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保育士の働き方は施設や役職でどう違う?現場で進んでいる働き方改革も紹介
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「保育士の働き方にはどのような選択肢があるの?」と気になる方もいるでしょう。保育士の働き方は、雇用形態や勤務する施設の種類、役職によって異なります。 この記事では、保育士の一般的な働き方や雇用形態、施設の種類別の違いを解説します。保育士の働き方の幅を広げる資格や、保育現場で進んでいる働き方改革もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
保育士の一般的な働き方
保育士の働き方は、どのようなものなのでしょうか。ここでは、一般的な保育士の働き方をご紹介します。
早番・遅番のあるシフト制で夜勤はない
保育園では、子どもたちの登園時間や降園時間に合わせて、保育士が「早番」「遅番」といったシフト制で勤務するのが一般的です。たとえば、早番なら午前7時〜午後4時、遅番なら午前11時〜午後8時といった形で働きます。一般的な働き方の保育士に夜勤はなく、深夜の勤務が発生することはほとんどありません。
交代で土曜日出勤がある
ほとんどの保育園では、平日だけでなく土曜日も開園しているため、保育士も交代で土曜日に出勤することがあります。園によっては、土曜保育は平日よりも保育時間を短くしている場合や、延長保育を受け付けない場合もあるようです。また、保育士が土曜日に出勤すると、平日に代休を取れる園もあります。
正社員以外の雇用形態でも働ける
保育士の働き方は多様で、正社員以外にもパートや派遣、契約社員といった幅広い雇用形態があります。子育て中の保育士や短時間勤務を希望する人も、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を選ぶことが可能です。
【雇用形態別】保育士の働き方とは
保育士として働く方法は1つではありません。正社員として安定した環境で働く道もあれば、パートや派遣で柔軟に働く選択肢もあります。また、フリーランスとして自分のスタイルで活躍することも可能です。ここでは、保育士の働き方を雇用形態別に解説します。
正社員保育士の働き方
正社員保育士は、基本的にフルタイムで勤務し、園の中心的な役割を担います。正社員は担任を受け持つことがあり、行事の計画や保護者対応、書類作成など責任のある業務を任されるのが特徴です。正社員保育士は給与が比較的安定しており、賞与や昇給が見込めます。福利厚生も充実している傾向にあり、ライフステージが変わっても長く働き続けやすいでしょう。一方で、正社員保育士は責任の重さや長時間労働が負担になる可能性もある働き方のため、考慮が必要です。
パート保育士の働き方
パート保育士は、勤務時間や日数を自由に選びやすく、家庭やプライベートと両立しやすい働き方です。パートは短時間勤務が可能なため、子育て中の保育士や副業を考えている人にも適しています。パート保育士の仕事は子どもたちの保育補助が中心で、クラス担任や行事の企画といった責任の重い仕事の負担は少なめです。
パートは時給制で働くのが一般的で、働いた分だけ収入が得られる反面、賞与や昇給の機会がない場合もあります。また、勤務時間が短いと社会保険の適用外になることもあるので、注意が必要です。
派遣保育士の働き方
派遣保育士は派遣会社に登録し、契約期間に応じて派遣先の保育園で働くスタイルです。派遣保育士は時給が比較的高めに設定される傾向にあり、勤務時間を自分の希望に合わせて選びやすいのが特徴になります。派遣は正社員のように行事の準備や担任業務を任されることが少なく、主に保育補助として子どもたちと関わります。派遣保育士は特定の園に縛られず働けるため、職場環境を選びながら勤務できるのが魅力です。
ただし、派遣は基本的に有期雇用のため、契約期間が終了すると次の仕事を探す必要があります。同じ職場で長期的に働きたい方は、キャリアプランを考慮したうえで決めましょう。
フリーランス保育士の働き方
