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保育士資格のメリット・デメリットとは?保育園の種類、雇用形態別に解説
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「保育士のメリットは何?」と疑問に思う方もいるかもしれません。保育士のメリットは、「資格が一生有効であること」や「子どもたちから元気をもらえること」です。 この記事では、保育士資格や働くうえでのメリット、デメリットに感じる理由を解説します。保育士を目指す方や転職を考えている方は、キャリア選択の判断材料として参考にしてみてください。
目次
保育士資格のメリット
保育士資格のメリットは、更新の必要がないことや働き方の選択肢が広いことなどです。ここでは、保育士資格の主なメリットを5つ紹介します。
更新の必要がなく一生ものの資格になる
保育士資格は更新の必要がなく、一生有効な資格です。年齢を重ねても、体力があったり働き方を工夫したりすれば保育士として働き続けられます。また、育児や介護などにより保育士のブランクがあっても、資格は有効なため復職可能です。実務経験がなくても資格があれば、働きたいと思ったときに保育士としての就職を目指せます。
安定性の高い仕事に就職できる
保育士資格を取得するメリットは、安定性の高い仕事に就職できることです。少子化が進む中でも保育士の人手不足は業界の課題となっているため、仕事がなくなる可能性は低いといえます。また、子どもの気持ちに寄り添うことから、保育士の仕事内容の大部分はAIや機械などに代替できません。この先AIや機械技術が発展しても、保育士の需要は高いといえます。
働き方の選択肢が幅広い
保育士は就職先や雇用形態など、働き方の選択肢が広い点がメリットです。保育士資格は保育園だけでなく、認定こども園やベビーシッター、託児所、発達支援施設などでも活かせます。また、プライベートの事情に合わせて、正社員やパートなど雇用形態を変えることも可能です。保育施設は全国にあるため、引っ越しにより住む地域が変わっても保育士資格があれば仕事を探しやすい点もメリットといえます。
子育てに理解を得やすい職場で働ける
保育士は子どもを保育するという職業柄、出産や育児によるプライベートの事情に理解を得やすい職場で働けることがあります。育児中の保育士が多い職場では、職員同士が助け合ったり協力体制が整っていたりする場合もあるようです。保育士は、職員体制が整っていたりパートで短時間勤務にしたり、子育てと両立しやすい職場へ就職できる可能性があります。
知識やスキルの証明として転職で役立つ
保育士資格は知識やスキルの証明として、転職時に役立つ点がメリットです。保育士は国家資格で簡単に取れる資格ではないため、社会的な信用度も高くなります。保育施設だけでなく、おもちゃメーカーや育児用品、テーマパークの職員など、子どもと関わる仕事であれば、転職時に保育士資格が評価されるかもしれません。
保育士として働くメリット
保育士は子どもと関わるなかで、元気をもらえたりスキルアップできたりするメリットがあります。ここでは、保育士のメリットのなかでも働くうえでのやりがいや魅力を紹介するので、参考にしてみてください。
子どもから元気をもらえる
保育士として働くメリットは、子どもから元気をもらえることです。子どもの無邪気な笑顔や元気に遊ぶ姿は、保育士として働く活力になります。子どもの発言や行動に癒されたり笑わせてもらったりして、気持ちが前向きになることもあるでしょう。「登園時に、笑顔で走り寄ってきてくれた」「活動に取り入れたゲームが盛り上がり、楽しく遊んでくれた」というように、保育士はさまざまな場面で子どもから元気をもらえます。
子どもの成長が見られる
子どもの成長からやりがいを感じられることも、保育士として働くメリットです。保育士は、0歳から就学前までの数年間、子どもの成長を見守ります。言葉が話せるようになったり縄跳びが飛べるようになったり、子どもの成長を直接見て職員や保護者と一緒に喜べることは、保育士ならではの特権といえるでしょう。指導やサポートしたことによって成長がみられると、保育士として働くやりがいにつながることもメリットです。
実務経験からスキルアップできる
