保育士の転職

最終更新日:

新卒保育士の面接でよくある質問9選!回答例や受け答えのコツを解説

  • #転職の基本
  • #保育士
面接を受ける若い女性

「面接ではどのような質問をされるのだろう…」と不安を抱えている新卒保育士もいるのではないでしょうか。新卒保育士の面接では、人柄や保育に対する熱意など、さまざまな観点から評価されるのが特徴です。 この記事では、新卒保育士の面接でよく聞かれる質問と回答例、逆質問のポイントを紹介します。面接前の準備から受け答えのコツまで、実践的なアドバイスをまとめているので、内定獲得に向けて参考にしてみてください。

この記事を書いた人

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士のお仕事探しならレバウェル保育士 登録する バナー

目次

続きを見る+

新卒保育士の面接で採用担当者が知りたいこと

採用担当者が面接で知りたいことを理解しておけば、面接対策も的確に行えます。ここでは、採用担当者が確認するポイントをまとめました。

人柄や価値観

保育の仕事は子どもたちの成長に関わるので、新卒保育士の人柄や価値観が重要視されます。面接では明るく前向きな姿勢や、子どもを尊重する考え方を持っているかチェックされるでしょう。

職場に馴染めるかどうか、ほかの保育士と良い関係を築けそうかどうかも見られやすいポイントです。質問内容だけでなく、表情や姿勢、話し方からも人柄が判断されるので注意しましょう。落ち着いた態度で自然に振る舞えば、自分の人柄が伝わりやすくなります。

コミュニケーション能力

新卒保育士の面接では、質問の意図を理解した的確な回答ができるかどうかが見られます。保育士の仕事は子どもたちだけでなく、保護者や同僚との関わりも多いため、分かりやすく自分の考えを伝える力が必要です。

面接では、相手の話を聞く姿勢や理解力も見られています。テンポ良く会話できるかどうかも注目されやすく、適切なタイミングで受け答えできる力も評価のポイントです。話すスピードや声の大きさに気を配り、相手に合わせたコミュニケーションができると面接官に好印象を与えられるでしょう。

保育士としての素養

新卒保育士の面接は、保育士に必要な基本的な知識や技術を持っているかどうかも確認されやすいです。実習での学びや、子どもとの関わり方についての考え方などが質問されることもあるでしょう。

学校での学びや実習経験を具体的に話せるよう、事前に整理しておくのがおすすめです。印象に残った出来事や、そこから学んだことを伝えられると好印象を与えられるかもしれません。

園の理念や方針への共感

採用担当者は、応募者が園の理念や方針に共感し、理解しているかを確認したいと考えています。保育園には独自の保育理念や方針があるので、面接前に園のWebサイトやパンフレットを確認し、保育理念や特色について理解しておきましょう。

面接で「なぜこの園を志望したのか」聞かれた際に、園の理念や方針に触れながら答えられると、保育園の方針に共感している姿勢を示せます。

保育の仕事への熱意や園の志望度

保育園側は新卒保育士に長く働いてほしいという気持ちから、仕事に対する本質的な思いや、数ある園の中から選ばれた理由を知りたいと考えています。よって、「なぜ保育士になりたいのか」「なぜこの園を選んだのか」といった質問をされる可能性があるでしょう。

熱意や志望度を問われたときは、具体的なエピソードを交えながら自身の情熱と園への理解度を伝えると、採用担当者に良い印象を与えることが可能です。

新卒保育士の面接でよく聞かれる質問と回答例9選

ここでは、新卒保育士の面接でよく聞かれる質問と面接官に好印象を与える回答例を紹介します。回答例を参考に、自分の言葉でアレンジしてみましょう。

自己紹介をお願いします

面接での自己紹介は、新卒保育士の第一印象が決まる大切な時間です。自分の経験や経歴を盛り込み、笑顔でハキハキと魅力を伝えましょう

○○大学○○科の○○と申します。大学では保育の専門知識を学びながら、ピアノやリトミックの技術も積極的に習得してきました。実習で0歳児から5歳児まで幅広い年齢の子どもたちと関わる中で、一人ひとりの発達に合わせた関わり方の大切さを学びました。特に制作活動を通して子どもたちの創造力を引き出すことに興味があり、大学では子どもの創造力に関する研究も行いました。明るく笑顔を絶やさない性格を活かして、子どもたちが安心して過ごせる保育を提供したいと考えています。

例文では、学生時代に学んだ専門分野や努力したこと、保育に活かせるスキルを具体的に示しています。自分の学歴や経歴、特技を整理しておくと、自己紹介を作成しやすくなるかもしれません。