フリーランス保育士は、特定の団体に所属せず、自分で仕事を選ぶ働き方です。具体的には、ベビーシッターとして働く方法や、フリー保育士としていくつかの保育施設と直接契約を結んで働く方法などがあります。フリーランス保育士は自分のスケジュールに合わせて仕事を調整できるため、自由度が高く、独自のサービスを提供することも可能です。
しかし、フリーランス保育士の収入は働いた分だけになるため、安定性に欠ける面もあります。仕事の獲得には自ら営業をしたり、ベビーシッター派遣事業に登録したりする必要があり、自己管理能力が求められるでしょう。フリーランス保育士は、独立して働きたい人や、自分の得意分野を活かして活動したい人に向いている働き方です。
【施設の種類別】保育士の働き方の違い
保育士は、勤務する施設の種類によって、求められる役割や働き方が大きく異なります。保育士がそれぞれの施設の特徴を知ることで、自分に合った働き方を見つけやすくなるでしょう。ここでは、施設の種類別に保育士の働き方の違いを解説します。
保育園
保育園では、0歳〜5歳の子どもを年齢ごとに分けて集団保育を行い、発達に応じたカリキュラムを実施します。保育園に勤務する保育士の勤務体制は、早番・中番・遅番といったシフト制が一般的です。保育士は、子どもたちの成長を促し、基本的な生活習慣が身につくよう支援することが求められます。保育士は季節の行事や園内のイベント準備、保護者対応の機会が豊富で、保育以外の業務に携わることも少なくありません。
認定こども園
認定こども園は、保育園と幼稚園の役割を併せ持つ施設で、施設の種類によって保育士の働き方が異なります。認定こども園で働くには、保育士資格と幼稚園教諭免許状の両方を所有していることが望ましいです。こども家庭庁の「認定こども園概要」によると、「幼保連携型」の認定こども園においては、両免許・資格が必須になります。
認定こども園は、施設の種類によってカリキュラムや保育時間が変わるのが特徴です。認定こども園で働く保育士の勤務体制も保育園と同様に、早番・中番・遅番のシフト制が一般的になります。
出典
こども家庭庁「認定こども園概要」(2025年4月2日)
院内保育所
院内保育所は病院で働く医療従事者の子どもを預かる施設で、24時間保育や夜間保育を行う場合もあります。保育士は夜勤が発生する可能性が高く、2交代制や3交代制の勤務が一般的です。そのため、院内保育所で働く保育士は勤務時間が不規則になる傾向にあります。
院内保育所は少人数保育が一般的なため、保育士は一人ひとりの子どもとじっくりと向き合う機会が豊富です。また、保護者が近くにいるため、緊急時に保護者との連携が取りやすいというメリットもあります。
児童福祉施設
厚生労働省の「児童福祉法」によると、保育所や認定こども園以外にも以下の児童福祉施設が存在します。
助産施設
乳児院
母子生活支援施設
児童厚生施設
児童養護施設
障害児入所施設
児童発達支援センター
児童心理治療施設
児童自立支援施設
児童家庭支援センターおよび里親支援センター
このような施設で働く保育士は、子どもたちの生活を支える役割を担います。保育士は保育業務だけでなく、食事の提供や学習支援、生活指導など日常生活のサポートが求められる場合もあるでしょう。入所型の施設では、保育士に夜勤や宿直が発生することがあり、日曜日や祝日に出勤が必要となる可能性もあります。
出典
厚生労働省「児童福祉法」(2025年4月2日)
ベビーシッター
ベビーシッターは家庭に訪問して個別保育を行う仕事で、企業に所属して働く場合とフリーランスとして活動する場合があります。依頼内容によっては、保育だけでなく子どもの食事の準備や送迎、簡単な家事を担当することもあるでしょう。ベビーシッターは、1日単位や時間単位での勤務が可能なため、スケジュールが調整しやすく、柔軟な働き方ができます。フリーランスとしてベビーシッターをする場合は、依頼者との契約や料金設定を自分で決めることが可能です。
ただし、ベビーシッターは収入の安定性に欠ける場合もあります。継続的に仕事を確保するためには、利用者との信頼関係の構築やスキルの向上が重要です。また、ベビーシッターは保護者と密にコミュニケーションを取りながら、家庭ごとの育児方針に沿って臨機応変に対応する力が求められます。
