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【2026年】幼稚園教諭のボーナスはいくら?平均金額や支給時期を解説!
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「幼稚園教諭のボーナスはどのくらい?」「支給時期はいつ?」と気になっている方もいるのではないでしょうか。2026年最新のデータによると、幼稚園教諭のボーナスの平均は年間で約93万円です。勤続年数15年以上のベテランになると、約118万円にも上ります。この記事では、幼稚園教諭のボーナスの相場や支給時期、手取り額について解説します。私立と公立の違いや経験年数によるボーナスの推移も紹介するので、ぜひご覧ください。
この記事のまとめ
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厚生労働省の調査によると、幼稚園教諭のボーナスの平均は約93万円
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私立幼稚園の相場は基本給の2〜4ヶ月分、公立は自治体の条例による
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ボーナスを増やすには役職への昇進や評価制度が整った園への転職が有効
目次
【2026年最新】幼稚園教諭のボーナスの平均金額
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号1」によると、幼稚園教諭のボーナスの平均額は、年間で約93万円です。月給や推定年収を含む最新の給与データは以下のとおりです。
| ボーナス(年間賞与その他特別給与額) | 月給(きまって支給する現金給与額) | 推定年収 | |
| 幼稚園教諭 | 92万8,200円 | 29万1,500円 | 442万6,200円 |
参照:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号1」
※平均年齢39.1歳、平均勤続年数10.1年のデータに基づきます。
※推定年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額で算出しています。
実際の支給額は勤務先によって異なります。また、ボーナスは法律で定められた制度ではないため、園の運営方針や経営状況によっては「支給なし」の場合もあります。
出典
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」(2026年4月15日)
幼稚園教諭のボーナスはいつ・何ヶ月分支給される?
幼稚園教諭のボーナスは、夏(6月または7月)と冬(12月)の年2回支給されるのが一般的です。私立幼稚園の場合、年間の支給額の相場は「基本給の2〜4ヶ月分」とされています。就職・転職活動の際には、求人票で前年度の賞与実績(例:年2回・計3.0ヶ月分など)を必ず確認しましょう。
一方、公立幼稚園の幼稚園教諭は地方公務員にあたるため、ボーナスの額は各自治体の条例に基づいて定められます。人事院の「令和7年 人事院勧告・報告の概要」によると、指針となる国家公務員のボーナスの支給月数は4.65ヶ月分です。
出典
人事院「令和7年 人事院勧告」(2026年4月15日)
幼稚園教諭のボーナスの計算方法や手取り額
幼稚園教諭のボーナスは、一般的に「基本給×支給月数」で計算されます。たとえば、基本給が20万円で、ボーナスが2ヶ月分支払われる場合、支給額は40万円となります。同じ幼稚園に勤めていても、基本給によってボーナス額は変わるため注意が必要です。
なお、実際に受け取れる手取り額は、支給額から社会保険料や所得税が引かれたあとの金額になります。手取り額の目安は、額面のおよそ8割です。仮に、ボーナスの額面が40万円であれば、手取りは32万円程度になると考えておきましょう。具体的な控除額は個人の収入や扶養家族の人数などによって変動します。
【条件別】幼稚園教諭のボーナスはいくら?