志望動機を教えてください

志望理由は、採用担当者が新卒保育士の熱意と園への理解度を確認するための質問です。採用担当者が「この人は本当に当園で働きたいんだな」「当園のことをよく理解してくれているな」と感じるような志望理由を伝えましょう

私が貴園を志望した理由は、「子どもの主体性を尊重する」という保育方針に共感したからです。園見学に参加した際、子どもたちが自分で考えて行動する姿や、それを温かく見守る先生方の姿に感銘を受けました。季節の行事を大切にしながらも、子どもたちの興味に合わせた柔軟な活動を取り入れている点も魅力的だと感じました。子どもの「やってみたい」という気持ちを大切にした保育を実践したいと考えているため、ぜひ貴園で保育士としての一歩を踏み出したいと思っています。

ありきたりな志望動機ではなく、自分自身の言葉で、なぜその園で働きたいのかを伝えることが重要です。実際に園見学に参加したり、情報を集めたりして、応募先の保育園ならではの魅力を志望理由に盛り込みましょう

自己PRをお願いします

自己PRでは、保育士としての業務に直接活かせる強みを伝えましょう。たとえば、楽器の演奏や工作、運動など、自分の得意な分野をアピールするのがおすすめです。

私の強みは、音楽活動を通じた子どもとの関わりです。大学ではピアノを3年間継続的に学び、季節の歌や手遊び歌を30曲以上マスターしました。保育実習では、音楽の技術を活かし、子どもたちと一緒に楽しく歌う時間を設けたところ、普段は消極的だった子も自然に参加してくれるようになりました。貴園では、音楽の技術を活かしながら、一人ひとりの子どもの成長に寄り添える保育士として貢献していきたいと考えています。

例文では、具体的なエピソードを交えて説得力を持たせながら、ピアノ演奏が得意なことをアピールしています。自分の強みが子どもたちや園の運営にどのように役立つかという視点で話せば、採用担当者に保育士としての可能性を示せます。

長所・短所を教えてください

新卒保育士の面接で長所・短所を質問されたときは、自分の強みや弱みに結びつく具体的なエピソードを入れましょう。短所を伝えたあと、改善する前向きな姿勢を示せば、自己分析力と成長意欲を示せます

私の長所は、チームで目標を達成する協調性です。大学のゼミで意見が対立した際、私は積極的にメンバーの話に耳を傾け、それぞれの意見の良い点を引き出しました。その結果、全員が納得できる解決策を提案でき、発表を成功させました。この経験から、保育士としてチームで協力しながら、子どもたちの成長をサポートする大切さを学びました。
一方で、私の短所は緊張しやすいところです。この短所を克服するため、事前準備を念入りに行い、深呼吸をする習慣をつけました。今回の面接も、しっかりと準備をして臨んでいます。この緊張しやすいという側面は、子どもの安全や日々の保育内容についてより丁寧で慎重に確認することにつながると考えております。

長所が思い浮かばないときは、少し視点を変えて短所をポジティブに言い換えると強みになる可能性があります。

保育士を目指したきっかけはありますか?

保育士を目指したきっかけを伝える際は、保育への情熱や価値観を明確にして、簡潔にまとめて話しましょう。

保育士を目指したきっかけは、高校生のときにボランティアで参加した地域の子育てイベントです。子どもたちと触れ合う中で、子どもの純粋な笑顔や、日々成長していく姿に感動しました。養成校に入学後は、発達心理学や保育内容など専門的な学びを深める中で、子どもの発達を理解して関わることの大切さを学びました。実習を通じて保育現場の楽しさや難しさを実感し、さらに保育士になりたいという思いが強くなりました。子どもたちの健やかな成長を支えられる保育士になることが私の夢です。

表面的な理由だけでなく、保育士を目指すきっかけとなった出来事を交えて話すと、より説得力が増します

幼稚園ではなく保育園を選んだ理由は何ですか?

幼稚園ではなく保育園を選んだ理由を質問されたら、キャリアに対する考え方や、どのような環境で子どもと関わりたいかを明確に伝えることが大切です。保育園だからこそ実現できる取り組みを挙げて回答しましょう。

私は子どもたちの生活全般に深く寄り添い、長期的な視点で成長を支えていきたいという強い思いから、幼稚園ではなく保育園を志望いたしました。日々の遊びや生活の営みを通じて子どもたちが日々変化し、発達していく姿を間近で見守れる点に大きな魅力を感じています。そのうえで、乳幼児期から幼児期までの成長を継続的に見守り、保護者と密に連携しながら、子どもの育ちを喜び合える環境で活躍したいと考えています。保育実習においても、乳児から幼児まで幅広く関わる中で、それぞれの発達段階に合わせた関わり方の違いや、長期的な成長を見守ることにやりがいを感じました。

例文では、子どもの成長に対する関心や、実習での経験を裏付けとして加え、保育への強い思いを伝えています。

採用後どんな保育をしたいですか?