保育士として働くメリットには、実務経験から幅広い学びを得られる点も挙げられます。声掛けの仕方を工夫してみたり興味関心に合わせて遊びを変えてみたりと、保育士は日々試行錯誤しながら子どもたちとの関わり方を考えます。保育士として長く働きづづければ続けるほど、多くの経験から対応力や実践的なスキルを磨けることが可能です。
保護者から感謝される
保護者から感謝されることでやりがいを感じられる点も、保育士として働くメリットです。日々の仕事のなかで、「泣かずに毎日楽しく保育園に通えるようになった」「トイレができるようになった」「発表会での成長に感動した」など、保護者から子どもの成長に関して感謝される場面もあります。自分がサポートした業務で感謝の言葉をもらえると、保育士として働く意欲につながりやすいでしょう。
社会貢献につながる
保育士として働くメリットは、社会貢献につながることです。保育士がいることにより、待機児童や人手不足の解消につながります。また、保育園では基本的な生活習慣や社会のルールも教えるため、将来を担う子どもの成長に貢献できる点も魅力の1つです。保育士は共働き世帯を支えたり子育てをサポートしたり、社会貢献につながる重要な役割を担っています。
保育士が働くうえでデメリットを感じる理由
保育士として働く際には、大変さや辛さを感じることもあるようです。ここでは、保育士が働くうえで、どのような理由でデメリットを感じるか解説します。
不規則な勤務になりやすいから
保育士は不規則な勤務になりやすい点に、デメリットを感じることがあるようです。保育園で働く保育士の場合、一般的にシフト制で働くことになるため、朝番・中番・遅番など日によって勤務時間が異なります。
保育園は月〜土曜が開園日となっているため、日曜日と平日のいずれか1日といった休みが不規則になることも考えられるでしょう。土日休みとは限らないため、家族や友達とスケジュールが合わせにくい点を不満に思うことがあるかもしれません。
休みが取りづらいから
保育士は、休みが取りづらい点をデメリットに感じることもあるようです。人手不足の職場では、休むとほかの保育士への負担が大きくなるため、急な休みや有給を取りづらいと感じやすくなります。保育士は子どもの人数に対して必要な数が決まっているため、代わりの人がいないと有給を取得できない場合があるようです。また、行事の前や年度末などの繁忙期は対応する業務が増えやすいことから、休みが取りづらい可能性もあります。
責任の重い仕事の割りに給料が見合わないから
保育士のデメリットは、責任の重い仕事の割りに給料が見合わないと感じる点です。保育士は、子どもの安全を守ったり緊急時の対応をしたり、責任の重い役割を担っています。ほかの仕事と比べると、子どもの命を守る責任の重い仕事にも関わらず給料が割に合っていないとネガティブなイメージを持つ方もいるようです。
保護者対応で悩むことがあるから
保育士は、保護者対応で悩む点にデメリットを感じることもあるようです。「園の運営方針に理解が得られない」「度が過ぎた要求を受ける」など、保護者対応が保育士の悩みの種につながる場合も考えられます。保護者とのコミュニケーションが上手く取れていないと、トラブルになる可能性もゼロではありません。
体力的に辛いから
保育士として働くデメリットには、体力的な辛さを感じることも挙げられます。子どもを抱っこしながら保育したり走り回る子どもを追いかけたりと、保育士は体力が必要な仕事です。保育士が体調不良や足腰を痛めているときは、仕事内容に身体的な辛さを感じることもあります。なかには、年齢による体力低下により、以前よりも仕事を大変だと思う方もいるようです。
【保育園の種類別】保育士のメリット・デメリット
ここでは、保育園の種類別の主なメリット・デメリットを解説します。公立保育園や私立保育園ならではのメリット・デメリットを参考にしてみてください。
【公立保育園】公務員保育士のメリット・デメリット
公務員保育士として公立保育園で働くメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット |
収入が安定している・定期的な昇給がある・退職金、福利厚生が充実している | 競争率が高い・異動がある |