幼稚園教諭のボーナスは、幼稚園の運営形態(私立・公立)や、年齢・経験年数によって異なります。ここでは、幼稚園教諭のボーナスの特徴や目安を条件別に解説するので、参考にしてみてください。
【私立・公立別】幼稚園教諭のボーナスの違い
幼稚園教諭のボーナスは、運営形態が私立と公立かによって異なります。私立幼稚園の場合、ボーナスの額は園の経営方針や業績に左右されます。経営が安定している園では高い水準が期待できる一方、経営状況が厳しい園では、年1回のみの支給や寸志程度にとどまる可能性もあるでしょう。
公立幼稚園の幼稚園教諭は地方公務員として扱われるため、ボーナスの支給は各自治体の条例によって保障されています。支給水準が高く安定している傾向にあるため、将来的なライフプランを立てやすいのが特徴です。仮に年間の支給月数が4.4ヶ月分の場合、給与が25万円であれば、110万円ほどのボーナスが期待できるでしょう。
【年齢別】幼稚園教諭のボーナスの推移
幼稚園教諭のボーナスは年齢とともに増加する傾向にあります。厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号5」によると、幼稚園教諭のボーナスは、20代前半では約59万円ですが、30代で90万円台、40代以降は100万円を超える水準となっています。
| 年齢 | ボーナス(年間賞与その他特別給与額) | 月給(きまって支給する現金給与額) | 推定年収 |
| 20~24歳 | 59万3,900円 | 24万3,000円 | 350万9,900円 |
| 25~29歳 | 87万3,800円 | 26万5,900円 | 406万4,600円 |
| 30~34歳 | 91万1,100円 | 27万8,300円 | 425万700円 |
| 35~39歳 | 90万7,300円 | 29万3,500円 | 442万9,300円 |
| 40~44歳 | 101万8,500円 | 30万3,500円 | 466万500円 |
| 45~49歳 | 104万9,900円 | 31万3,100円 | 480万7,100円 |
| 50~54歳 | 112万2,400円 | 32万4,700円 | 501万8,800円 |
| 55~59歳 | 117万5,500円 | 33万6,700円 | 521万5,900円 |
| 60~64歳 | 112万8,600円 | 35万1,300円 | 534万4,200円 |
| 65~69歳 | 124万8,200円 | 35万1,300円 | 546万3,800円 |
| 70歳~ | 109万3,600円 | 35万4,300円 | 534万5,200円 |
参照:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号5」
※推定年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額で算出しています。
幼稚園教諭のボーナスが年齢とともに増える理由の1つが、基本給に連動して賞与額が決まるためです。多くの園では「基本給の◯ヶ月分」といった形でボーナスが支給されるため、基本給が上がるほど支給される賞与額も高くなります。私立幼稚園の昇給制度は園によって異なるため、長期的なキャリアや収入の見通しを立てる際は、昇給の仕組みを事前に確認しておきましょう。
出典
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」(2026年4月15日)
【経験年数別】幼稚園教諭のボーナスの推移
幼稚園教諭のボーナスは、一般的に経験年数を重ねるごとに増えていく傾向があります。厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号10」をもとに、経験年数ごとのボーナスの平均値を以下の表にまとめました。
| 経験年数 | ボーナス(年間賞与その他特別給与額) |
| 0年 | 10万4,900円 |
| 1~4年 | 76万6,800円 |
| 5~9年 | 87万9,300円 |
| 10~14年 | 94万9,500円 |
| 15年以上 | 118万1,800円 |
参照:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号10」
統計データによると、初年度のボーナスは約10万円と控えめですが、1〜4年の経験を積むと約77万円へと大きく増加します。また、15年以上のベテランになると、118万円を超える高水準に達します。現在ボーナスが少ないと感じている方も、経験を積むことで待遇の改善が期待できるかもしれません。
出典
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」(2026年4月15日)
幼稚園教諭と保育士のボーナスの違い
幼稚園教諭と保育士のボーナスを比較すると、幼稚園教諭のほうがわずかに高い傾向にあります。ただし、その差は年間で8万円程度と、大きな開きはありません。厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号1」による両者のデータは以下のとおりです。
| ボーナス(年間賞与その他特別給与額) | 月給(きまって支給する現金給与額) | 推定年収 | |