採用後にどのような保育をしたいかという質問は、面接官が新卒保育士の保育観や主体性を確認するためのものです。具体的なビジョンを明確に伝え、熱意と貢献意欲をアピールしましょう

私が目指す保育は、子どもの個性を大切にしながら、「自分でやってみたい」という意欲を育む保育です。実習中に、子どもが「自分で着替えができた」と喜ぶ姿を見て、自主性を育むことの大切さを実感しました。具体的には、子どもたちが興味を持ったことを発展させる活動を取り入れたいと考えています。たとえば、虫に興味を持った子どもたちと一緒に図鑑で調べたり、実際に観察したりする中で、探求心や思考力を育みたいです。異年齢での関わりも大切にし、年上の子どもが年下の子どもに教える機会を設けるなど、思いやりの心や社会性を育む関わりも大切にしていきたいです。

上記の例文では、具体的な活動例を示し、自分の目指す保育を明確に伝えています。やってみたい保育とその理由が面接官に伝わるよう、自信を持って話すのがポイントです。

なりたい保育士像はありますか?

理想の保育士像は、新卒保育士の面接で質問されがちです。面接前に、自分が目指す保育士の姿を決めておくと、スムーズに答えられます。

私がなりたい保育士像は、「子どもの目線に立って考えられる保育士」です。子どもの言葉や行動の背景にある気持ちや考えを理解し、一人ひとりに寄り添った支援ができる保育士になりたいと考えています。実習中、初めは集団活動に参加できなかった子どもが、少しずつ興味を示すようになった経験があります。その子どもの気持ちに寄り添いながら、無理強いせずに見守ることで、最終的には楽しんで参加できるようになりました。この経験から、子どもの気持ちを尊重し、子どものペースに合わせた関わりの大切さを学びました。日々の保育の中で学び続け、子どもたちにとって安心できる存在でありたいです。

実習での経験や幼いころの体験から得た気づきを盛り込んで、理想の保育士像を伝えるのがおすすめです。応募先の保育園に共感した部分を挙げ、「この園で私の目指す保育を実現したい」とつなげましょう。

ほかの保育園にも応募していますか?

面接官は、新卒保育士の本命度と就職活動への真剣度を探るために、ほかの園の応募状況を確認する場合があります。新卒保育士は、正直に答えつつも、応募先の園への熱意が伝わるように工夫することが重要です。

はい。ほかにも2園応募しています。就職活動を進める中で、子どもの主体性を大切にする保育方針や、保育士の研修制度が充実している園を中心に検討しています。その中でも貴園の子どもたちの生き生きとした表情や、保育士の方々が子どもたちと温かく関わる姿に感銘を受け、ぜひここで働きたいと強く感じています。異年齢保育の取り組みや、自然との触れ合いを大切にされている点も、私が理想とする保育環境だと感じました。内定をいただけましたら、こちらの園で保育士としての第一歩を踏み出したいと考えています。

複数の保育園に応募している場合は、素直に応募状況を伝えた方が無難です。応募先の保育園が本命であることと、志望度が高い理由を伝えましょう。

面接で新卒保育士が逆質問する際のポイント

新卒保育士の面接では、最後に「何か質問はありますか?」と聞かれる場合があります。逆質問の機会を活用して、疑問点を解消したり、園への関心を示したりすることが可能です。

質問する内容を事前に決めておく

面接で逆質問する内容は、事前に2〜3個用意しておくと安心です。スムーズに質問できると、準備の良さや園への関心の高さをアピールできます。逆質問の例は以下のとおりです。

  • 新人保育士のサポート体制について教えてください

  • 園で大切にしている行事や活動について詳しく知りたいです

  • 保育の中で特に力を入れていることはありますか?