公務員保育士は、企業のように倒産や業績不振などによる給与やボーナスへの影響を心配する必要がありません。手当や退職金、年金制度などが充実しており、安心して働き続けられます。一方で、安定性や福利厚生の充実から競争率が高いため、公務員保育士になるのが難しいことがデメリットです。
地方公務員は異動があるため、公務員保育士も3〜4年単位で職場が変わることがあります。自治体内での異動になりますが、保育園以外の子育て支援センターや児童福祉施設で働く可能性もあるようです。
【私立保育園】保育士のメリット・デメリット
私立保育園における保育士には、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
自分に合った保育方針の職場が選べる・異動や転勤がない | 活動内容や行事によっては業務負担が大きくなる |
私立保育園は基本的に異動や転勤がないため、同じ職場で長く働き続けられる点がメリットです。一方で、「行事が多い」「イベントの規模が大きい」「ピアノの練習が必要」など、活動内容によっては業務負担が増える点をデメリットに感じることもあります。
【小規模保育園】保育士のメリット・デメリット
小規模保育園で働く保育士のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット |
子どもの定員が少なく目が行き届きやすい・家庭的な雰囲気のなか保育できる・行事や会議による負担が少ない・乳児保育のスキルを磨ける | 保育対象が0~2歳児までに限られることがある・大きな行事やイベントによるやりがいは感じられない |
小規模保育園は、子どもの定員が少ないため、目が行き届きやすかったり家庭的な雰囲気のなか保育ができたりする点がメリットです。子どもの受け入れを0〜2歳児に限定している小規模保育園もあり、3歳以上の幼児保育のスキルを磨きたい人はデメリットに感じることもあります。
【企業内保育園】保育士のメリット・デメリット
企業内保育園とは、企業が従業員のために設置する保育施設のことです。企業内保育園における保育士の主なメリット・デメリットは、以下のようになっています。
メリット | デメリット |
企業で働く社員と同等の給与や福利厚生が受けられる・少人数でアットホームな保育ができる・保護者と連絡が取りやすい | 園庭や自然環境がない場合がある・企業の業績が園の運営に影響する |
経営が安定していたり業績が良かったりする企業であれば、給与や福利厚生が充実している場合があります。企業が入るビルやその近くで保育するため、保護者と連絡が取りやすい点もメリットです。一方、オフィス街や駅の近くに企業内保育園がある場合は、園庭や自然環境がないなか保育する点にデメリットを感じることもあるかもしれません。
【認定こども園】保育士のメリット・デメリット
認定こども園には、保育園と幼稚園の機能を併せ持っている点に、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
保育と幼児教育のスキルを同時に磨ける・行事やイベントの経験を積みやすい | 幼稚園教諭免許状の取得が必要になる可能性がある・法律や制度が改正される可能性がある |
認定こども園では、保育と幼児教育のスキルを同時に磨きながら保育士としてのキャリアアップができます。保育園に比べて行事やイベントの開催が多かったり、規模が大きかったりすると、準備や運営のスキルが身につくかもしれません。なお、2006年に制定されたことから認定こども園はほかの施設形態と比較すると歴史が浅いため、法律や制度の改正による影響を受けやすい点に注意が必要です。
【雇用形態別】保育士のメリット・デメリット
ここでは、雇用形態別における保育士のメリット・デメリットを解説します。雇用形態別ならではの働き方や待遇における、メリット・デメリットを参考にしてみてください。
正社員保育士のメリット・デメリット
正社員保育士は、主に以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
雇用や収入が安定する・賞与や退職金、福利厚生が受けられる・キャリアアップのチャンスがある | クラス担任や役職など責任の重い仕事を任される・残業しなければならないことがある |