| 幼稚園教諭 | 92万8,200円 | 29万1,500円 | 442万6,200円 |
| 保育士 | 84万7,900円 | 28万5,700円 | 427万6,300円 |
参照:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号1」
私立の施設の場合、幼稚園教諭・保育士ともに、ボーナスの支給額や回数は運営母体の経営方針によって決まります。そのため、職種の違いよりも、どの法人・施設で働くかという職場選びのほうが支給額に大きく影響するといえるでしょう。
出典
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」(2026年4月15日)
幼稚園教諭がボーナスを増やすためにできること
ここでは、幼稚園教諭がボーナスを増やすコツを紹介します。現在のボーナス額に満足していないという方は、自分の状況に合った方法を選んで実践してみてください。
評価基準に沿ってスキルアップを目指す
幼稚園教諭がボーナスを上げるには、勤務先の評価基準を把握し、専門性を高めることが大切です。幼稚園教諭のボーナスは「基本給 × ◯ヶ月分」で計算されるのが一般的です。そのため、外部研修への参加や資格取得など、日々の努力が評価されて基本給が上がれば、ボーナスの支給額も自動的に増える可能性があります。保育士資格を取得し、認定こども園で保育教諭として勤務できるようになれば、キャリアの選択肢も広がるでしょう。
主任などへのキャリアアップを狙う
幼稚園教諭のボーナスを増やす方法の1つが、園内で役職に就くことです。主幹教諭や副園長といった役職に昇進すると、基本給やボーナスがアップするほか、役職手当が加算され大幅な年収アップが見込めます。
近年は、国が進める処遇改善制度により、若手リーダー・中核リーダー・専門リーダーといった新たなポジションも設けられています。特定の研修を受講し、役職に任命されることで収入アップにつながる可能性があるので、勤務先に詳細を確認してみましょう。
好待遇の職場に転職するのも1つの手
「頑張っているのに評価されない」「今の幼稚園はボーナスが少な過ぎる」と感じているなら、好待遇の職場への転職も有効です。ボーナスの支給額は幼稚園ごとに差があるため、転職によって年収アップを実現できる可能性は十分にあります。
求人情報をチェックする際は、「賞与あり」という記載だけでなく、前年度の支給実績を必ず確認しましょう。また、3年後、5年後など将来的にどの程度給与が上がるのかを具体的にイメージしておくことも大切です。評価制度が明確な園であれば、自身の努力が着実に収入アップへつながるため、不公平感なく安心して働き続けられるでしょう。
幼稚園教諭のボーナスについてよくある質問
ここでは、幼稚園教諭のボーナスについてよくある質問を紹介します。
幼稚園教諭のボーナスは1年目の夏からもらえる?
幼稚園教諭の1年目の夏のボーナスは、園によって支給の有無や金額に違いがあります。入職したばかりの新人も支給対象となることはありますが、勤務期間が短いため、満額ではなく寸志程度となるのが一般的です。冬のボーナスについては、満額またはそれに近い金額が支給される可能性があります。求人票に「初年度は計〇ヶ月分」などと記載されている場合もあるため、事前に確認しておくと確実です。
パートやアルバイトの幼稚園教諭もボーナスをもらえる?
幼稚園教諭がパートやアルバイトで働く場合、ボーナスが支給されるかどうかは勤務先の規定により異なります。園によってはパートやアルバイトの職員にも支給されることがありますが、支給額は正職員より少なくなるのが一般的です。パートやアルバイトでの勤務を検討する際は、求人票や面接でボーナスの有無や支給条件について事前に確認しておくと、入職後の認識のズレを防げるでしょう。
ボーナスが支給されない幼稚園もある?
ボーナスが支給されない幼稚園もあります。ただし、ボーナスがないからといって、必ずしも待遇が悪いわけではありません。ボーナスがない代わりに、基本給を高く設定したり、各種手当を充実させたりして、月々の給与を手厚くしている園もあるからです。年収ベースで比べると、ボーナスありの園と大きな差がなかったり、むしろボーナスなしの園のほうが高収入なケースも考えられます。そのため、就職・転職の際は、ボーナスの有無だけで判断せず、総合的な待遇で比較検討することが重要です。
まとめ
厚生労働省の調査によると、幼稚園教諭のボーナスは年間平均で約93万円です。一般的に夏と冬の年2回支給され、支給額は基本給の2〜4ヶ月分が相場とされています。公立幼稚園では地方公務員の規定があり安定した支給が期待できますが、私立幼稚園の場合は園の経営方針や業績によって支給額に差が出やすいかもしれません。
ボーナスを増やすには、現在の職場でスキルアップや役職への昇進を狙うのが効果的です。しかし、現職のボーナス額や評価に不満がある場合は、より好待遇な職場への転職も有効な選択肢といえます。
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執筆者

「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。