上記のような逆質問をすれば、真剣に園の環境や方針を知りたいという熱意を伝えられます。自分と園の相性を確認する機会にもなるので、積極的に逆質問をしましょう。

園のWebサイトや求人情報に載っている内容は聞かない

ホームページや募集要項に明記されている情報を質問すると、事前準備が不足していると思われる可能性があります。面接前に園の情報をしっかり調べ、どこにも載っていない内容を質問しましょう

たとえば、「保育理念は何ですか?」と聞くのではなく、「○○という保育理念を実践するために保育でどのような工夫をされていますか?」と掘り下げた質問をすると園への関心度と主体性が伝わりやすくなります。

給与や待遇面の質問ばかりするのは避ける

新卒保育士の面接で給与や休暇、勤務時間などの待遇面ばかりを質問すると、「待遇しか見ていない」という印象を与えかねません。面接は、どれだけその園で働きたいか、保育に情熱を持っているかを伝える場です。面接中は保育内容や園の特色に関する内容を中心に質問し、待遇面は内定後に聞くのが無難です。

どうしても確認したい場合は「入職後のキャリアパスについて教えていただけますか」など、前向きな姿勢が伝わる聞き方を心掛けましょう。

応募先の保育園で働きたい意思が伝わる質問にする

逆質問は単なる疑問解消のためだけではなく、新卒保育士が熱意と園への理解度をアピールする機会です。具体的な保育内容や教育方針に触れる質問をすれば、園への関心の高さを示せます

たとえば、「貴園のモンテッソーリ教育について、特に力を入れている点を詳しくお伺いしてもよろしいでしょうか?」といった質問は教育方針に共感して実践したいと考えていることをアピールできるでしょう。

面接で新卒保育士が質問に受け答えするときのコツ

新卒保育士の面接での受け答えは、内容だけでなく伝え方も重要です。ここでは、面接官に好印象を与える受け答えのコツを解説します。

結論から伝える

面接で質問されたら、最初に結論を述べてから具体例を話すと、面接官に内容が伝わりやすくなります。保育現場では保護者への連絡や報告も多いため、簡潔に伝える力があると評価されやすいです。

新卒保育士の面接では、要点をまとめる力も見られています。「私の長所は協調性があるところです。実習では〜」というように、答えを先に伝えてから詳しい説明をしましょう。話が整理されていると、論理的に考える力や伝える力をアピールできます。

1分以内で簡潔に回答する

新卒保育士の面接では、質問への回答を1分程度にまとめましょう。長過ぎる回答は要点がぼやけて、面接官に負担をかけてしまいます。事前に回答を考えておき、必要なポイントに絞って伝える練習をしておくことが大切です。

志望動機や自己PRなど、聞かれる可能性が高い質問は、時間を計りながら練習しておくと安心して本番に臨めます。保育への熱意や自分の強みが伝わる内容を厳選して盛り込みましょう。

笑顔で明るい印象を与える

保育士は子どもたちに笑顔で接することが求められます。面接の場においても新卒保育士が笑顔で明るく受け答えすると、面接官に「子どもにも柔らかな表情で接してくれそう」という印象を与えられるかもしれません。

緊張すると表情が硬くなりやすいですが、自然に微笑めるようリラックスして面接に臨むことが大切です。過度に作った笑顔にならないよう、鏡の前で自然な笑顔を練習しておきましょう。

目線や姿勢、相槌も意識する

面接で話を聞いているときの姿勢や目線、適切なタイミングでの相槌も、コミュニケーション能力を示す要素です。保育現場では子どもや保護者、同僚との関わりが重要視されるので、基本的な姿勢も評価のポイントになります。

新卒保育士は面接官の目を見て話を聞き、適度に頷いたり、発言したりして聞く姿勢をアピールしましょう。面接中は背筋を伸ばし、前のめりや後ろに反り過ぎない自然な状態を保つのも重要です。

新卒保育士が面接前に準備しておきたいこと

新卒保育士が面接で良い結果を得るためには、事前準備が必要です。ここでは、面接前に準備しておきたいことを解説します。

応募先の保育園の理念や方針を調べる

新卒保育士は、面接前に保育園の保育理念や方針を調べておきましょう。志望先の保育園のことをどれくらい理解しているかで、選考に差がつく可能性があります。園のWebサイトやパンフレット、求人票は貴重な情報源です。「どのような特色があるのか」「どういった保育を大切にしているのか」をしっかり把握しておくことが大切になります。

志望動機を質問されたとき、「貴園の〇〇という保育方針に共感し...」といったように具体的に共感した感じた部分を答えられるよう、園の特色と自分の保育観を結びつけて準備しておきましょう。

園見学に行く

新卒保育士は面接前に園見学に参加すると、実際の保育現場の雰囲気を知れるので、より説得力のある志望理由を作れます。「見学で拝見した〇〇の活動に感銘を受けました」といった、具体的な体験に基づいた発言は面接官に好印象を与えられます。見学時には子どもたちの様子や保育士の関わり方、施設の特徴などをメモしておきましょう。

また、園見学は保育士自身が「この園で働きたいか」を判断する機会にもなります。新卒保育士が就職先選ぶ際は、実際の職場の雰囲気を感じることも大切です。

時事ニュースを確認する

新卒保育士の面接では、保育に関する最新のニュースについて質問される場合があります。保育士として業界の動向に関心を持っていると、採用担当者に良い印象を与えられるかもしれません。保育士不足や待機児童問題、新しい保育制度など、業界の課題について自分なりの考えを持っておきましょう