正社員保育士は、収入が安定したりキャリアアップのチャンスがあったりする点がメリットです。クラス担任や役職に就けることから、さまざまな経験を経て保育士としてのキャリアを磨けるでしょう。一方で、契約社員やパート社員には任されない仕事を担当するため、責任の重さにデメリットを感じることもあります。
契約社員保育士のメリット・デメリット
契約社員保育士とは、雇用期間に定めがある「有期労働契約」を結んで働く方のことです。契約社員保育士のメリット・デメリットは、以下のような内容が挙げられます。
メリット | デメリット |
短期間だけ働くこともできる・正社員登用のチャンスがある・お試しで働ける | 契約は更新されない可能性がある・昇給や昇進の機会が少ない・賞与や退職金が出ない |
契約社員は期間の定めがあるため、「短期間だけ働きたい」「お試しで働いてみたい」といった方にとってメリットを感じやすいでしょう。正社員登用制度の実績があったり、職場が人手不足だったりすると、働きぶりが評価されることで正社員を目指せる可能性があります。一方、契約社員は契約更新にならないこともあるため、雇用の不安定な点がデメリットです。
パート・アルバイト保育士のメリット・デメリット
パート・アルバイト保育士には、主に以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット |
正社員に比べ勤務日数少なかったり時間が短かったりする・クラス担任や役職などの
責任の重い仕事を任されない | 雇用や収入が不安定になる・賞与や退職金がない・キャリアアップしにくい |
パートやアルバイト保育士の場合、1日6時間や週3〜4日などプライベートと両立しやすい求人を探せる可能性があります。朝番や遅番だけなど、勤務時間や曜日を固定して働けることもあるようです。
一方、パートやアルバイトの保育士は、時給制のため収入が不安定な点はデメリットです。パートやアルバイトの保育士はクラス担任や役職に就くことがないので、キャリアアップしにくい点をデメリットに感じる場合もあります。
派遣保育士のメリット・デメリット
派遣保育士とは、雇用主が人材派遣会社の保育士です。人材派遣会社から保育園に派遣され、基本的に有期雇用で働くことになります。派遣保育士ならではのメリット・デメリットは以下のとおりです。
メリット | デメリット |
突発的な残業が少ない・直接雇用のパートに比べ時給が高めに設定される・さまざまな職場で経験を積める・紹介予定派遣の場合は直接雇用になれる可能性がある | 賞与がない・収入が上がりにくい・雇用が不安定 |
派遣保育士は勤怠管理を派遣会社が行っているため、基本的に突発的な残業や持ち帰り仕事がない点がメリットです。派遣の期限が満了すると別の保育園に派遣されるため、あらゆる職場で経験を積んでスキルを磨けます。賞与がなかったり雇用が不安定だったりする点は、正社員保育士に比べてデメリットに感じることもあるようです。
保育士と幼稚園教諭のメリット・デメリットを比較
保育士と幼稚園教諭は、資格や仕事内容、働き方などに違いがあります。ここでは、保育士と幼稚園教諭のメリット・デメリットを比較するので参考にしてみてください。
資格のメリット・デメリット
保育士資格と幼稚園教諭免許は更新の必要がなく、一生モノの資格になる点がメリットです。保育士資格と幼稚園教諭免許は、以下のように種類や取得方法、更新について違いがあります。
保育士資格 | 幼稚園教諭免許 | |
資格の種類 | 1つのみ | 専修、一種、二種の3種類 |
資格の取得方法 | 保育士養成施設の専門学校、短大、大学のいずれかを卒業する・または保育士試験に合格する | 文部科学省認定の教育課程を持つ大学、短大、専門学校のいずれかを卒業する |
資格の更新 | 更新は不要 | 2022年7月1日時点で有効な免許状は更新が不要 |
保育士資格は保育士試験で取得可能なため、社会人になってからでも挑戦しやすい傾向にあります。幼稚園教諭免許状の種類は3つあり、二種免許の場合は園長になれませんが、短大や専門学校で取れるため早く働ける点がメリットです。
仕事内容のメリット・デメリット
保育士と幼稚園教諭は、以下のように関わる子どもの年齢や定員が異なるため、主な仕事内容にも違いがあります。
保育士 | 幼稚園教諭 | |
関わる子どもの年齢 | 0~6歳 | 3~6歳 |