学童保育
学童保育とは、こども家庭庁の「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)」によると、小学生を対象に放課後や長期休暇中の居場所を提供する場所です。始業時間は比較的遅めで、午前10時〜午後7時といった勤務時間が一般的になります。土曜日や長期休暇中は子どもが朝から利用するため、始業時間が早まる施設もあるようです。
学童保育の職員は、子どもたちが安心して勉強をしたり、遊んだりできる環境を提供する役割があります。また、職員は保護者や学校と連携して子どもたちを支えることも、重要な仕事の一つです。
出典
こども家庭庁「放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)」(2025年4月2日)
【シフト別】保育士の働き方の違い
保育士の働き方は、シフトによって業務の流れや役割が異なります。シフト制を導入している園では、早番・中番・遅番の3つのシフトに分かれているのが一般的です。それぞれのシフトの業務の特徴と保育士の働き方の違いを、以下にまとめました。
業務の特徴 | 働き方の違い | |
早番 |
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中番 |
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遅番 |
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保育士の早番・中番・遅番のシフトは、園の運営時間や子どもの登降園の時間に合わせて組まれています。シフト制の働き方は、プライベートな時間を確保しやすい日がある一方で、毎日生活リズムが変わることによる負担を考慮することが必要です。
【役職別】保育士の働き方の違い
保育士は、それぞれの役職によって業務内容や責任の範囲が異なり、働き方にも違いがあります。厚生労働省の「図表3-2-5 保育士等(民間)のキャリアアップの仕組み・処遇改善のイメージ」によると、保育士の役職は園長・主任に加え、保育士等キャリアアップ研修制度の一環として、副主任保育士・専門リーダー・職務分野別リーダーという役職が新たに設置されました。ここでは、保育士の役職ごとに働き方の違いをご紹介します。
出典
厚生労働省「図表3-2-5 保育士等(民間)のキャリアアップの仕組み・処遇改善のイメージ」(2025年4月2日)
園長
園長は保育園全体の管理責任者として、保育の質を維持しながら、園の経営を安定させる役割です。具体的には、予算管理や人事管理、運営方針の決定などの経営に関わる業務が中心になります。園の収支のバランスを考えながら、予算計画を立てたり、職員の配置を決めたりするなど日々の運営に影響を与える重要な判断を下します。
園長は保育士の育成や教育にも力を入れる必要があり、研修の企画や職員との面談を行うこともあるでしょう。そのため、園長は保育現場に出るよりも、デスクワークの比重が大きくなる傾向にあります。また、保護者対応や行政とのやりとりをする機会もあり、園全体を見渡しながら適切な判断をすることも仕事の一つです。
園の経営状況によっては、「入園希望者が少ない」「職員の確保が難しい」といった課題に直面し、大きなプレッシャーを感じることもあります。園長として働くには、保育士としての経験だけでなく、経営的な視点やマネジメントスキルが求められるでしょう。
主任保育士
主任保育士は、園長を補佐しながら保育園全体の運営を支えるポジションです。保育現場での業務に加え、園全体の保育方針の策定やカリキュラムの立案にも関与し、より良い保育環境を整える役割を担います。年間行事の企画・運営にも深く関わり、スケジュール調整や職員の役割分担も行うようです。
主任保育士は、ほかの保育士の指導やサポートを担当することもあり、職員の育成にも注力することが必要です。新しく入職した保育士への相談に乗ることもあり、精神的な支えとなる場面もあります。そのため、主任保育士は、職員のモチベーション管理やチームワークを意識した働き方が大切です。
副主任保育士
