保育士証とは？発行手続きの流れや必要書類、名義変更の方法などを解説！

新規で保育士証を取得するには、いくつかのステップを踏む必要があります。ここでは、それぞれの流れについて詳しく解説します。

新規で保育士証を取得するには、まず「保育士登録手引き」を入手する必要があります。この手引きは、社会福祉法人 日本保育教会の「登録事務処理センター」から取り寄せられます。取り寄せるには、以下の4点が必要です。

送信用封筒には必要な切手を貼り、返信用封筒をその中に入れて送りましょう。送信用・返信用の封筒には赤字で「保育士登録の手引き1部」と明記し、複数部を取り寄せる場合は数を記入します。事務処理センターから登録手引きが返送されるまで、少し時間がかかる場合がありますので、余裕を持って手続きしましょう。

保育士証を新規で取得するためには、必要な書類を準備し、登録手数料を支払う手続きを行います。登録の際に必要な書類は以下の3つです。

登録手数料を郵便局で支払い後、振替払込受付証明書と振替払込請求書兼受領証を受け取ります。保育士登録申請書の裏面に振替払込受付証明書を全面のり付けして一緒に提出します。振替払込請求書兼受領証は、保育士証が届くまで保管しましょう。必要書類（保育士登録申請書、振替払込受付証明書、資格証明書の原本）を保育士登録の手引きに同封されている封筒に入れたら発送の準備が完了です。

書類を提出する際は、必ず郵便局の窓口から簡易書留郵便を利用して送付しましょう。簡易書留を選ぶことで、郵便追跡が可能となり、万が一の紛失や遅延が発生した場合にも安心です。また、発送時に郵便局から受け取る書留郵便物受領書は、書類を提出した証明となるため、保育士証が届くまで必ず保管しておくようにしましょう。

保育士証が交付されるまでには、書類に不備がない場合でも約2ヶ月程度かかります。書類に記入漏れや不備があった場合は、さらに時間がかかる場合もあるので注意しましょう。提出前には記入内容や必要書類がすべてそろっているかを十分に確認し、余裕を持って申請を行いましょう。