1人当たりの子ども定員 | 0歳児3人・1歳児6人・2歳児6人・3歳児15人・4歳児25人・4歳児25人 | 1クラス35人以下 |
主な仕事内容 | 子どもの保育 | 幼児教育 |
参照:e-GOV法令検索「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準 第三十三条」・e-GOV法令検索「幼稚園設置基準 第三条
」
幼稚園教諭に比べ保育士は、0〜6歳と幅広い年齢の子どもと関わり保育のスキルを磨けるメリットがあります。また、保育士は幼稚園教諭に比べ、1人で担当する子どもの人数が少ないのもポイントです。
保育士の主な仕事内容は保育であるため、幼児教育に携わる機会が幼稚園教諭に比べ少ない点をデメリットに感じることもあります。遊びや製作、運動などを通した幼児教育に携わりたい方は、幼稚園教諭のほうが向いているかもしれません。
働き方のメリット・デメリット
保育園と幼稚園は、以下のように開園日や開園時間も異なり、保育士や幼稚園教諭の働き方にも違いがあります。
保育園 | 幼稚園 | |
開園日 | 月~土曜日 | 月~金曜日 |
開園時間 | 7時~18時ごろ | 8時半~14時ごろ |
休園日 | 日曜・祝日・年末年始 | 土曜・日曜・祝日・春夏冬秋休みやGW、お盆、年末年始などの大型連休 |
保育士も幼稚園教諭も、正規雇用であれば1日8時間、週40時間働くのが一般的です。保育園は幼稚園に比べて園の開園時間が長いため、保育士はシフト制で不規則な勤務になったり年間休日が少なかったりする点は、幼稚園教諭に比べてデメリットに感じることもあります。ただし、幼稚園教諭も、預かり保育によって延長して子どもを保育したり、休園日に交代で出勤したりすることもあるようです。
保育士のメリットに関するよくある質問
ここでは、保育士のメリットに関するよくある質問にQ&A形式で答えます。仕事内容や資格の取得方法に関するメリットについて、参考にしてみてください。
保育士の良いところ・悪いところは?
保育士の良いところは、「一生モノの資格になる」「子どもから元気をもらえる」などです。シフト制で不規則な勤務になったり、体力的な辛さを感じたりすることは、保育士の悪いところと感じる可能性があります。保育士のメリット・デメリットの詳細は、この記事の「保育士として働くメリット」や「保育士が働くうえでデメリットを感じる理由」を参考にしてみてください。
4年制大学を卒業して保育士資格を取るメリットは?
4年制大学を卒業して保育士資格を取るメリットは、複数の資格取得を目指したり教養や言語などを履修したりと、幅広い分野をじっくり学べることです。大学によっては保育士資格と合わせて、幼稚園教諭や小学校教諭の免許が取れることもあります。保育以外の分野も同時に学べば、就職の選択肢が広がりやすくなるでしょう。また、4年制大学卒は、短大卒や専門卒に比べて初任給が高く設定されている傾向にあるのもメリットといえます。
国公立大学で保育士資格を取得するメリットは?
一般的に私立大学に比べ、国立大学は学費が安い点がメリットです。学費は安いほうが、奨学金の返済や保護者への負担を減らせます。また、国立大学は国から支援されるため教育環境や設備が整っていることもメリットとして挙げられるでしょう。国立大学の受験科目は私立大学に比べ多くなる傾向ですが、受験勉強により身につけた知識や学力は社会人になっても活かせます。
まとめ
保育士資格のメリットは、更新の必要がないことや働き方の選択肢が広いことなどです。保育士の仕事は、子どもから元気をもらえたり保護者から感謝されたりする魅力もあります。一方、保育士のなかには、不規則な勤務になりやすいことや休みが取りづらいことなどでデメリットを感じる方もいるようです。保育士の資格取得や働き方が自分に向いているかどうかを分析し、今後のキャリアにつなげましょう。
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執筆者

「レバウェル保育士」編集部
保育士・幼稚園教諭専門の転職エージェント「レバウェル保育士」が運営するメディア。現役の保育士とこれから保育士を目指す方に向けて、仕事や転職に役立つ情報をお届けします。記事を通して不安や悩みが少しでも解消する状態を目指し、皆さんのキャリア選択を支援します。