副主任保育士は、保育現場での業務とマネジメント業務の両方をこなすポジションです。副主任保育士は保育業務にも携わりながら、保育士の指導や育成にも関わります。新人保育士のフォローやアドバイスを副主任保育士が行うこともあるでしょう。保護者対応やクレーム対応を任されることもあり、トラブル時には園長や主任保育士と連携しながら、適切な対応を求められます。
副主任保育士は、管理業務やマネジメント管理が少しずつ増えてくるのが特徴です。主任保育士と協力して園全体の運営に関与する機会が増え、責任の範囲が広がります。
専門リーダー
専門リーダーは特定の分野において高い知識と技術を持ち、その分野のリーダーとして保育士を指導・支援する役職です。たとえば、乳児保育や障がい児保育などの分野で専門性を活かしてほかの保育士へ指導を行うことで、園全体の保育の質を向上させる役割を担います。
専門リーダーの働き方の特徴として、担当分野の知識を職員全体に広げるための研修を企画したり、現場で実際に指導したりすることが挙げられるでしょう。ほかの保育士が保育に関して悩みを抱えている場合は、専門性の高さを活かしたアドバイスを行い、保育の工夫や改善策を提案することもあります。専門リーダーは、専門的な視点から保育を支えるため、継続的な学びや情報収集が欠かせないポジションです。
職務分野別リーダー
職務分野別リーダーは、特定の職務分野でリーダーシップを発揮する役職です。担当分野に関する勉強会や研修を企画・実施し、保育士の知識や技術の向上を支援する役割があります。また、職務分野別リーダーは、保育内容の改善提案を行い、より良い保育環境を整えるための工夫や新しい取り組みを推進するのも仕事の一つです。
職務分野別リーダーは保育現場の課題を把握しながら、日々の保育に役立つ知識や技術を職員に共有し、園全体の成長を支えます。たとえば、安全管理や食育などの分野で最新の情報を取り入れ、実践に活かせるような指導を行うことも重要です。職務分野別リーダーは、日々の学びを大切にし、積極的に知識を深めていく姿勢が重要になる働き方といえます。
保育士の働き方の幅を広げる資格
保育士は特定のスキルを身につけることで、より専門性の高い仕事に携わることが可能です。たとえば、幼稚園教諭免許状を取得して認定こども園に勤務したり、チャイルドマインダーを取得して少人数保育に挑戦したりできます。これらの資格以外にも、自分の興味や得意分野に応じた資格を取得することで、働き方の選択肢を増やせるでしょう。ここでは、保育士の働き方の幅を広げる資格をご紹介します。
幼稚園教諭免許状
幼稚園教諭免許状を取得すると、幼稚園や認定こども園での勤務が可能になり、保育士の活躍の場が広がります。幼保連携型の認定こども園では、保育士資格と幼稚園教諭免許状の両方が求められるため、取得しておくと働ける施設の選択肢が増えるでしょう。
チャイルドマインダー
チャイルドマインダーは、少人数保育の専門家として、家庭的な保育を提供するスキルが身につく資格です。子どもの自宅を訪問して保育を行ったり、自分の自宅で少人数の子どもを預かったりするなど、個別対応に特化した働き方が可能になります。チャイルドマインダーは、一人ひとりの子どもとしっかり向き合える環境で保育を行えるのが特徴です。
リトミック指導者
リトミック指導者の資格を取得すると、音楽と動きを組み合わせた教育を行うスキルが身につきます。リトミックはリズムに合わせて体を動かしながら子どもの表現力や想像力、協調性を育む教育法であり、音楽を通じた発達支援の一つです。
リトミック指導者の資格を持っていると、リトミックを取り入れている保育園での指導が可能となるほか、音楽スクールでも活躍できます。リトミック教室を開いたり、フリーで活躍したりすることもでき、子ども向けの音楽教育に特化した働き方を選ぶことも可能です。
絵本専門士
絵本専門士は、絵本の専門知識を習得し、子どもたちへの読み聞かせのスキルを向上させる資格です。この資格を取得すると、図書館や児童館、小学校のワークショップなどで活躍できます。そのため、保育の枠を超えて、働く場を広げることが可能です。たとえば、絵本選びのアドバイスや、保護者向けの講座を開くなど、幅広い活動を行えます。
保育現場で進んでいる働き方改革
