したり、専門のカウンセラーによる相談窓口を設置したりする保育施設もあります。また、リフレッシュ休暇やバースデー休暇などを設けて、保育士が心身のリフレッシュを図りやすい環境づくりをしている園もあるでしょう。

保育園での働き方改革については、「保育士の働き方改革は進んでいる?園のICT導入や業務効率化事例を解説」の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

保育士が自分に合った働き方の求人を探すコツ

保育士のなかには、希望する働き方の実現に向けて転職を考えている方もいるかもしれません。ここでは、保育士が自分に合った働き方の求人を探すコツを紹介します。

希望条件を明確にして優先順位を付ける

まずは、どのような働き方をしたいのか希望条件を明確にして、優先順位をつけましょう。たとえば、保育施設の種類や雇用形態、勤務時間、通勤時間などに対して、「小規模な保育園で働きたい」「通勤時間は片道30時間以内」などの具体的な希望条件を挙げます。絶対に譲れない条件と妥協できる条件も決めておくと、求人を選びやすくなるでしょう。なお、転職する場合は、前職の退職理由も考慮したうえで条件を決めることが大切です。

可能であれば園見学をする

可能であれば応募前や面接時などに園見学をさせてもらい、職場や保育環境を実際に見て確認しましょう。園見学では、保育士が子どもと関わる姿を見られたり、職員の方と話して人柄を知ることができたりする可能性があります。また、園見学中は、疑問点や不安なことを質問できるため、詳しい情報を得るチャンスです。ただし、あまりにも踏み込んだ待遇面の質問や個人情報に関わる質問など、内容によっては、印象が悪くなることもあるため、聞き方には注意する必要があります。

保育専門の転職エージェントで詳しい情報を収集する

自分に合った働き方ができる求人を探すコツは、保育専門の転職エージェントで詳しい情報を収集することです。保育業界専門の転職エージェントでは、求人には載っていない職場の雰囲気や入職者の声などの情報が得られる可能性があります。また、求人に関して質問があれば、転職エージェントの担当者が代行して保育園に聞いてくれることもあるでしょう。

「今の働き方に悩んでいる」「転職して働き方を変えたい」といった保育士の方は、保育業界専門の転職支援サービス「レバウェル保育士」にご相談ください。レバウェル保育士では、保育業界に精通したプロのアドバイザーが、希望条件を丁寧にヒアリングしたうえで求人をご紹介します。転職するか迷っている段階での相談も可能なため、お気軽にお問い合わせください。

保育士の働き方に関してよくある質問

ここでは、保育士の働き方に関してよくある質問にQ&A形式で答えます。子育て中の働き方や給料を上げる方法などについて、参考にしてみてください。

子育て中の保育士の働き方は?

子育て中でフルタイム勤務が難しい場合は、時短勤務で働いたり雇用形態をパートに変更したりする選択肢もあります。勤務時間や出勤日数を調整すれば、保育士の仕事と子育てが両立しやすくなるかもしれません。また、転職により通勤時間が短縮できれば、プライベートの時間を長く取れるようになる可能性もあります。子育て中の保育士の働き方については、「保育士は子育てと両立できる?難しい理由とは?経験を活かすメリットを解説」の記事も参考にしてみてください。

保育士は働き方と生活のバランスを取るのが難しい?

保育士がワーク・ライフ・バランスの難しさを感じるかは、職場によって異なります。保育園によっては、保育士の働き方改革が推進され、業務負担軽減や残業時間の短縮、休暇制度の充実などにより働きやすいと感じることもあるでしょう。また、正社員からパートや契約社員などの非正規雇用に雇用形態を変更すると、収入面で劣ることはあるものの、自分に合った働き方になるかもしれません。保育士の働き方と生活のバランスについては、「ワークライフバランスに悩む保育士必見!仕事と生活を両立する方法を紹介」の記事でも、詳しくまとめています。

保育士が給料を上げるにはどのような働き方をしたら良い?

保育士は、役職を目指して積極的に経験を積んだりスキルを身につけたりすると、昇給や手当により給与アップする可能性があります。また、夜間保育を実施している施設や入所型の施設で働くと、深夜の割増賃金や夜勤手当、宿直手当などにより日中働くより稼げることもあるでしょう。なお、経験やスキル次第では、転職により給与アップできることもあるため、保育士向けの転職エージェントに相談してみるのも手です。

まとめ

一般的な保育園での保育士の働き方は、「早番・中番・遅番のシフト制」「交代で土曜出勤がある」という点が特徴です。保育士は、正社員だけでなく、パートや契約社員、派遣などで働くこともできます。子育てや介護など、プライベートな事情によりフルタイム勤務が難しい場合は、パートの働き方が合っているかもしれません。また、認可保育園は職場環境や待遇が安定しやすかったり、認可外保育園は夜勤で働くことがあったり、施設の種類によっても保育士の働き方は異なります。

自分に合った働き方を見つけるためには、希望条件を明確にし、園見学や転職エージェントを活用して詳しい情報収集することが大切です。レバウェル保育士では、職場の雰囲気や働いている方の声など、詳しい情報を収集しているため、転職を考えている保育士の方はご活用ください。

執筆者

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。

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