「保育に関する最近の関心事は何か」と尋ねられたとき、明確な回答ができれば保育への意識の高さをアピールできます。新聞やニュースの保育関連の記事に日ごろから目を通し、情報をアップデートする習慣をつけることが大切です。

自己PR・志望動機を伝える練習をする

新卒保育士の面接でよく質問される自己PRと志望動機は、書面で整理するだけでなく、実際に声に出して練習しておくのがおすすめです。友人や家族に聞いてもらったり、時間を計ったりして、話し方や表情も含めて改善点を見つけましょう。録画して自分の様子を客観的に確認する方法も役立ちます。

緊張しやすい新卒保育士は、何度も練習して自信をつけておくことが重要です。転職エージェントを活用すれば、自己PRや志望動機の添削、模擬面接といったサポートを受けられます。プロのキャリアアドバイザーに、面接対策を手伝ってもらえば、安心して本番に臨めるでしょう。

新卒保育士の面接に関してよくある質問

ここでは、新卒保育士の面接に関してよくある質問にお答えします。

新卒保育士が面接で気をつけた方が良いマナーは?

新卒保育士の面接では、清潔感のあるシンプルな服装が基本となります。派手な色やデザインは避けましょう。髪型も清潔感を意識し、長い髪はきちんとまとめておくと好印象を与えられます。

会場には、10〜15分前に到着しておくと安心です。受付から退室まで、言葉遣いを丁寧に、敬語を正しく使うことが求められます。

新卒保育士が面接で質問された際のNGな回答は?

新卒保育士が面接中に質問されたときは、「特にありません」「よく覚えていません」といった曖昧な回答を避けるようにしましょう。また、緊張していると質問に対して無言になりやすいですが、コミュニケーション能力に疑問を持たれる原因になり得ます。

経験を盛ったり、持っていないスキルがあると嘘をついたりするのも、あとあとトラブルになるかもしれません。その場では面接官に良い印象を与えられたとしても、入社後にできないことがバレれば信頼関係が崩れてしまいます。正直に自分の強みや課題を伝え、前向きな姿勢で臨みましょう。

面接中に緊張で上手く質問に答えられないときはどうすれば良い?

新卒保育士が面接中に緊張して言葉に詰まってしまったときは、無理に答えようとせず「少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」と伝えましょう。深呼吸をして考えをまとめる時間を作ると、落ち着いて回答できます。

質問の意味が分からない場合は、黙り込むより分からない部分を尋ねる方が好印象です。保育現場においても、分からないことを確認する姿勢は大切なので、積極的な態度と評価される可能性もあります。完璧な答えよりも、コミュニケーション能力をアピールする機会だと考えてリラックスして面接に臨みましょう。

面接前に何をしておけば良いか分からないという方は、本記事の「新卒保育士が面接前に準備しておきたいこと」を参考にしてみてください。

まとめ

新卒保育士の面接では、人柄や保育への熱意が重視されます。面接官は「子どもの成長を支える保育士として適性があるか」「園の理念や方針に共感しているか」を確認しようするのが特徴です。具体的には、保育士を目指したきっかけやなりたい保育士像などを質問される傾向にあります。

面接中は笑顔で明るく落ち着いた態度を心掛け、自分の言葉で具体的なエピソードを交えながら答えるのがポイントです。事前に園の情報を集め、志望理由や自己PRを整理しておけば、自信を持って面接に臨めます。面接は、新卒保育士が園への熱意と保育への情熱を伝えるチャンスのため、積極的に自分をアピールしましょう。

新卒保育士の面接で「志望動機を上手く伝えられるか心配」「面接での受け答えが不安」という方は、「レバウェル保育士」にご相談ください。「レバウェル保育士」では、保育業界に精通したキャリアアドバイザーが志望動機の作り方から模擬面接まで、内定獲得に向けた実践的なアドバイスを提供しています。自己PRの添削や面接対策など、新卒保育士の就活における不安を一つひとつ解消できるサポートを行っているので、ぜひご相談ください。

執筆者

A

「レバウェル保育士」編集部

保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。

この記事をシェアする

  • Facebookでシェアする
  • Xでポストする
  • LINEで送る
  • はてなブックマークでブックマークする

保育士・幼稚園教諭の転職なら

レバウェル保育士
  • 非公開
    求人あり

  • LINEで
    気軽に相談

  • 面接対策
    ・条件交渉

転職サポートを受けてみる