保育現場では、保育士の負担軽減や職場環境の改善を目的に、働き方改革が進められています。園によってはICTの導入による業務効率化やメンタルヘルス支援、職場環境の見直しなどが行われているようです。ここでは、保育士の働き方改革を解説します。
ICTの導入による業務効率化
保育現場では、紙の書類や手書きの記録業務が多い場合もあり、保育士の負担が大きいのが現状です。そこで、厚生労働省の「保育の現場・職業の魅力向上に関する報告書(p.19)」にも記載があるように、保育ソフトやタブレットを導入し、業務の効率化が進められています。
たとえば、連絡帳や保育記録をデジタル化することで、記入作業の時間や職員間の情報共有の手間を削減することが可能です。また、登降園システムを導入することで、保護者が子どもの登園・降園を記録し、保育士が保護者対応する時間を減らせます。
出典
厚生労働省「保育の現場・職業の魅力向上に関する報告書」(2025年4月2日)
メンタルヘルスの支援体制強化
保育士は子どもや保護者との関わりの中で精神的な負担を抱えることも少なくありません。そのため、保育士のメンタルヘルスの支援が重要視されています。保育士に定期的なストレスチェックを実施したり、専門のカウンセラーによる相談窓口を設置したりする保育施設もあるようです。また、リフレッシュ休暇を設けて、保育士の心身のリフレッシュを図る環境づくりも進められています。
職場環境の見直しによる長時間労働の解消
保育士の長時間労働を減らすために、職員の配置人数を増やす取り組みを行う園もあります。これにより、保育士1人当たりの業務負担が軽減し、残業時間を減らすことが可能です。また、チームで業務を分担する体制づくりを強化し、業務の属人化を防ぐことも効果的になります。保育士のシフトの見直しや、業務の優先順位の整理をすることで、働きやすい環境を整えている園もあるようです。
保育士の働き方に関してよくある質問
ここでは、保育士の働き方に関してよくある質問に、Q&A形式でお答えします。
保育士の仕事内容を分かりやすく説明すると?
保育士は子どもたちを保育し、成長をサポートする役割を担っています。主な業務は、子どもの基本的な生活習慣の指導や遊びを通じた発達支援です。また、行事の企画・運営や保護者対応、事務作業など子どもと直接関わる業務以外の仕事も担当します。保育士は子どもの年齢ごとの発達段階に合わせた保育計画を立て、安全で楽しい環境を提供することが求められる仕事です。
保育士は働き方と生活のバランスを取るのが難しい?
保育士はシフト制が一般的で勤務時間が変動する傾向にあるため、仕事と生活のバランスを取るのが難しい場合もあるでしょう。また、繁忙期は持ち帰りの業務や残業が発生することもあります。保育士が仕事とプライベートを両立するには、無理のないシフトの職場を選ぶことや業務効率化を意識すること、リフレッシュできる時間を確保することが大切です。
保育士の負担を軽減することに注力している園もあるため、職場選びの際に働きやすさを考慮するのがポイントになります。保育現場に取り入れられている働き方改革を知りたい方は、本記事の「保育現場で進んでいる働き方改革」を参考にしてください。
保育士が給料を上げるにはどのような働き方をしたら良い?
保育士が給料を上げるには、キャリアアップを目指すのが効果的です。保育士の処遇改善加算の対象となる副主任保育士や専門リーダー、職務分野別リーダーを目指すことで、収入を上げられる可能性があります。ほかにも、給与水準の高い職場に転職するのも一つの方法です。
まとめ
保育士の働き方は、雇用形態や施設の種類、役職などによって異なります。保育士は正社員・パート・派遣・フリーランスといった働き方があり、自分のライフスタイルに合わせて雇用形態を選ぶことが可能です。また、勤務先の施設によって、保育士の業務内容や勤務形態も変わります。保育士は幼稚園教諭免許状やリトミック指導者、絵本専門士といった資格を取得することで、働き方の幅を広げることも可能です。
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執筆者

「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。